概要
天空の城ラピュタにおける架空の家柄。
700年以上前、地上での争いを嫌った人々(後のラピュタ人)が特殊な技術を用いて結晶化させ
た飛行石を使って空中帝国「ラピュタ」を作り上げた。
その帝国の王家の名前がトエル家(ラピュタ語で「真」。つまり本家)である。
歴代のラピュタ王は城にある石板や巨大な飛行石を用い、地上を支配していた。
しかし、700年前に帝国内で発生した疫病が原因で王家は文明を放棄。
小さな涙型の飛行石を持って地上へ降りた。
その後、飛行石と発動の際の呪文はトエル家が受け継ぎ、ラピュタに関する文献などはパロ家(ラピュタ語で「偽」。つまり分家)が受け継ぐことになった。
本編のヒロインシータはトエル家の末裔で、本名はリュシータ・トエル・ウル・ラピュタ(ウルはラピュタ語で「王」という意味)。ラピュタ帝国の正統王位継承者である。
シータは、自宅の暖炉に保管されていた飛行石をめぐり、過酷な運命に立ち向かうことになる。