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蒔迦な穂意匠电网の編集履歴

2023-09-09 17:04:34 バージョン

蒔迦な穂意匠电网

まきかなほいしょうでんわ

「蒔迦な穂意匠电网」とは、「蒔迦な穂」氏による映像作品であり、同氏のチャンネル「謎の映像・CMチャンネル」の関連作品である。

“この世界が、俺たちの世界とどう関わっているのか。必ず導き出す。”


概要

謎の映像・CMチャンネルの真相編ともいえる作品であり、いわば此方が本編。主人公の「阿修羅(仮名)」3兄弟と、彼らの義兄弟にあたる「古本屋(仮名)」の合計4人が、舞台となる世界の闇や自分達の出生の秘密について探っていくミステリー。


登場人物

登場する人物のほとんどは名前が明かされておらず、ここではファンからの呼称や作中のコードネーム(?)を仮名として記載する。


阿修羅(仮名)(西華界鼎太龐帝皇兄)

蒔迦な穂

本作の主人公。阿修羅像の様に正面に加え左右に弟達の顔が付いた結合三胎児の兄弟。仏像の童子の様な格好をしている。

後述の「熵線」を克服せんとする代天府の計画によって畸形児として誕生し、以来熵線を吸収する身体をもつ人柱としての役目を強いられている。

神社仏閣の様な建物の中で生活しており、恐らく上記の事情により地上では熵線の災禍から民を守る生き神として祀られている事が示唆されている。

脳が一部で結合しているため、若干ではあるが兄弟間で互いに感覚や思考を共有しているものの、基本的には各自独立した異なる自我と意識をもち単独で機能している。

18歳。身長175㎝。体重81kg。1人で3人分の生命が付いているためか心臓や肺は通常の1.7倍あるらしい。どの顔からも栄養の摂取が可能なため兄弟で均等に分けて食べているが、身体の構造上唯一身体を動かせる長男が嘔吐すると弟達の口からも吐瀉物が出てしまう。また両脇に弟達の顔があるため就寝中も寝返りが打てない(身体の構造上窒息はしないものの)等、身体の不便さに悩まされる事が多い。

全てが終わった後、代天府の施設からパソコンを入手し、この世界の2023年9月2日にYouTube上にてVtuberとしてデビュー。ただしユーザー名を本名に変更出来なかった様で、事前に入力されていた名前「蒔迦な穂」をそのまま名義として使用している。


長男

正面の物憂げな表情の顔が彼。代天府の機密資料の暗号を解読したり、相手の嘘を見抜いたりする事が出来るほど非常に明晰な頭脳をもつ。

弟達2人は目と口以外身体を動かす事ができず顔も思った方向に向ける事が出来ない(目線や口のみ可動)ため、彼が手足や首を動かしている。

辛い物が好物。


次男

左面の眉の細い穏やかな顔が彼。柔和な性格で、正面の兄の苦悩を感知してフォローしたり、真後ろの怒りっぽい弟を宥める等バランサー的な立ち位置。


三男

右面のやや前髪の長い凛とした顔が彼。言いたい事ははっきり言うタイプで、いわば三兄弟の「本心」の様な立ち位置。口調は辛辣で、ツッコミに回る事が多い。


古本屋(仮名)

【創作漫画】2【YouTube】

本作のもう1人の主人公で、阿修羅達の相棒兼義兄弟。

母親似のため中性的な顔貌をもち、通常の人型の少年だが、父親からの遺伝で熵線の影響を受けない特異体質。

阿修羅達同様明晰な頭脳をもち、物品の調達等の収集作業に長けている。また阿修羅達同様仏像の童子の様な衣服を身につけているが、我々の世界に阿修羅達と来訪した際は彼等に代わって食料品等の調達をするべく、街中に溶け込むためにワイシャツを購入して着用していた。

代天府の企みや自身の両親の行方について疑問を持ち、阿修羅達と共に調査する。また、ある事情から代天府から危険因子としてマークされており、生命を狙われている。

本編では視聴者側の立場で聞き役になったり、阿修羅達のVtuberとしての設備を整えたりとサポートに回る事が多い。


猊下(鹿の爺)

代天府のトップに君臨する高僧であり、本作の悪役。雌鹿の身体に前部に上下逆になった彼自身の顔があり、臀部に同じく上下逆になった古本屋の実父の顔があるというグロテスクな外見をしている。熵線の影響か、逆天の技術により誕生した畸形児の1人であるかは不明だが、鹿の身体になる前は四肢を欠損した達磨の様な身体をしていた。

終始ニコニコと柔和な笑顔を浮かべているが、性格は非常に狡猾かつ残忍で、逆らう者は生涯をかけて断罪し続ける事を望むほど嗜虐的であり、僧侶とはおよそかけ離れた邪悪な心の持主。阿修羅達に虚言で擦り寄ろうとしたり、古本屋に嘘を吹き込み阿修羅達と仲違いさせようとする他、真実を頑として明かそうとしないため彼等からは強く警戒されている。

古本屋を始末しようと彼を代天府の施設まで連れて行くが、そこで生前の光重が前もって古本屋の身体に仕込んでおいたある仕掛けによって熵線をまともに浴びてしまい、苦しみながら死亡した。


光重(古本屋の実父)

本作のキーパーソン。唯一本名が判明している人物で、「逆天」の研究員の1人。代天府側の人間だが通常の人間としての倫理観も持ち合わせており、仕事に対して罪悪感を感じなかった訳ではなく、そのため自身が熵線を克服して息子(後の古本屋)を授かった事に関して、罪のない赤子達の健康を奪い続ける自身に子を持つ資格があるのかと内心葛藤していた。

