概要
教令院因論派に最近所属した学者。神出鬼没な外国の男性で、言葉遣いが悪いため嫌われがちだが、その論文は的を得ているらしい。
※イベント「盛典と慧業」のネタバレ注意
正体
放浪者の学籍上の名前。
アカバ(間章第3幕で出た研究者)のたたら砂事件の研究について間違いを指摘して、ついでに稲妻の社会問題についても批判したところ、意外な才能を見せたことで因論派の学者に気に入られたらしい。
その話を聴いたナヒーダ(=クラクサナリデビ)が、勝手に笠っちという名前で因論派に席を用意したとの事。
……もっとマシな名前はなかったのだろうか?
とても名前には聞こえないが、本人によれば「至って普通の名前」。
因論派は学者が少なく、有名な学者も今は教令院にいないため、新入りでありながら頭角を現した彼が代表として学院祭に参加することになった。
実際のところはナヒーダの命で学院祭にトラブルが起きないかの監視と万が一の時の介入のために参加していた。
(この話が今後も続くのかは不明だが)ナヒーダは放浪者を因論派に残し、過去の因果に正しく向き合わさせようとしている。
メタ的に言えば、放浪者は名前をプレイヤーが自由に変更できるため、ボイス付きのイベントで彼を出す際に名前を直接呼ぶことが不可能なための代替処置と思われる(本作の主人公が「旅人」と呼ばれているようなもの)。
この名を気に入ったナヒーダは彼をイジるように呼ぶが、旅人と話す場面においては「…今は、もうその呼び方をする必要は無いだろ」と不貞腐れる様子が見れる。あくまで「笠っち」という名は教令院に属している時の名乗りであり、自身の本当の名前はちゃんと旅人(=プレイヤーであるあなた)がつけた名前であるということだろう。
ナヒーダ「だって、素敵な響きなんだもの。ね、笠っち?」
外国語版
中国語は「阿帽」、英語は「Hat Guy」と、「笠っち」程ではないが明らかにニックネームだとわかる名前になっている。
「プカプカ水キノコン」のような日本語訳独自の緩さとなっている。
(なおこのうち「阿帽」については放浪者の名前についての項目に由来が書いてあるので気になる方はそちらを参照されたし)
関連タグ
あだ名(?)