武田尚虎
たけだなおとら
「でも悪いな…お前の大事な初手柄…今回は俺がもらうぜ!」
「手柄、上げたいんだろう?次の「鬼神」はてめえで探しな!そのために、ソレは役に立つ!」
「俺に覚えてもらえてて……よかったなぁ、武蔵!」
「武蔵は俺の武田武士団に入るんだよな!」
幼少期
少年時代の尚虎は剣術ごっこに興味がなく、ただ二人(伊達宗馬)(上杉竜臣)が剣術を楽しそうにぶつけあっているところを見つめているだけだったが、宗馬からからかわれてしまう。そんな翼は尚虎に好意を抱き、将来は尚虎のお嫁さんになりたいと言う。ゆえに翼に好意を抱く尚虎だが、ドヤ顔で宗馬を見ている。
武蔵と小次郎との出会い
鬼鉄騎に乗って鬼神退治に苦戦していた武蔵と小次郎がいる竜山鉱山に向かうが鬼神・炎獄天狗を倒そうとしていた武蔵を捕まえ「無謀な子供を戦場には送り出せない」と鬼神退治をやめさせようとした。武蔵が鬼神の角を折るはずだったがつるはしの破損が原因で、尚虎が炎獄天狗を撃破した。その後鬼神を倒せなかったことを悔しく思っていた武蔵の気持ちを察し「鬼神を倒せなくて残念でしたで賞」と万華鏡を渡した。
再び現れた武蔵に譲れないものは「天下統一」を目指していることだと知られ、鬼神は全て俺が倒すと宣言される。尚虎は「やってみな!」と言った後、鉱山町から去って行った。
淡路島奪還作戦の参加
魔動機から降り、播磨にある紫龍城で武蔵と再会するが、直江と共に、五傑将の一人である幼馴染の上杉竜臣と面会する。
上杉陣営勝利のために四郎と対決。青刀を鍛錬して極めた尚虎は真の能力を解放する。尚虎は炎と水で短刀を作りだし四郎を撃破したが、空間の中から満身創痍のまま団員の元へ戻って来た。ずっと羽織で隠していた右腕には痣ができるなどの重傷を負っていた。
武蔵と八咫郎との死闘の際に魔動機から武蔵の元へ飛び降り、右腕が満身創痍のまま再び姿を現す。直江と共に竜臣の軍神闘衣で身体能力を上げて倒そうと挑むが、八咫郎に切り裂かれてしまう。八咫郎が消滅した後、竜臣の軍神闘衣によって蘇生された。
奪還作戦終了後、授与式でお前は上杉武士団に入れると竜臣に宣言された武蔵に「武蔵は俺の武田武士団に入るんだよな」と勧誘するが、竜臣と喧嘩をしてしまう。しかし武蔵には鐘巻武士団の一員だからと断られてしまう。宴会では、直江の地雷を見事に踏み表へ出ろと言われ、もめ事を起こしたが、宴会が一段落した後…竜臣と夜空を眺め、四郎を討てなかったことを後悔していると漏らした。
これより下はネタバレを含みます。未読の方は注意。
鬼神退治のために挑む武蔵が煉獄天狗を討ち取ったはずが、尚虎は武蔵より先に煉獄天狗を倒すことに成功した。なお、武蔵からは尚虎に「横取り」されたことから、「横取り侍」と呼ばれるようになった。
淡路島作戦で上杉陣営勝利のために四郎と戦っていた最中、尚虎は真の能力を解放する。四郎の目前で手をかざし、渦巻く炎と水を集め、さらに、あった炎と水が小さな点状になって消えたとき… 拳を握り絞めた。
そして…その力は、短刀となって出現した。
「さっきの質問の答えだが…、俺のこの力は鬼神の角を折るためのものじゃないぜ。俺はな…、おまえたち八人には借りがあるんだ。おまえにとっては、忘れちまうほど取るに足らない出来事だったかもしれないが… 昔、確かに見た… 兄たちの屍の向こうに鬼神の群れを… そしてその背後で笑う濁った色の刀輪をまとう武士の姿を… なぜ、俺が…この力を磨いたかって?」
「おまえだよ…おまえを斬るために、俺は技を磨き続けてきたんだ…!!」
コメント
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すべて見る尚虎のお見合い~武田武士団最強の俺(尚虎)は幼馴染(翼)と見合いして好敵手(宗馬)に襲われながらも独身貴族を謳歌します!?~
ちなみに徳川の城の名前は鸚鵡緑(おうむみどり)という色から取りました。鸚緑(おうりょく)ともいうそうです。どんな色かというと鸚鵡の緑の羽のような色身を強い黄緑色だそうです。 翼の城にぴったりの名前だと思いませんか?4,977文字pixiv小説作品