その後猊下から我が子が人柱に選ばれた事を聞かされ、我が子を守るべく代天府に反逆、人柱化の呪いを我が子から見知らぬ別の女の胎内の子に移し、彼等を阿修羅達として誕生させた。更に相手の女性とまだ幼かった我が子と阿修羅達を下界に亡命させようとしたため、罰として猊下の鹿化の際に肉体を猊下の臀部へと加工され、絶えずうめき声を上げながら口から猊下の血便を垂れ流し続けるだけの存在となるという悲惨な末路を辿る。

その素性は、我々の世界で遺伝子工学を専攻していた、東京大学のとある研究員。医学の進歩への貢献という思いから、人為的に畸形を発生させる方法について研究していたため周囲からの反発を買い、孤立していたところを代天府に付け込まれ、その時にいた妻と息子を置いて本作の世界へ誘われてしまった様である。


光重の同僚

代天府側の人間で、「逆天」の研究員。光重とは同期だが、彼からはあまり良い人物と思われていない様子。

外見は幼い少年だがそれは逆天の技術によって畸形児の内臓を体内に移植する事で老化を止めているためであり、実年齢は35歳のれっきとした成人男性である。

猊下におもねる発言や保身からの虚言が多く阿修羅達から警戒されており、また古本屋の実母に関して「政府の人間の子を孕んだのだからきっと喜んでいる事だろう」などと発言している事から、自身の社会的立場への驕りや差別的な思想の持主である事が伺える。生死不明だが、古本屋からの熵線に被曝した事により恐らく死亡したと思われる。


古本屋の実母

光重が本作の世界で懇意にしていた遊女。頭に花を飾った短髪のあどけない娘の様な見た目をしており、顔貌は古本屋と瓜二つ。彼の子の妊娠の発覚後、代天府の計画を知って反逆した光重の手引きで、我が子と呪いを肩代わりされて誕生した阿修羅達を伴い下界に逃亡。辛くも我が子と阿修羅達だけは死守に成功したものの、自身は罰として殺害され、遺体を猊下の口から喰われ光重の口から糞として排泄されるという悲惨な末路を辿った。


アップロード主

我々の世界のとあるサラリーマンの青年。「謎の映像・CMチャンネル」の管理者。実写の彼を演じているのは蒔迦な穂氏本人。

激務のストレスから鬱病を患い、違う世界へ逃避したいという思いから自殺を図ろうとした所を代天府からの接触を受け、彼等からの指令で、送られてくるプロパガンダのCM映像をYouTube上にアップしチャンネル登録者を人柱候補として集める事と引き換えに、此方の世界へ誘われた。

この世界に来訪した時点で代天府は滅亡しており、阿修羅達に発見された事で辛くも事なきを得るが、帰還の際に光重の形見である代天府の機密書類をうっかり持って帰ってきてしまい、返却のため阿修羅達や古本屋と再び相見える事となる。

彼の顔貌はフレームアウトや後姿で常に隠されており、全てが謎に包まれているが、彼の素顔を目撃した古本屋の台詞や代天府のプロパガンダ映像の数々から、彼自身の素性のみならずこの世界に関するある哀しく恐ろしい事実が示唆されている。



用語


代天府

この世界における日本政府の様な組織。西の大陸から輸入した逆天の技術を用い、不老等のさまざまな用途のため国民を実験台に非人道的な人体実験を繰り返している。また逆天の技術によって施設を雲の上に建設しており、まさに神に代わる(代天)組織(府)として地上の民草を監視している。


逆天

この世界における西の大陸にて生み出され我が国に伝来した、従来の科学の常識を根底から覆す新たな科学技術。あらゆる自然法則に反した完全に人工的かつ既存の科学より遥かに高度な「科学」で、もはや呪いや魔法に近い。

光重をはじめ多くの我々の世界の科学者達が代天府によって連れて来られ(我々の世界では神隠ないし失踪の様な扱いになっている)、彼等からもたらされた科学的知識は逆天に大きな進化をもたらした模様。


熵線

逆天を発展させた結果発生した人体に有害な物質で、我々の世界でいう放射能に近い。浴びれば1日で身体が朽ちてしまうが、被曝に伴う苦痛の体感は逆天の技術で弄る事が出来るらしく、その気になれば相手を約57億年分(即ちほぼ無限)の苦痛を味わせながらじわじわと嬲り殺す事が出来るという凄まじく恐ろしい代物である。また熵線に汚染された水は2度と利用する事が出来ず、これが我が国を除く全人類の滅亡の一因にもなった。


人柱

この世界における生き神的存在として誕生させられた畸形児達の総称、もしくはその候補を産み出すために異世界から集められる人的資源。作中では「从」という中国語の漢字が使われている。

この世界では畸形児は不思議な力が宿るとされており、逆天の技術によって人為的に多くの嬰児が畸形として発生させられ、生き神や即身仏的な存在として信仰されたり、不老長寿をもたらす資源として肉体を消費されたりしている。

なお、世にも稀有な三鼎の姿であり、且つそれぞれ自我と知性を保ったまま奇跡的に生存が出来ている阿修羅達は「西華界鼎太龐帝皇兄」という名前を与えられ祀られ、畸形児達の中でも特に高い地位にいる様だ。


関連動画

蒔迦な穂意匠电网



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