概要
GジェネレーションFに登場したがNEOで削除、SPIRITSで復活して以降は続投している。
家名と騎士道を誇る男装の麗人で、病床に臥せる兄がおり、家を継ぐ立場となる。
兄譲りの剣術を修めている。
クロスレイズでは、支援掛け合いこそ無いもののカチュアから『エルン』のニックネームで呼ばれているようだ。
能力
格闘値に特化しており、レベル1の段階で原作キャラクターとオリジナルキャラクターを合わせても、トップクラスの近距離戦闘を見せる。逆に射撃値は最低値の1(GENESIS以降は10)である場合が殆どで、成長タイプもあってかなりの高レベルにならないと、遠距離戦闘では不利となる。プレイヤーが十分に活用する事を求められるキャラクターと言える。
但し、初出のGジェネFでは射撃値と回避値も、格闘値ほど圧倒的では無いものの平均以上で、高水準な万能タイプのキャラクターであった。
癖は強いキャラクターだが、射程の長い格闘武器を持つ機体に乗せれば、欠点をフォロー出来るので決して弱キャラではない。
性質上、射程の長いショットランサーを標準装備したクロスボーン・バンガード系列との相性が良好で、貴族的なキャラクター性と良くマッチしている(作品にもよるがエビル・Sが最良になる場合も)。その他にも新機動戦記ガンダムWのOZのモビルスーツや騎士ガンダムに搭乗させるプレイヤーも目立つ。
GジェネオリジナルMSであるビギナ・ロナは、正しく彼女の為にあるような機体で、戦闘デモでも搭乗している姿が描かれている。
クロスレイズでは各種ランス系の武装等に代表される長射程格闘武装が多く、更にトールギスやキマリス等の騎士系MSに乗せると専用セリフが追加される優遇を受けた。
特にキマリス辺りは見た目的にもお似合い……と思いきや、何故か成長傾向がかなり射撃偏重(クロスレイズのステータス割り振りに関しては、彼女に限った話ではないが……)。
その為、レベルが30前後の頃には格闘と射撃が概ね並んでしまい、最終的には射撃の方が高くなりがちである。そのまま射撃機に乗せても良いし、「それじゃいかん!」とキャピタルで格闘の方を強化しても面白いだろう。また、上述の専用セリフ対応の騎士系MSの中にもトールギスFやキマリスヴィダール等、強力な射撃武装を持つ機体が少数ながら存在する。
二次創作
ミスター・ブシドーをもじってミス・キシドーと呼ぶユーザーも居るが、キャラクターとしてはエルフリーデの方が数年早く登場している。
これが影響したのかどうかは不明だが、クロスレイズではミスター・ブシドーとの戦闘時に特殊台詞がある(ただし対ブシドー専用ではなく、ゼクスやトレーズとの戦闘時にも同じ台詞を発するが)。
余談
エンターブレイン出版のGジェネレーションFの攻略本では、エンリッヒ・シュルツと誤表記されている。