「お前を排除する。」
※以下、ネタバレが含まれます。ご注意下さい。
プロフィール
年齢 | 19歳 |
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身長 | 178㎝ |
体重 | 不明 |
ヒーロー名 | 鬼サイボーグ |
ヒーローランク | S級17→14位 |
CV | 石川界人 |
概要
15歳の時、家族と故郷を暴走サイボーグ(ONE氏原作版では狂サイボーグ)に襲われ失ってしまう。
また自身も瀕死の重傷を負うが、暴走サイボーグを追っていた科学者クセーノ博士に偶然助けられる。そして家族の仇を討つために博士にサイボーグ化手術を施してもらい、悪と戦うことを決意する。
4年後、怪人モスキート娘との戦闘に敗れそうになったところをサイタマに救われ、その圧倒的な強さに憧れて彼に弟子入りを懇願する。弟子入り後は彼のアパートに住み込み、家事をしながら修練を積んでその内容のレポートを作っている。
弟子入りの一環でヒーロー協会に加入し、それまでの功績から特例でS級ヒーローに認定された。
ヒーローネーム「鬼サイボーグ」は数々の凶悪な怪人にも怯まずアグレッシブに攻めていく様から命名された。
人物
クールで生真面目な性格。心の奥では家族を奪った狂サイボーグへの憎悪に燃えている。サイタマと出会う前は精神的に余裕が無かったと、後に自らを振り返っている。
正義感が強く、人々を守るために積極的にヒーロー活動に取り組んでいる。また復讐のため常に強くなることを求めており、時折弱い自分に焦りを感じている。
目上の存在にも言動を憚らないが、命の恩人であるクセーノ博士とサイタマにだけは敬意を持って接する。サイタマを侮辱する者、害をなそうとする者には怒りを露にする。
最初はサイタマの『強さ』を目指して弟子入りしたがっていたが、正式に弟子になって以降、サイタマのヒーローとしてのあり方、信念を目の当たりにするに従って、サイタマそのものに強い信頼を抱く。
また、上記のようなクールな一方でかなりのマイペースでもあり、割とサイタマとノリが似ている。ネオヒーローズの移籍の話を持ちかけられ「世に埋もれていた実力者を見れば強くなるヒントが得られるかも知れない」と移籍を考えた際、ジェノスに誘われたサイタマが「俺はいいわ。面倒くせぇから」と言った途端あっさりと「じゃあ俺もやめておきます」と移籍を取りやめた。
容姿
金髪に黒い強膜と黄色の瞳孔が特徴。顔立ちは作中で「顔がカッコイイ」「サイボーグ王子」「鉄の無表情の中に儚さを感じる」「イケメンヒーロー5本指に入る」「小綺麗なフェイス」と評されるなど、美形である。その下の身体はサイボーグ特有の無機質な装甲で覆われている。(なお、上記の評価は雑誌に載っていたもので、ジェノスが読み上げた。聞いていたサイタマは「自分で言ってて恥ずかしくないか」とツッコんだが、「こんなものは俺の写真を見たやつの勝手な評価であって俺の本質ではないから恥ずかしくないです」とバッサリと切り捨てていた)
リメイク版では初登場時は短髪だったが、途中で耐熱・耐衝撃の性能を備えた新開発強化繊維を用いた長髪になった。その後の改造に伴い、髪型は短髪に戻っている。
戦闘能力
クセーノ博士の身体改造により高い戦闘力を持つ(ニコニコ生放送での原作者ONE氏の発言によれば、「S級の中でも結構強いほう」とのこと)。大幅強化される前の状態で既に中型トラックを片手で持ち上げたり、音速で動く敵にも対応可能な動体視力や運動神経だったりなど宇宙放射線への耐性もある。
しかし自分の実力を過信したり、敵に対して油断してしまうことがあった。
ドラマCD『マジCD』(2)によるシミュレーション上だと、阿修羅カブトには、G4/機神ヅシモフのパーツを使った強化後においてもノーマル状態の阿修羅カブトに二撃にて敗北&55回連続敗北するとされている。ただし敵に対する相性もあるようで、例えばゾンビマンは阿修羅カブトに疲弊させて勝利するが、深海王には攻撃力が足りなくて倒すのは難しい(敗北するかどうかは不明)とされている。
しかし、現在では改造に次ぐ改造により戦闘能力と全身の性能が飛躍的に成長しており、災害レベル竜を大苦戦しながらも単独で撃破できるほどになっている。さらに141話時点では、またもや苦戦しながらも災害レベル竜3体を単独でまとめて撃破。
災害レベル鬼で苦戦していた頃と比べると、圧倒的な成長ぶりが見て取れる。
