帝国の後継者
ていこくのこうけいしゃ
「帝国の後継者」はSTARWARSシリーズの「レジェンズ(ファノン)作品群」に属する小説の名前、もしくは「カノン作品群」にて製作される映画の題名とされる。
STARWARSシリーズにおける「帝国の後継者」のタイトルがつく作品は以下の二つが存在する
小説「帝国の後継者」
1991年6月に発表された、エンドアの戦い後の時代を綴った小説の一作。
現在は、ルーカスフィルムが制作している諸作品の時系列とは異なる、レジェンズ(ファノン)作品として分類されている。
スターウォーズファンに大人気の知将スローン大提督が初登場した作品であり、本作を起点に続く「暗黒の艦隊」「最後の指令」の3作をまとめて、「スローン三部作」と呼称する。
なお、作品こそレジェンズ(ファノン)扱いだが、本作の作者であるティモシー・ザーンは、後年スローンのカノン作品への編入に前後して、カノン時系列におけるスローンの物語を新たに執筆している。
ちなみに、スローンの忠実な副官であり、その後の銀河情勢に大きな役割を果たすこととなる名将ギラッド・ペレオン艦長の初登場作でもある。
映画「帝国の後継者」(仮)
2023年のスターウォーズシリーズのファンミーティングで明かされた「マンダロリアン」「ボバ・フェット」「アソーカ」「スケルトン・クルー」からなる、新共和国建国から数年後を描いた諸作品(通称「マンドーバース」)の集大成になるとされる映画作品。
監督は「クローンウォーズ」「反乱者たち」を生み出し、「マンドーバース」諸作品にも関わるデイブ・フィローニ
どのような内容になるかは2023年7月現在は不明だが、「マンダロリアン」season3でついにギラッド・ペレオン(パレオン)艦長が登場し、スローン大提督の帰還に言及。そして、「アソーカ」の予告編にてスローンがついに帰還することが判明したため、新共和国vsスローン率いる帝国残存勢力という、小説「帝国の後継者」に近い内容になるのでは?と予想するファンも多い。