概要
アーキバス・コーポレーションのロゴをモチーフにしたマスコットキャラクター、所謂ゆるキャラである。
CMへの出演はもちろん、社員の名刺にも描かれており、時にはアーキバス主催のイベントに着ぐるみとして派遣されている。
アーキバス社の工場見学の締め括りに案内される土産物屋では様々なグッズが売り出されており、近年では民生向け事業の要として商品化には力を入れている。
噂ではアーキバスが運営する「再教育センター」ではアーキ坊やのポスターが壁一面に飾られ、授業の時間になればアーキ坊やが教壇に立つとか。
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…何度周回しても作中のどこにも見当たらない?
それもそのはず、何故ならこの「アーキ坊や」は完全な『無』から生じた二次創作キャラクターである。
本当の概要と事の発端
事の発端はわっしー氏の投稿から始まった。
アーキバスの企業ロゴに手足と顔を取っ付けたラクガキの中から採用の丸印が付けられたゆるキャラを、当初は「アーくん」と命名しようとしたがわっしー氏の旦那が「アーキ坊や」と命名したのである。
特徴的なシルエットと二色しかない配色、着ぐるみ化しやすい太い短い胴手足、企業ロゴまんまの顔の造形、描くのに1分も掛からない簡潔なデザインという、マスコットキャラに求められる要素が100点満点な形で混ざり合わさったソレは、多くのC4-621の心を鷲掴みにした。
アイビスの火の如く燃え広がるミーム
かくして誕生したアーキ坊やは、発端になった投稿から数時間もしないで数多くのFA投稿され、中には作中で使用可能なエンブレムまでもが登場した。
しまいにはアーキ坊やを目当てにAC6を始めたという初心者まで現れる始末である。
ACから生じる二次創作といえば、明確に描写されない登場人物達の容姿を描いたイラスト、ACや登場兵器の美少女化等がメジャーであろう。
しかしアーキ坊やがこれらの二次創作と一線を画しているのは、本編には影も形もおろか、微粒子レベルですら存在しない集団幻覚という事に尽きる。
そこから更にベイラムやRaDのマスコットキャラクターが作られたり、作中屈指の憎まれ役であるV.ⅱことスネイルのお気に入りでアーキ坊やを溺愛していたりと、様々な派生ネタまで生まれている。
作中のとある人物のセリフを引用するならば「一度生まれたものはそう簡単には死なない」
コーラルの増殖の如く浸透するアーキ坊やは何処へ向かうのだろうか…?