図鑑データ
「降臨いたしました。あなたに栄光が降り注ぎますように」
概要
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
数少ない宗教布教用バイオロイドのうちの一機で、ヴェロニカはアザゼルの部下。
そのバイオロイドらしからぬファンタジックな見た目から察せられる通り、製造元は伝説サイエンス。
ただし製造目的や経緯は他の伝説製バイオロイドとは異なり、コウヘイ教団の母体となっていたのは宗教団体向けバイオロイドを製造していた「コウヘイ産業」というメーカーであり、終末思想を含むカルトじみた教義と美貌の天使型バイオロイドを利用して信者を惑わし、献金や労働奉仕などによる搾取を行っていた。
コウヘイ産業は性能より容姿に優れるバイオロイドを多数製造しており、その技術を伝説サイエンスの母体である「伝説動画」が高く評価し、提携を持ち掛ける。
コウヘイ側も企業間の競争が激化する中で自社と教団を守るための戦力を必要としており、娯楽用でありながら高い戦闘能力を持つバイオロイドを多数開発していた伝説の技術が欲しかったため利害が一致、正式に提携が結ばれた。
その末に2社共同で開発されたのが、アザゼルである。
コウヘイ教団の広告塔の役割という顔があったため量産されたバイオロイドではなかったが、イベント『光届かぬ聖域』(2022.07.27-2022.09.07)では教団のカゴシマ支部を指揮していた「黎明のアザゼル」と呼ばれるもう一体のアザゼルモデルが登場する。(エンジェルからはお姉さまと呼ばれていた)
2023年現在、イラスト検索はハングル表記の「아자젤」の方がヒットする。
容姿
天使を象徴するように頭に光の環に漆黒のロングヘア、そして片目隠れの前髪。また、天使型バイオロイドらしく背中には白い翼が生えている。
聖書におけるアザゼルは本来堕天使だが、コウヘイ教団の教義上では濡れ衣を着せられたということになっている。
尚、2021年11月24日からリリースされたFANZAGAMES版『ラストオリジンR』では、ほぼ何も着ていないのが分かる。
伝説製のバイオロイドの例に漏れず、各種演出のための惜しみない企業努力の成果がそこかしこに表れている。
飛行には企業秘密のテクノロジーによって作られた反重力装置が用いられており、翼はあくまで飾り。ただし他の機動型バイオロイド同様体重は軽い。
アクティブスキル1『審判』は一見超常的な力で攻撃しているようにも見えるが、実際は腕に備え付けられたレーザー兵器を使っている。攻撃モーションはあくまでそう見えるようにチューニングされたものらしい。
『光届かぬ聖域』で披露した水着姿は課金スキン『ひたすらな思い』として購入出来る。
性格
性格は清廉潔白をよしとする博愛主義者で、いかにもな天使といった印象。但し司令官(主人公)曰く「結構ポンコツな部分がある」。さらにはかなりな天然。
『光届かぬ聖域』の第3部では復元された際、コウヘイ教団は金銭目的のインチキ宗教だったと知らされ、「自分自身の存在意義とアイデンティティーを見失うくらいのショックを受けました」と主人公に告白している。
が、現在は主人公を「教団の光、救援者」として教えを広めようと努力している。(オルカ内には何人もいるT-2ブラウニーのある個体が、すぐに入信した模様)
「教団の天使」だけあってバイオロイドにしては珍しく、当初は「淫乱な行い」への忌避感が強かった。イベント『ハロウィンパークパニック!』(2020.10.21-2020.11.18)ではハロウィンにかこつけて周囲の目もおかまいなしに主人公にグイグイ迫るシャーロットとセラピアス・アリスを引き止めようとするシーンも。
主人公のことは「人間の男性」と呼び、他のバイオロイド達のことも基本的には個人名ではなく「◯◯のバイオロイド」等と呼ぶ。天使はあくまで個人に肩入れなどせず、平等に接し愛を与える存在ということであろう。
そのためか好意度もオベロニア・レアに次ぐ上がりにくさ。あまりオート周回には向かない性能なのも手伝い好感度200を目指すと非常に手間がかかるので、好感度ボーナスの恩恵を受けたいなら『誓約の指輪』を渡すことも検討したい。
ただし好意度が100を超えると主人公を「伴侶」と呼び、グイグイ迫るようになる。
イベント『誰かが望んだ願い』(2022.02.09-2022.03.23)では自室でセクシーな下着を身に着け主人公を待っていたが、サラカエルに見つかり下着をはぎ取られそうになっていた。
イベント『オルカデート抽選会』(2023.05.19-2023.06.14)では「教団のトップとしてエンジェルのデートを見守る義務がある」との名目でサラカエルと共にオルカ内に設置された聖堂の掃除当番をサボり、ヴェロニカが激怒(『当番の日に限っていなくなる』らしい)。流石にヴェロニカも「今、私は冷静さを失いかけてます」と半切れしていた。
性能
再臨の奇跡を巻き起こす守護天使。
広範囲に撒くバフ・デバフを主体にして味方を守るという、一風変わった性能を持つ保護機。
保護範囲は列保護+周囲8マスへの指定保護(HPが50%以下の味方のみが対象)とやや限定的で、耐久系の自己バフも中倍率の被ダメージ減少とバリア、戦闘続行のみとSSランクの保護機にしては少々頼りない。
しかしパッシブスキル3『聖戦』によって周囲8マスに戦闘続行と被害無効化をそれぞれ1回ずつ付与できるため、保護無視攻撃や範囲攻撃、反撃など保護だけでは守りきれない攻撃を多用してくる敵の多いステージでは心強い保険となってくれる。
またアザゼル自身もパッシブスキル2『再臨』による戦闘続行が発動するとそのラウンド中に限り被害無効化がかかるため、短い間なら非常に堅牢な盾役として機能する。
それに加えアクティブスキル1『審判』による広範囲のデバフ撒きや、アクティブスキル2『守護天使』による味方へのバフ・バリア付与も専業の支援機に劣らないほど優秀。
全体的にクセは強いものの、単純な保護や耐久バフだけでは敵の猛攻を凌ぎきれなくなりがちな高難易度ステージによく刺さるスキルが揃っており、ポテンシャルは高い。
どちらかといえば単独でメインタンクを張るよりもサブタンク・2枚壁向けの性能で、特にコウヘイ教団員による統一編成ではサラカエル共々守りの要となってくれる。
欠点は長期戦になると先に触れたような素の耐久性の頼りなさが露呈しやすいことと、運用上重要な『守護天使』と『聖戦』の効果範囲がどちらもアザゼルに隣接する8マスであるため配置をやや縛ること。
編成や運用の目的によってはその限りではないが、基本的にバフを味方全体に行き渡らせやすい自陣の中央(テンキーの5の位置)が定位置になる。
機動型の保護機ではあるが回避能力には乏しく、受けて耐えることを前提としたスキル構成であるため、育成は素直にHP・防御を中心に振るのがオススメ。
機動型共通の欠点として素の命中が低いので、『審判』を生かしたいなら装備かステ振りでカバーする必要があるが、自前の防御系バフがやや心許ないのもありHP・防御を削りすぎると脆くなりがちな点には留意しておきたいところ。
フルリンク(他ゲームでいう完凸)ボーナスはHP+20%かバフ・デバフLv+2がオススメ。
関連イラスト
関連項目
天使 爆乳 黒髪ロング 片目隠れ 黒髪巨乳 穿いてない 黒髪巨乳
関連リンク
公式動画