シルドラとは、『ファイナルファンタジー5』に登場する海竜。
かつては海の荒くれ者として有名だったが、ファリス・シェルヴィッツがこれを手懐けたことでその凶暴さはなりを潜め、無二の友としてファリスが率いる海賊団の船をけん引する頼もしい仲間となった。
第1世界のトルナ運河にて、魔物カーラボスの抵抗により道連れにされ生死不明となる。
その後水のクリスタルを失い水没するウォルスの塔に現れ、塔と共に海の藻屑となりかけていたバッツ一行の窮地を救うが、最期の力を使い果たしたシルドラはファリスの前で力尽きてしまう…。
しかし、後にその魂は召喚獣となり、主人公一行と共に戦う大きな力となる。召喚獣としては、強力な風属性の攻撃「サンダーストーム」で敵を粉砕する(エフェクトの都合上雷か冷気にしか見えないのは秘密だ)。
姉妹揃って心を通わせた竜達が死してもなお力になるという人間と竜の絆が窺えるイベントである。
実はカトブレパスと並んで見落としがちな召喚獣。前者は時期・場所でエンカウントして倒さないと話が進んでしまうと二度と得る事ができない(ヒントはある)。シルドラの場合は海賊のアジトに立ち寄らない限り気が付きにくい。ただし、こちらは海賊のアジトさえ行ける・シルドラ召喚獣イベントが起こる状態になってさえいればとり逃しはない。