概要
Gジェネレーションシリーズのオリジナルキャラクター。シリーズ皆勤。
声優がVガンダムのカテジナ・ルースと同じ渡辺久美子女史なので、通称「綺麗なカテジナさん」と呼ばれる。
戦闘デモでは良くザンスカール系MSに搭乗している。独自グラフィックのパイロットスーツもザンスカール系。(非イエロージャケット)
性能面での変遷
初期は大器晩成型、中期以降はバランス成長型のキャラとなっている。
ZERO
初期能力こそ低めであったが、育て上げればアムロ・レイにも匹敵するニュータイプパイロットになるキャラである点はマーク・ギルダーと同じであった。
能力で見るとZEROがそのピークであり、これ以降、彼女は弱体化を重ねながら現在のバランス成長型スタイルに近づいていくこととなる。
F~SEED
僅かずつではあるが、弱体化を重ねていく時代。
しかし、NEO、およびSEEDにおいては、何を間違ったのか性格タイプが「強気」に変更されていた。性格とやっていることのギャップが一番大きかったのはある意味この時代かもしれない。
SPIRITS
思い出したように性格は「冷静」タイプに逆戻りした。しかし、今度は厭戦的な台詞が目立ち始める。宇宙世紀オンリーの作品だったため、ザンスカール系MSでありゲームオリジナルの機体であるザンスパインに彼女が最も多く乗せられていた時代といっても間違いではないだろう。
WARS
オリジナルキャラのグラフィックが一新された。彼女はSPIRITS以前と大きな変化はなかったが、唯一パイロットスーツだけは変化し、ザンスカール系からほぼ完全オリジナルのデザインに変化した。全ガンダム対象の作品となったにも関わらず、戦闘デモではザンスパインに引き続き搭乗していた。
WORLD
エリス最大のターニングポイント。
声優が藤村歩に変わり、綺麗なカテジナさんネタがほとんどなくなったことで、古参のファンの間では物議をかもした。見方を変えると、ザンスカールに関わるネタ的成分の排除を図ったとも言える。デモでの搭乗機体も他作品と一切関わりの無いゲームオリジナル機体であるフェニックス・ゼロに変わった。
習得スキルに「熱血」が加わり、さらに厭戦的な台詞も削られたことで、戦いを避けるイメージから好戦的なイメージに若干シフトする。また、別の理由としては、最後の余談を参照されたい。
3D
覚醒の仕様変更によって、初期の覚醒値を失ってしまったマークとは対称的に、彼女は最初から一定の覚醒値を有する常時覚醒型のキャラという扱いに。その覚醒値も「30」と、ファンネル以外の覚醒値が必要な武装の大半を扱える、序盤では貴重な戦力となった。
余談
現在、彼女は一部方面で「好戦的なオードリー」と称されている。
これは、先に記したようにWORLDにおいて声優が藤村歩に変更されたこと、そしてここ最近の作品ではやや強気のセリフが多くなってきていることが要因であると思われ、同じ藤村歩が演じる機動戦士ガンダムUCのオードリー・バーンに引っかけてこう呼ばれる。
あくまで声優ネタなので、使いどころには注意しよう。
最近の作品において、フェニックスガンダムに彼女を乗せてとある武器をつかうと・・・
と叫んでくれる。