アンドロイドやサイボーグ、ロボットなどにおいて、破損や故障、メンテナンスといった状況下で内部機構が露出した状態を指す用語。
フィクション作品中においては、彼らはその正体を隠して人間社会に溶け込んでいることが多く、メカバレによる正体の露見が物語の大きな転換点となることが多い(*1)
また、メカバレの対象が自然上の存在(人間や動物)に近い場合、ある種のフェチズムを喚起するためか、少ないながらも一定の愛好家が存在する。
もともとは、人間であると偽っているアンドロイドやサイボーグの正体が、特定の人物や周囲にバレるシチュエーションを指す用語として提唱された。
そのため、演出的な意図をもって表現されたもの(内部透視図など)は、メカバレとは呼ばれない傾向にあったが、最近はメカが見えていればなんでもメカバレという流れもある。
作品の画風や表現方法(*2)によっては、見る者にリョナやグロテスクに通ずる嫌悪感を抱かせる一面を持つこともまた事実であり、一般とR-18Gの境目は曖昧である。メカバレに属する画像の投稿の際には、必要に応じ「R-18G」タグをつけることも検討すべきであろう。
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(*1)
その一方で、あっさり周囲に容認されてしまうなど、それを逆手に取った展開もある。(例:ゆうきまさみ『究極超人あ~る』)
(*2)
流血を伴う、顔面のメカバレ、人間に酷似した内部構造を持つ場合、などがそれに当たる。