概要
トムクリエイト製のGジェネレーションシリーズに登場する女性のオリジナルキャラクター。
現在までのシリーズ全作品に皆勤している。
性格・容姿
基本的には、戦うことを好まない心優しい人物であり、かつ努力家という設定であり、ゲーム内でのスキルにも「刻苦」や「努力家」などを持つあたり、その設定が表れていると言えるだろう。
容姿は短い金髪で顔立ちの整った少女。同じく容姿が可愛いクレア・ヒースロー、レイチェル・ランサムと合わせてGジェネ三人娘とも呼ばれる。
NTであることから操縦技術は高いと思われ、シリーズを通じてザンスパインやフェニックス・ゼロといった様々なオリジナル機体に搭乗しているが、マーク・ギルダーと異なりシリーズ通して固定されているというわけではない。
能力
NT能力、覚醒値を備えたバランスの良いパイロット能力と、クレア・ヒースローと並ぶオリジナルキャラ随一の高い魅力値を合わせ持ち、パイロットからゲストまで何でもこなせる万能型であることが多い。
無印からFまで
初期の作品では、オリジナルキャラは大器晩成型が多く、彼女も例外ではなかった。覚醒こそ最初からあるものの、能力の数値的には下の中、といった感じであった。
しかし、育て上げると努力家という設定の通り能力が爆発的に上昇し、最終的にはS級のNTに匹敵する実力者にまで成長した。
ちなみに、能力値の数字だけで見るとZEROが彼女の強さのピークであったと言われている。
NEOからPORTABLEまで
能力値にマイナス補正が加えられながら、大器晩成型から現在のバランス成長型に近づいていく時代。
しかし、NEO、SEEDにおいてはなぜか性格タイプが「強気」(Gガンダムなどに多い熱血型)に設定されており、波紋が広がった。SPIRITSでは再び「冷静」に戻っている。
そして、この時代の作品において特筆されることは、オリジナルキャラのパイロットスーツが黄色に統一されていたことである。これによってエリスの人気が一躍加速した。(詳しくは後述。なおSPIRITSでは従来の青紫系スーツに戻っている)
また、エリスといえばザンスパイン、という認識が出始めたのもこの頃からである。
WARS以降
エリス最大のターニングポイントの時代。ようやくスタイルが落ち着いてきたと思った矢先、WORLDにおいて声優が変更されるという事態が発生。これにより、セリフにも方向性の変化が見られ、今までの戦いを回避しようとする性格から、平和のためには戦うしかない、というような、覚悟を決めたような態度に変貌し、古参のプレイヤーを大いに動揺させた。
この変化によって習得スキルにも「熱血」が加わるなど、これまでの彼女と比べてやや好戦的な印象が強くなっている。
余談
古参のプレイヤーは彼女を中の人繋がりで『綺麗なカテジナさん』と呼ぶことが多い。同じ声優が演ずるカテジナ・ルースの凶悪ぶりもあり、ガンダムファンにとっては「カテジナさんが狂気に染まらなかったら」というような、カテジナのアンチテーゼとしての印象が強かった。
NEOからPORTABLEにおいては前述の通り黄色のパイロットスーツ絵であったため、ザンスカール色がより濃くなり、一層綺麗なカテジナさんというイメージが増した。
(ただしゲーム中での『黄色いスーツ』は『プレイヤー陣営はエゥーゴ・カラバ』というNEO独自の設定に基づいて「機動戦士Zガンダム」でのデザインに準拠したものとなっており、スーツ形状自体はむしろそれ以外のシリーズでの青紫スーツのほうがザンスカール型に近い)
しかし、WORLDにおいて藤村歩に声優が変わったことによって、今度は『好戦的なオードリー』と呼ばれるようになった。これは同じく中の人繋がりであるオードリー・バーンからきている。
あくまでもネタであるので使いどころには注意しよう。
WORLDでの声優変更で新規に声が録られた為に、フェニックスガンダム搭乗時に条件を満たすと、
と叫んでくれる。
今のところこのような行動を取るのはエリスのみである。
WORLDの頃からOVERWORLDまでマーク・ギルダーと特定の機体に乗せて連携を組むと「この戦いを終わらせるために!いきましょう!マーク!」と特殊なセリフがあったがユーザーから
「特定の機体のみしかないから使い所がない、なんでもかんでも男女のカップルみたいな設定にするの止めろ、こういう演出要らないよ、こういうの作るならカットイン作れば?」
等散々な評価を受けていた。上記の支援連携はGENESIS以降では削除されてる。
しかし何故かCROSSRAYS体験版では「戦いを終わらせましょう!マーク!」マークとエリスのみ演出が復活したが…。
過去の不評価を考慮されてかCROSSRAYS製品版で再び削除される珍事件があった。(アップデートで更新されて、現在は復活している)