うずまきナルトの母・うずまきクシナと、うちはサスケの母・うちはミコトは友人関係にあり、九尾の事件がなければ二人は幼馴染になっていただろう。
<アカデミー時代>
二人が出会うのはアカデミー在学中。
ナルトは、女の子にモテるがそれを全く相手にしないサスケをすかした奴、と思い、彼に勝って自分がモテモテになろうとするが、一瞬で負けてしまう。
しかしその際のサスケが、ナルトを全く見ていない(イタチへの憎悪に燃えていたため)ことに気づき、そんなサスケをナルトは気に入らない。
その後、自分と同じ家族がいない身でありながら、優秀で様々な人物に囲まれていたサスケの姿は、ナルトにとって憧れとなり、サスケみたいになりたい、と思うようになる。
また二人は言葉を交わすことがなくとも、同じ孤独を知る、「友達」だった。
<第一部>
ナルトはツンをサスケはデレを発揮
ナルトとサスケは学年最下位と主席という理由から同じ班に配属される。カカシの鈴取り合戦で失格の恐れがありながらも、ルールを破ってナルトに弁当を分け与える。
波の国の任務では、サスケが白からナルトを身を捨てて庇い、仮死状態となる。その際、二人の中で互いの存在は、大嫌い「だった」と変化していた。サスケが死んだと思い込んだナルトは激しい悲しみと怒りで、そして初めて九尾の力を開放する。
波の国任務以降、ナルトとサスケは互いに意識しあうライバル同士となり、また徐々に友人としての関係も築いていく。(サスケの獅子連弾をナルトが真似したり、千鳥に嫉妬したり、サスケがナルトの成長に震えたり)
しかしサスケがイタチと再会したことにより関係が悪化。(ナルトはサスケのために綱手を連れてきたが)サスケはナルトの急成長に焦りを感じ、里抜けを決意。それを知ったナルトがサスケを追いかけ、ついに終末の谷で二人は激突。
そこでナルトは今まで抱いてきたサスケへの想いをぶつける。
(何でかわかんねえけど俺はお前を大蛇丸なんかにとられたくねえんだってばよ・・)
「サスケ!お前は大蛇丸なんかにやらねーってばよ!俺がお前の手足の骨全部折ってでも止めてやらあ!!」
は名言。ごちそうさまでした・・・。
しかし止めるに至らず、二人は別々の場所で二年半の月日を過ごすことになる。
<第二部>
サスケが盛大なツンを、ナルトが盛大なデレを発揮。
「俺もお前の憎しみ背負って一緒に死んでやる!」流れ星を眺めてサスケを想ったり、サスケを守るため抵抗もせずぼこぼこに殴られ、雷影に会いに行き、サスケのことを想い過呼吸になったり、と二部ナルトの行動は素晴らしくデレであり、憧れを抱いていたこともサスケに直接言っている。
対してサスケはツンを発揮し、イタチ以外が全く見えていない。
しかし公式プロポーズには、トクン・・・となったようである。