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概要

主な用途は天測航法のために天体と地平線との間の角度を測定することである。

この角度(高度)の推定はsighting object(対象に照準を合わせること)shooting object、taking a sight(照準の捕捉)と呼ばれる。角度と測定した時刻から海図上の位置線(英語版)を計算できる。

例えば、緯度を推定するには南中時の太陽や北極星(北半球の場合)の高度を測る。高さがわかっている物標の見た目の角度を計測することでその物標までの距離を測ることができ、六分儀を水平に保持することで対象の2点間の角度を計測でき、ここから海図上の位置を推定することができる。

また、月と天体 (例えば恒星や惑星) との間の角距離(月距)を測定することでグリニッジ標準時による時刻を計測でき、これにより経度が決定できる。

なお「六分儀」という名前の由来は六分儀の枠が1⁄6(60度)の扇形であることから。

テラリアのろくぶんぎ(Sextant)

装備することで、画面上に「月齢」が表示されるアクセサリー

NPCつりびと(Angler)がくれるクエスト報酬の一種。

同様につりびとから受け取れる「りょうしのガイドブック(Fisherman's Pocket Guide)」は「つりのちから(Fishing Power)」を、「てんきラジオ(Weather Radio)」は「天気・風速・風向き」をそれぞれ表示でき、「よろずやのどうぐ(Tinkerer's Workshop)」で三つの機能を併せ持つ「さかなたんちき(Fish Finder)」をクラフト可能。

「さかなたんちき」はさらに上位のアクセサリーをクラフトするための素材となる。

特定の報酬を狙って入手するのは困難だが、ver1.4.4で追加された新環境「エーテル(Aether)」に溜まっている真珠色の液体に投入することで「ろくぶんぎ」→「てんきラジオ」→「りょうしのガイドブック」→「ろくぶんぎ」と変化させられるようになり、かなり揃えやすくなった。

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  • プレセペ ─天の川はキセキを紬ぐ─

     4光年 -六分儀と導く一角-

     こんにちは、唐灯一翠(とうびいっすい)と申します。前回は畢の幼少期から青年期にかけての、人との繋がりや心情が見え隠れした回となりました。  前話アーム区の説明につきまして、単純な計算ミスがあり、3区が2区で4区は3区でした。後日修正を入れさせていただきました。  そして今回からは過去ではなく、現代をメインとしてようやく話が進むでしょう。皆様の中に、タイトルの「プレセペ」とは何ぞや?と思った方。朗報です、今回それが一部解明されます。そして次回からは奇跡の星、地球星編となります。  それではあらすじを綴りましょう。 【あらすじ】  暗闇の中を彷徨う畢(ひつ)。そこに映し出されたのは彼と、前畢宿の長に仕えた侍従殿。彼らはあの後何を話し、今に至るのか畢はその記憶を辿る。  時は同じくして、六分儀に到着するマイオス師。彼は"教え子"である畢に、あることを告げるためその星へ赴いていた______  あなたが大切に思うことには、誰かもそう思いを寄せている。あなたが大切にしていなくても、誰かがあなたを支えてくれている。  これは、闇を彷徨う星の子へ送る物語。  それでは素敵な星の廻りへ  いってらっしゃいませ 【人物説明】 ◆畢(ひつ)・・・二十八宿、畢宿の長。  前畢宿の長からその責務を引き継ぎ、齢6歳にしてその地位に就く。星座学園を離れた後、地球星へ渡り己の身にかかる"星の命"を永らえる方法を探す旅人。運命に抗う星追いの青年。 ◆プトレオ・・・大図書館の光の司書  太陽系随一を誇る由緒正しい大図書館の司書を勤める。年齢不詳だが、大図書館設立以前から存命しており、太陽系誕生より長い時を生きる知識人。元気なのが取り柄の見た目が9〜12歳の青年。 ◆マイオス・・・大図書館の影の司書  プトレオの影的な存在で、大図書館を縁の下で支える。星の民からは「マイオス師」と呼ばれており、崇拝者と忌避する民で分かれる。太陽系のほとんどの時間を調整し、星の行く末を見守る、星の時守。見た目12〜15歳の青年。 ◆昴(すばる)・・・二十八宿、昴宿の長。畢の兄。  畢の兄であり、同じ二十八宿の聖獣「白虎」の守りを固める長。過去に畢宿の長引き継ぎにて儀式を執り行った人物。 ◆侍従・・・昴の侍従。前畢宿の長に仕えた人物。  前畢宿の死後、畢へ仕事の引き継ぎや手続きに際し助力した人物。現在は昴がこき使っており、少々やつれている。 【用語説明】オリジナル用語:○ 専門用語:● ○宿長星団・・・二十八宿の全ての長が集い、星の暮らしや未来を論議する会合 ○アーム区・・・天の川銀河内での地域区分。太陽系はアーム3区。 ○星の膜・・・地球星で言う大気圏。ここでは空気を留める膜とする。 ●等級・・・地球星から見たときの星の明るさ。 ●天上・・・空の上。ここでは星から見た時の宇宙空間での空といえる。 ●恒星・・・太陽のように自ら光る星。 (補足情報:十二時辰について) 物語内では、一部の時間の分け方で表記しているため、正確には他にも細かく分けられる。
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  • 六分儀の話

    「私はまた海に出なければならない、孤独な海と空に。私に必要な物は、1隻の大きな船とその船を導く1つの星だけである。」 ―1878年 ジョン・マンスフィールド 「艦娘に六分儀、この組み合わせ最強じゃない?流行れよ」 ―2020年 あむんこ

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