ヒーローネーム被害者の会
ひーろーねーむひがいしゃのかい
漫画『ワンパンマン』に登場する団体である。
概要
ヒーロー協会に所属するプロヒーローの中で、協会からいじめのような酷いヒーローネームを付けられたヒーロー達が協会に対し謝罪と改名を求めて結成された団体。
B級、C級の下級ヒーローで結成されたが、これにサイタマが加わった事により、ある意味最強の組織になったと言えるのかもしれない。
なおヒーローネームの変更は、アマイマスクという前例がある。
肝心の協会にはほとんど相手にされておらず、ヒーロー協会やネオヒーローズ等が対峙する作中ではコメディ的側面が強調されているが、ヒーロー活動や貢献、コミュニケーションに多大な影響が出る問題であるため、この団体にとっては大真面目である。
メンバー
サイタマ以外、124撃目で初登場(赤鼻はリメイク版からの逆輸入)。ランクは結成時のもの。
サイタマにとっては・・・
先述の通り、幹部としてこの団体に迎えられたわけだが、活動中はジェノスやキングと行動している時とはまた違った姿を見せている。
具体的には「敵と対峙した際に進んでチームを組んで突撃する」「怪人を倒した際に仲間同士でハイタッチを交わす」等が挙げられる。また、言動はとても活き活きしており、少なくとも現時点では居心地の良い団体であることが窺える。
というのも、今の彼にとってこの団体は、中身はどうあれ自分と共通した思いを持つ同志で、ワンパンで終わることのない目的を見出すきっかけになった、いずれも最強故に久しく出会えていなかった存在である。団体側も決してサイタマを無下にしたり恐れたりせず、あくまで「仲間」として接してくれるため、関係は良好。彼らもまた、サイタマにとって必要な存在であったと言えよう。