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オナガグモの編集履歴

2023-05-27 03:12:44 バージョン

オナガグモ

おながぐも

オナガグモとは読んで字の如く、というか全身が細く長い蜘蛛である。

概要*

ヒメグモ科(Theridiidae)の中のオナガグモ属(Ariamnes)。ヒメグモ科の仲間にはクロゴケグモも有名。日本にはAriamnes cylindrogasterという種のみ生息する。


その見た目はまるで一本の棒。とにかく細く長い。遠目で見ると全然蜘蛛に見えない。話によると寄生蜂など捕食性の蜂はこの形状のせいでオナガグモを認識できないとかなんとか?

ちなみにこの蜘蛛の腹部が伸びているのは背中が出っ張っているのであり、糸疣と肛門と言った本来蜘蛛の体の端にある物はこの蜘蛛ではだいぶ前の方にある。


糸を数本だけ引いたを作る。一見何も捕まえられなさそうだが、これは条網という類のものである。

蜘蛛は歩き回る際に必ず糸を地面に残す。この残された糸を辿って蜘蛛が移動するのもよくあることで、この数本の糸だけの網はそんな蜘蛛の習性を利用する。別の蜘蛛がこの糸を伝ってやってくるとこの蜘蛛は後ろ足で糸を投げかけて捕まえるのだ。

他の蜘蛛の巣に侵入して巣の主を殺す蜘蛛や、走り回って他の蜘蛛を襲う蜘蛛はいるが、巣で待ちながら他の蜘蛛が来るのを待ってそれを襲うのは珍しい特徴だ。


関連タグ*

蜘蛛

アゴダチグモ(同じく蜘蛛を食べる尖った蜘蛛)

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