CV:巽悠衣子
概要
『くまクマ熊ベアー』の登場人物。
クリモニアの街の領主クリフ・フォシュローゼの妻で、シアとノアール(ノア)姉妹の母。
年齢は35歳のはずなのだが、10歳は若く見える。同じく母親キャラであるティルミナとは別ベクトルで美人なお母さん。
フォルオート王の補佐官的地位(本人曰く「雑用」)にあり、そのために王都に暮らしており、王都にある学校に通うシアも同居している。
娘たち(やユナやフィナ)の前では、いつもニコニコしているあらあらうふふ系お母さんなのだが、そこは貴族の奥方でもあるため相手の緊張や警戒を解くための気安さの演出である側面(それが解らない政敵あたりには侮られる事もあるが、それすらも相手の油断を誘うための計算の内)もあり、一方で厳しい面を見せる事もある。なので、それに気付いているユナからは腹黒認定されてしまっている(本人としては不本意で癒し系に見てもらいたがっており、事あらばユナにアピールしまくっているが肝心のユナからは「そーゆートコだよ」とツッコまれる事多々)。
クリモニアの街に帰り、クリフやノアと暮らしたいと希望しているが、フォルオート王からの信頼は厚く、廷臣からの信望も集めているため、いまだ希望はかなわず宮廷の仕事を辞めることができない模様。
なお、本人曰く「クリフよりも権力がある」とも取れる発言をしているが、フォシュローゼ家がクリフの血筋なのか、それとも彼女の血筋(この場合、クリフは婿養子)なのかは不明。
表情には出さないものの、騎士道精神にあふれるシアが学生のだれにも負けたことがなく天狗になっていることを苦々しく思い、不安に思っていたが、「上には上がいる」ことを教えるため、王都までノアの護衛をしてきたユナにシアが挑戦することを黙認。思惑通り、シアに「上には上にいる」ことを教え、修行をつづけさせることに成功する。
また、娘たちとユナの作ったプリンや、手に持って食べるハンバーガーやフライドポテト、ピザの虜となり、ユナに食べ物を出す店を出すことを勧め、クリモニアの街に「くまさんの憩いの店」を開店させるきっかけとなる。
ユナのことは個人的に気に入っており、養子にしようかと考えたほど。
なんだかんだでユナは断ったが、万能すぎるが故に孤立しかねない彼女のことをその後も気にかけており、学園の野外学習の護衛依頼をやらせることでユナに同い年の友人とも言える存在を作らせようと計らったことも明かされている(ただし、いずれも貴族や騎士団長などの高位な役職の子息・息女に偏っているが)。
総じて、夫と同様親としても貴族としても有能な好人物と言える。
関連タグ
シア・フォシュローゼ:長女
ノアール・フォシュローゼ:次女