概要
作品のオープニングテーマとともに流れる映像は、単にその作品のイメージを表現したものにとどまらず、本編の展開を何らかの意味で示唆するもの、つまり本編の伏線になっていることがある。
そうしたOP映像の要素が実際に本編の中に反映されることを「OP回収」という。
例えば『仮面ライダーギーツ』のOPである「Trust・Last」とともに流れる映像中に、ヒロインの1人であるツムリが主人公の浮世英寿に銃を向けるという非常に意味深なシーンがあり、これが何を意味するかはかねてから話題になっていた。そしてこのシーンは『ギーツ』第48話「創世Ⅹ:ツムリの鎮魂歌」のラストで本編に登場し、物語の決定的な転機を告げるものとなったため、見事なOP回収として大きな反響を読んだ。