ティルミナ
てぃるみな
CV:宮本侑芽
ティルミナとは、『くまクマ熊ベアー』の登場人物である。
クリモニアの町に住むシングルマザー。推定年齢20代後半。
かつてはロイ、ゲンツとチームを組み、冒険者として鳴らしていたが引退しロイと結婚、フィナとシュリの2人の娘を産み育てている美人で優しいお母さんである。ただし、胸はやや残念らしい。
しかし、シュリが生まれる直前にロイが死亡、ティルミナ自身も不治の病に倒れてしまう。
かつての仲間・ゲンツも、幼い娘たちもティルミナの死期を悟りながらも何とか支えようとするが、フィナがユナと知りあってほどなくして容態が急変、危篤状態になってしまう。
フィナが藁にも縋る想いでユナに助けを求め、彼女は昏睡状態とティルミナの意識をわずかに呼び起こした後、治癒魔法の応用法を変えてティルミナの病気を全快させることに成功する。本来なら莫大な治療費を払うべきところだがユナは固辞し、代わりにゲンツとティルミナの仲を取り持つ。健康を取り戻したティルミナは、ゲンツのプロポーズを受け再婚することになった。
ゲンツのギルド職員としての稼ぎもあるため無理して働くこともなくなったのだが、「働いていないと落ち着かない」と回復後に職探しをしていたところ(当初は冒険者に復帰しようとしたが、家族総出で止められた。危険な仕事なので無理もないだろう)、そこで苦境にあえいでいた孤児院を助けるために養鶏場を作ったユナに捕まり、読み書きや計算ができたことからめんどくさがりのユナに養鶏場やその後に作った洋食屋「くまさんの憩いの店」の事務仕事を押しつけられてしまった。
とはいえ命の恩人であるユナの頼みは無碍にすることはなくやや不満をこぼしながらも支配人業に励んでいる。
※アニメ版では就職したのちに再婚している。
何だかんだでユナのことは信頼しており、彼女についていくことが多いフィナのことを任せている。これは、自分が病気の時にフィナに苦労を掛けたことから、これからを楽しんでほしいという想いから来ており、少し寂しく思いながらも、娘と彼女が慕うクマの少女のことを見守っている。
ただし、相談も無しに解体用のためとはいえ高級品であるミスリルナイフ(フィナによれば両親が相当長く働いた末にようやく購入できるレベルの金額)をポンと娘2人のために発注してしまった時は流石にユナに対し軽くお説教と注意を促していた。
……のだが、アニメ第2期第7話のこのシーンでは、ユナがご機嫌取りに差し出したショートケーキ(試作品)を
「食べ物で私が誤魔化されるとでも……」
と言いながらも次のカットで
「うーん、甘い、甘いわ~♡」
と、その美味しさに即落ちした。