概要(ネタバレ注意)
一年戦争を生き残ったギレン・ザビが人類を粛清するため、未来からタイムスリップしてきた(という設定が加わった)ムーンレィスのもつ知識を強奪して作成した強化人間レギオンのプロトタイプ。所定の能力を発揮できなかった事と感情がわずかに芽生えていたことで廃棄処分されかかっていたが、研究者の1人の厚意により脱走、エゥーゴに保護される。コウ・ウラキ、ルー・ルカ、アポリー、キラ・ヤマトと仲が良い(それぞれちょっとしたイベントがあり、相性設定が+4されている。)。
「ニュータイプとスーパーコーディネイターとガンダムファイターの遺伝子を掛け合わせたクローンをDG細胞を基にして作成されたナノマシンで強化した」というカオス極まりない設定を持っており、乗機のセンチュリオ・トライアも突き詰めて言えば「ジオンの技術で量産されたターンタイプ」と相当にアレだが、クロスオーバーとIF展開が入り乱れ、原作には無い魅力を醸し出すSDガンダムGジェネレーションDSのスタンスを良い意味で体現していると言うこともできる。
上記のようなしっかりとした設定をもっているが日常生活の描写が無く、出番自体も多くないため妄想の余地が大きい。スパロボタイプのオリジナルキャラクターとF系列のオリジナルキャラクターの中間に位置しているといえる。
知名度ではクレア・ヒースローなどのF系列のオリジナルキャラクターの陰に隠れがちだが、ファンの間では根強い人気を誇り、再登場を望む声は大きい。
なお『マシンチャイルド』という名前の特殊技能を持っているが、これとは無関係である(機体のほうには色々共通点があるが)。
戦力としての評価
機体のHPが一定以下になると覚醒して全能力が強化されるが、同じチームの仲間を庇うIDコマンドがあり、センチュリオ・トライアにも全ての属性のダメージを軽減する謎のバリア(レルム・D)とチーム全体のHPを自動回復する能力があるので覚醒するのは割と簡単。
問題は、覚醒するまでIDコマンドの特殊防御無効とクリティカル(全段命中)が別枠な事と、割と墜ちやすいところだ。
よってチーム全体の命中力を強化できるIDコマンドか、敵全体の回避力を下げるIDコマンドを覚えるキャラや、チーム全体の回避や装甲を強化できるIDコマンドか、敵行動封印のIDコマンドを使えるキャラとチームを組ませるのがいいだろう。