概要
鬼面を持ち、刀などの武器を携えて描かれることの多い神話上の生物。
発祥はインド神話で、男性はヤクシャ、女性はヤクシニーと呼ばれる。
インド神話においては、残虐かつ暴力的な悪鬼として扱われていたが、仏教に帰依してからは、法や宝物を守護し人々に恩恵を与える守護神になり、また八部衆の一員にも数えられている。
なお仏教を通じてタイ王国にも伝わり、鬼のような巨人ヤックと呼ばれ寺院装飾に用いられている。
創作においても妖怪の一種として描かれたり、練達の戦士への称号として夜叉の名を付されることがある。
ピクシブにおいて「夜叉」で検索すると、夜叉そのものよりその名を付された創作上の人物に当たることが多い様子。
詳細は、夜叉(一般)にて
関連タグ
羅刹:同じくインド神話の悪鬼神をルーツに持つ、仏教における守護神