概要
それまで仮面ライダーをはじめとする変身ヒーロー作品で業界を席巻し続けた東映が一転してコミカルなロボット（着ぐるみ）によるコメディで新境地を開いたのが本作である。以降、東映のコメディ路線を象徴する作品として後の東映不思議コメディーシリーズなどの派生作品に多大な影響を与えている。
また約二年半の放送で25体のキャラクターが商品化され、特に番組のメインスポンサーだったポピー（現バンダイ）が発売した超合金（を含むキャタクター商品）に至っては41億円の売り上げを記録。この結果、同社は玩具業界のトップに立った。
登場キャラクター
主人公のG級ロボット。ゴキブリが苦手。
毎回失敗を重ねながら、持ち前のロボ根性であらゆる困難を乗り越えていく。
下半身は三輪の走行形態に変化。後期は四輪に改造された。
ロボット学校の教師でA級ロボット。
１週間に１度、各ロボットは彼から自分の活動実態について審査･採点を受ける。
生徒達に「ロボタであれ」と語り、社会へ出すため、あえて厳しい採点を課している。
ロビン
本作のヒロイン。ロボコン達からは「ロビンちゃん」と呼ばれている。
バレエ教室に通っている事から当初は少女型のバレリーナロボットと思われていたが・・・
ロボット学校の生徒達
一期生
ロボガリ
勉強ロボット（ロボット+ガリ勉）。近眼で眼鏡をかけている。
頭脳明晰だが優柔不断な一面を持つ。一期生のリーダー格。
ロボパー
ちょっとしたショックを受けると「ショックのパー」の台詞で体がバラバラになってしまう癖を持つ。
尚、分解・結合は自分の意思でも可能である。
ロボワル
常にジャイアニズム全開な200馬力の不良（番長）ロボット。
ゆすり・たかり等の悪事や喧嘩に生き甲斐を持つ一方、義理人情に厚い漢気な一面を持つ。
ロボトン
大工ロボット。職人気質で生真面目な性格。ロボコンが何かを壊すと、大抵彼が修理している。
口部分のトンカチを主に使っている他、腕はアタッチメントで胸部に収めた工具と換装可能。
ロボドロ
元々防犯ロボットとして造られたが、手癖が悪く「泥棒ロボット」と呼ばれる事が多い。
盗みに対する執着心が深く、そのうえ罪悪感すらない。財布のガマ口のような外見が特徴。
二期生
ロボペチャ
ロボコンに惚れている不細工な顔の看護婦ロボット。右腕が巨大な注射器なっている。
「おチュウ」と言いながら注射をする恐ろしい癖を持ち、ロボコンはもとより他のロボット達からも怖がれている。
ロボガキ
ロボワルの弟で兄以上の300馬力を持つ不良（ワルガキ）ロボット。
兄を上回る乱暴者だがロボペチャの注射は苦手。
ロボクイ
一流コックを目指す料理ロボット。卵型のようなボディが特徴的。
体内で料理（食い物）を合成。得意料理は目玉焼き（しか作れない）。
ロボゲラ
寺での修行に励む僧侶ロボット。頭部が木魚になっている。
名前に反してゲラゲラ笑っているより泣いている方が多い。
ロボショー
消防士ロボット。ところ構わず放水する癖を持つ。
煙草の火（煙）ですら容赦無く消してしまう。
ロボピョン
一見、ウサギ型だが実は洗濯ロボットであり、胴体に洗濯機が内蔵されている。
まさに「歩くクリーニング屋」そのものである。
ロボプー
屋台業（焼き芋屋）ロボット。頭部はヤカンになっている。
よくオナラをする事から、それを利用した演奏を披露したこともあった。
ロボメカ
秀才ロボット。ロボガリの弟だが自らの高性能ぶりに鼻にかけて
一期生を旧式と見下し、後から作られた自分は優秀だと言い放す等、高慢な一面が見られた。