ただ、毎回新しい改造をされる際に「何処を重点的に強化したいか?」を問われ、それをそのままサイタマに「何処が足りないと思うか?」と問うのだが、(サイタマ的には)パワーが足りていないと返され馬鹿正直にパワーを注文し、毎度毎度火力の過剰なまで(ジェノス全体のバランスとして、の話であり現状それでも火力不足である)の向上がよく見られ、そのため修理して性能を上げるたびに継戦能力にドンドン難が生じ、また反動が大きくなっていっている。
技
焼却砲:ジェノスの代名詞と言える技。掌から熱線を出し周囲を焼き尽くす。アタッシュケース状の追加装備を用いたり、自らのエネルギーコアと腕を直結させることで威力を高められる。
螺旋焼却砲:両腕を絡めて変型させた砲口から放つ焼却砲。太い熱線とそれに螺旋状に絡み付くように複数の細い熱線が射出される。
超螺旋焼却砲:胸のエネルギーコアから放つ、極太の螺旋焼却砲。
マシンガンブロー:高速の拳を相手に連続で叩き込む。大抵の怪人は一瞬で挽き肉にされる。
ロケットパンチ:ワイヤーリードで繋がった腕をジェットエンジンで飛ばす。飛ばした腕はワイヤーリードで元に戻る。ワイヤーを用いて敵の捕縛も可能。
ハイボルテージフィスト:電撃をまとった拳により、敵を丸焦げにする。
ロケットスタンプ:高く飛び上がり、ロケット噴射を用いて相手を踏み潰す。
デュアルブレードラッシュ:両腕から展開した刃による連撃。
ジェットドライブアロー:脚から展開した推進装置による蹴り。欠点は反動で服が全部燃えてしまう事。ついてなくて本当によかった。
雷光眼:アニメにおいて深海王との戦いで使用。眼から強烈な光を放ち、相手の目を眩ませる。
雷光核:胸部のエネルギーコアから強烈な光を放ち、相手の目を眩ませる。なお、本来は電気を身体に纏う技である模様。
焦熱核:機体温度を急速上昇させる。
ヒートマシンガンブロー:上記のマシンガンブローに焦熱核の効果によって得られた熱の副次ダメージを加えたもの。
浮遊核:詳細不明。攻撃の回避に用いており、高速で低空飛行している。
超磁核:描写から、磁力を操る技であると推測される。戦闘によって散った建造物の鉄鋼などを寄せ集めて槍状にし、遠隔での打撃攻撃を行った。
凍結核:描写から、冷気を放出する技であると推測される。敵を一瞬で氷漬けにした。
ハイボルテージタックル:上記の雷光核と併せて、電撃を纏ったタックルを繰り出す。
龍鳴核:他キャラクターの台詞から、大量のエネルギーを消費して機体性能を著しく向上させる技の模様。使用時の継続限界時間はわずか30秒ほどだった。
超焼却砲:恐らく威力を向上させた焼却砲。
ヘビーマシンガンブロー:恐らく威力を向上させたマシンガンブロー。通常状態では傷一つ付けられなかった相手の身体にいくつものクレーターを形作る。
メテオストライク:高速で突進して殴打する。
ファイナルスマッシュ:空中で大回転して殴打する。堅牢な装甲を持つ災害レベル竜の頭部を潰して破壊。繰り出した際には反動で左腕を損失した。
自爆装置:体内の自爆装置。文字通り命を引き換えにした最後の手段。敗北が避けられない状況で何度か使用しようとしたことがあるが、その都度サイタマに救われているため未使用である。
補助機能
生体反応、高速接近反応、高エネルギー反応を感知する機能を持つ。
唯一生身の脳が破壊されない限りは生命活動を維持できる。
また食べ物をバイオ燃料にして身体を動かすエネルギー源として活用することが可能。味覚も存在するが、これはクセーノ博士がサイボーグの身体でも食べる楽しみを持ってほしいという考えのもとに搭載した。
手から調理器具を出したり、肩に栓抜きを搭載したり、洗った食器を熱風で乾かしたりと、日常生活の中でも多機能。
余談
・第1回原作版人気投票では3位を獲得したが、第2回(ネタバレ注意)では9位に下がってしまい、ジェノスは
「馬鹿な…レギュラーは5位以内と相場は決まっているはずだ…おかしい……消すか…」
と発言している。
その後の第3回では再び3位を獲得した。
・ONE氏曰く、「ジェノスは汗をかかない、戦闘中に笑わない」等の特徴がある。
またリメイク版作画担当の村田雄介氏は生配信にて、ジェノスを描く時は上記の特徴の他に、ONE氏が描くジェノスの眼に宿る虚無感を再現できるよう意識したいと語っている。
・ファンブック・ヒーロー大全によれば、サイタマからは特にやらなくていいと言われつつも日課として家事を行っている。
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