概要
バットマン・ザ・フューチャーの主人公。二代目バットマンを襲名したハミルトン・ヒル高校に通う17歳。
両親の別居を理由に荒れて少年院に送られた元不良少年だが、今は更生してアジア系の同級生ディナ・タンと交際している。
クールで曲がったことを嫌う性格。レスリング部所属で体力には自信がある。
ホッケー部のネルソンとの諍いでレスリング部を退部して父親と喧嘩した日、ジョーカーに憧れるストリートギャング「ジョーカーズ」からディナを庇って襲われ、年老いたブルース・ウェインに救われたが、ウェインパワーズ社で働く父親がパワーズ社長の陰謀で殺されてしまう。
ブルースがバットマンであるという事実を知ったテリーは、父親の仇をとるためスーツを無断で持ち出してパワーズ社長の陰謀を阻止し、スーツの録画機能で全てを見ていたブルースに「バットマンの後継者」と認められる。
父親の死後は母親と弟マットとの三人暮らし。
隠棲生活から社長にカムバックしたブルースの個人秘書の役職を与えられ、ヒーローと高校生の二重生活を忙しく送っている。ブルースとの仕事(実はバットマンの仕事)を理由にデートを抜けてしまうので、ディナからは不満がられている。
後にクラス1の優等生のマックス・ギブソンが協力者となった。
本編の15年後を描いたスピンオフ作品『ジャスティスリーグ アンリミテッド』では、アマンダ・ウォラーのカドモス計画により、父親の遺伝子をブルースの遺伝子に改竄して生み出されたデザイナーベイビーだった事が判明する。
テリーの両親はブルースの両親と同じ思考パターンを持ち、第二のブルースを作る目的でテリーの両親もブルースの両親のように殺される予定だったが、計画は破棄されていた。
つまり、テリーとマットはブルースの遺伝子上の息子であり、ダミアン・ウェインの腹違いの弟にあたる。