※この先『チェンソーマン』第一部終盤、第二部138話のネタバレ、含んでおりますのでご注意下さい。
「ソードマン……とでも名乗らせてもらおうかな」
概要
本名は須郷ミリ(すごうみり) 一人称は「俺」。趣味はピアノとランニング。
長剣の悪魔に変身する能力を持った青年。初登場時はマキマに支配される武器人間の一人として登場。二部ではウェポンズと呼ばれるコミュニティに所属しており、チェンソーマン教会の一員となっている。
外見
黒髪の美青年で、女生徒曰く「デンジと生徒会長を足した感じ」とのことで、パーカーにジャケットを羽織っている。猫背気味のデンジと並んでも背丈は大差なく、目元はどことなく引き締まっている。
人物
性格は良くも悪くも正直かつ素直で転校初日に他の生徒を「クズ共」と呼ぶなど口が悪い。一方でマキマを倒す事で結果的に自分を救ってくれたデンジには強い感謝の念を抱いており、「拝もうとは思わないが毎日感謝してる」と述べている。実際に作中では三鷹アサがチェンソーマンに並べられているのをムカつく、デンジが椅子の代わりにされていることが気に食わない(これに関しては半分デンジの意思)、勧誘の際に公安からは自分が守ると宣言するなど、利用しようなどという下心は一切見られない。転校してきた理由も教会への勧誘だけでなくデンジの純粋に友達になりたかったからである。
本人によると「今まで糞野郎共に道具みたいに使われてきた人生だった」とのことでマキマに支配される以前からあまり良い境遇にはいなかった模様。そのため「自分の体、脳みそは自分で使うべき」だと考えており、今は自由に生きようとしている。教会内での立ち位置は悪くないようで毎日ゲーセンに行ってステーキを食べているらしい(その後の反応から少なくともステーキに関しては例え話のようだが)。
経歴
第一部ではマキマに支配され、公安対魔特異5課に所属しており、チェンソーマンと二度に渡って対峙したが何れも真っ先にやられていた。
もう出番は無いかに思われたが、第二部138話でデンジに話しかける形で再登場。
マキマに支配されていた時の記憶はほとんど残っていないらしくお互いにとっては実質初対面にあたるとは本人の談。
ソードマンと名乗ったのもチェンソーマンの『マン』に合わせたからでデンジからは「ダセェ」と言われていた。
139話では神奈川から転校してきた際の自己挨拶で「俺は馴れ合うつもりはねぇ、喋りかけんなよクズ共が」と語るなど、一般人相手には辛辣な態度を取っているが、端正な顔立ちもあって、逆に女生徒からは人気が出てしまっている。
デンジにはマキマの支配から解放してもらったこともあって感謝しており、初対面時から好意的であり、友達になりたいと考えて自身が所属するチェンソーマン協会に勧誘している。
戦闘能力
鞘のようになっている右手首を引き抜く事で剣の悪魔に変身することが出来る。
変身すると両腕から腕に両刃の剣が出現し、目の辺りに後頭部に向かって伸びる2本の剣がつくスタイリッシュな外見となる。
戦闘時は常人離れした身体能力に加え、自身の両腕から突き出ている剣で敵を切り裂く。