概要
CV:小林沙苗
金沢の県立高校に通う高校二年生の少女。
絶対音感の持ち主で、同時に8人の会話を聞き取れるという特技を持っている。
性格はごく普通の少女らしく明るいが、社交的とまでは言い難く、一人で思い悩むことも多い。
恋人の香住智成の薦めで始めた『The World』の初プレイ中に、突然意識障害に襲われて倒れる。
今までこのゲームのプレイ中に意識不明となった者の中では回復した者が皆無と言われていたが、彼女だけは早期に意識が回復した。
その後は未帰還者の中で唯一生還したことに興味を持った徳岡純一郎の接触を受け、元CC社の人間である彼に警戒心を懐きながらも段々と心を開いていき、強く信頼し、慕うようになる。
又、ゲーム研究会の部長で、妹が舞と同じバイオリン教室に通っていた牧野雅弥からも好意を抱かれていた節がある。
舞が覚醒出来たのは、彼女が習っていたバイオリンなどの楽器全般の調律に使われる「ハ長調ラ音」を聞き取れたことが要因であるらしい。
香住が現実世界に帰還し、交際を再開したが後に破局。未練を残している香住と違い、気持ちが残っているかは分からないとされている。