「でも悪いな…お前の大事な初手柄…今回は俺がもらうぜ！」
「手柄、上げたいんだろう？次の「鬼神」はてめえで探しな！そのために、ソレは役に立つ！」
プロフィール
概要
別冊少年マガジン連載の漫画『オリエント』の登場人物。
武田信貴の弟で五傑将の一人で武田武士団の団長。五傑将最強の青刀使いの人類として、最も鬼の神に近い存在。空を飛び移動する「城」でさまざまな各地を巡り、日ノ本を「鬼神」の手から取り戻すために戦っている。
人物像
一人称は「俺」。175cm(五傑将の男性の中では一番小柄)というやや長身の筋肉質で、耳のような触角が特徴の青い髪と黄金の瞳の持ち主の美形。左の頬に傷痕がある。気さくで口は悪いが、優しくて正義感の強い兄貴分。他の団員たちからは兄のように慕われている。
鬼鉄刀は「青羽々斬」。刀気の多分岐攻撃を得意としている。
服装
水色の鎧の下に着用している紺色の着物には胸部の筋肉が露出している。
劇中の活躍
武蔵と小次郎との出会い
刀を奪い返そうとする武蔵と小次郎の目の前にバイクに乗った武田武士団全員が竜山鉱山に向かう。鬼神・炎獄天狗が現れた最中、武蔵を捕まえさせた時に「無謀な子供を戦場には送り出せない」と鬼神退治を無理やり断ってしまうが、炎獄天狗を倒したはずだった武蔵の危機を感じたため、炎獄天狗を撃破した。鬼神を倒せなかった武蔵の事を理解できたおかげで「鬼神を倒せなくて残念でしたで賞」と万華鏡を渡した。
再び彼のもとに現れた武蔵が譲れないものは「天下統一」を目指していることを知り、鬼神を全部倒すことを「やってみな」と宣言した後、武蔵の姿から去った。
淡路島奪還作戦の参加
淡路島奪還作戦編では、魔動機から降り、播磨にある紫龍城で直江と出会い、彼と同じ五傑将の一人である上杉竜臣と面会する。
上杉陣営勝利のために四郎と対決。青刀の鍛錬をして極め、尚虎は真の能力を解放する。尚虎は短刀を作りだし、そして四郎を撃破したが、空間の中から満身創痍のまま団員の元へ戻って来た。ずっと羽織で隠していた右腕に痣ができるなどの重傷を負った。武蔵と八咫郎との死闘の際に魔動機から武蔵の元へ飛び降り、右腕が満身創痍のまま再び姿を現す。直江と共に竜臣の軍神闘衣で直江と身体能力を上げて倒したはずが、八咫郎に切り裂かれてしまう。八咫郎が消滅した後、竜臣の軍神闘衣によって蘇生された。
奪還作戦終了後、授与式で武蔵を「武田武士団」に入れようとしていきなり説得しようとして、竜臣と喧嘩をしてしまうが、武蔵は鐘巻武士団の一員として、断られてしまう。宴会では、直江に表へ出ろと言われ、もめ事を起こしたが、宴会が一段落した中…竜臣と夜空を眺め、四郎を討てなかったことを後悔している。
五傑将の集い
少年時代の尚虎は剣術に興味がなく、ただ二人が剣術を楽しそうに見つめているが、宗馬からいきなり弱虫だとからかわれてしまう。そんな翼は尚虎の事を好意を抱き、将来は尚虎の花嫁になりたいと思う翼を好意を抱く尚虎だが、ドヤ顔で宗馬を見ている。
これより下はネタバレを含みます。未読の方は注意。
鬼神退治のために挑む武蔵が煉獄天狗を討ち取ったはずが、尚虎は武蔵より先に煉獄天狗を倒すことに成功した。なお、武蔵からは尚虎に「横取り」されたことから、「横取り侍」と呼ばれるようになった。
淡路島作戦で上杉陣営勝利のために四郎と戦う最中、尚虎は真の能力が解放する。四郎の目前で手をかざし、渦巻く炎と水が集まり、さらにあった炎と水が消え… 拳を握り絞めた。
そして…その力は、短刀となって出現した。
「さっきの質問の答えだが…、俺のこの力は鬼神の角を折るためのものじゃないぜ。俺はな…、おまえたち八人には借りがあるんだ。おまえにとっては、忘れちまうほど取るに足らない出来事だったかもしれないが… 昔、確かに見た… 兄たちの屍の向こうに鬼神の群れを… そしてその背後で笑う濁った色の刀輪をまとう武士の姿を… なぜ、俺が…この力を磨いたかって?」
「おまえだよ…おまえを斬るために、俺は技を磨き続けてきたんだ…！！」
関連タグ
武田信玄…彼をモデルとなった人物。
練紅明…中の人つながり。日野は前作『マギ』で、紅明を演じていた。
蒼生シュウタ…同じ1月期に放送されたアニメのカップ焼きそば現象。
