概要
テメノス編に登場する神官。おとなしい印象で可憐な雰囲気の女性。
テメノスを気遣っており、そんな彼女のことをテメノスは「お節介」と言いながらも悪くは思っていない様である。
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※ここから先はエクストラストーリーのネタバレが書かれているので注意。
ネタバレ
上記は仮の姿。
彼女のプロフィールの左端を縦向きに読むと「すべてうそ」に観の鋭いプレイヤーは気づいたであろう(なお、彼女に試合を挑んだりけしかけたり、気絶させると…)
彼女は実は元凶の一人で、本名は「アルカネット」(こちらも植物のミントと同じハーブである)
彼女はテメノス編の黒幕であるカルディナの一族を襲撃させ、その生き残りであるカルディナが堕ちる原因(とはいえ、復讐の為に仲間すら殺したり重傷を負わせたりと同情出来ない所は多いが)を作った月影教の先導者である。
さらに彼女は長い年月を生きていた身である(ソローネ編の黒幕であるクロードもである)
それに気づいたソローネ曰く「見た目が若い老人は他にいた」とクロードの事を思い出すが、当然ながらソローネ編の序盤で彼女やピルロ達に盗ませた杖等彼女の物語とも繋がっていた。
そんな彼女にアルカネットは「あなたの首輪はまだ付いてる」と意味深な発言をした。
さらに意外にもアグネア編とも関わりがあり、アグネアが出会ったジゼル一座(全員女性の劇団一座)の脚本家の女性のタンジーは彼女を盲目的に慕っていて困ったときに叫ぶ「女神様」は彼女の事であり、辛い過去から自分を救ってくれた彼女の為なら明日すらいらない程だが…アルカネットは最初から彼女を利用するつもりだった。
そして、邪神復活の為に彼女は生贄にされた(タンジーがいなくなった後の一座が心配だが、システム上の都合か誰もその事について騒いでいなかった)
終始明るく悪役や凶暴なイノシシすら改心し和解出来るアグネア編だが、ここでまさかの死者の登場である(同じく明るい雰囲気のパルテティオ編の彼女は不穏ながら無事なので、死者が一人も出てこないのは彼の物語ぐらいである)
真実を知りながらも、直接手を出した訳じゃなくても教皇イェルクや友でもあるクリックの死は彼女が原因でもある事からテメノスは七人の仲間達と共に立ち向かう。
そして彼女は不敵な笑みを浮かべながら絶命する。
その際、テメノスは「もう、あなたのお節介を受けなくて済みますね」と皮肉とも哀れみとも言える発言をする。
その可憐な雰囲気からそうには見えないが、彼女も物語の黒幕であった。
教皇イェルクはその事を知った上でテメノスに伝えようとして直接手を出した訳じゃないものの殺されたのである。
なお、手記によるとアルカネットはカルディナの力が不完全である事を知っていたらしい。
人は第一印象だけじゃわからない物とも言える。
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百合(タンジーの一方的な気持ちだが)