概要
主な用途は天測航法のために天体と地平線との間の角度を測定することである。
この角度(高度)の推定はsighting object(対象に照準を合わせること)shooting object、taking a sight(照準の捕捉)と呼ばれる。角度と測定した時刻から海図上の位置線(英語版)を計算できる。
例えば、緯度を推定するには南中時の太陽や北極星(北半球の場合)の高度を測る。高さがわかっている物標の見た目の角度を計測することでその物標までの距離を測ることができ、六分儀を水平に保持することで対象の2点間の角度を計測でき、ここから海図上の位置を推定することができる。
また、月と天体 (例えば恒星や惑星) との間の角距離(月距)を測定することでグリニッジ標準時による時刻を計測でき、これにより経度が決定できる。
なお「六分儀」という名前の由来は六分儀の枠が1⁄6(60度)の扇形であることから。
テラリアのろくぶんぎ(Sextant)
NPCのつりびと(Angler)がくれるクエスト報酬の一種。
同様につりびとから受け取れる「りょうしのガイドブック(Fisherman's Pocket Guide)」は「つりのちから(Fishing Power)」を、「てんきラジオ(Weather Radio)」は「天気・風速・風向き」をそれぞれ表示でき、「よろずやのどうぐ(Tinkerer's Workshop)」で三つの機能を併せ持つ「さかなたんちき(Fish Finder)」をクラフト可能。
「さかなたんちき」はさらに上位のアクセサリーをクラフトするための素材となる。
特定の報酬を狙って入手するのは困難だが、ver1.4.4で追加された新環境「エーテル(Aether)」に溜まっている真珠色の液体に投入することで「ろくぶんぎ」→「てんきラジオ」→「りょうしのガイドブック」→「ろくぶんぎ」と変化させられるようになり、かなり揃えやすくなった。