概要
主な使用者は五条悟。五条家相伝の術式である。
術者の周囲に呪力で「無限」を具現化させる事であらゆる干渉を防ぐ術式。
自身が危険と認識するものが自身に近づく程低速化し接触出来なくなる為、基本的にあらゆる攻撃を無効化する(自分に当たらなくする)ことが可能。
他にも仮想重量で押し潰したり、空中浮遊・高速移動したりと用途は幅広い。
ただし、使用には原子レベルの緻密な呪力操作が必要なため特異体質『六眼』の保持者でなければ十分には扱えず、保有していても長時間使用は脳への負荷がかかってしまう。
この対策として、五条悟は反転術式を同時に発動させ続けることで絶えず脳を修復している。
術式効果
ニュートラルな物として対象物と術者の概念上の相対距離を無限にすることであらゆる攻撃を無効化する効果がある。
術式順転「蒼」
詠唱は「位相 黄昏 智慧の瞳」
上記の効果を増幅させ-1のような虚数の空間を創る事で引力を発生させる。移動や拘束にも使用可能な技。簡単に言えば、収束する力。
術式反転「赫」
詠唱は「位相 波羅蜜 光の柱」
「蒼」とは逆に虚数の空間を増幅させる事により指向性を持つ衝撃波を発生させる。簡単に言えば、弾く力。
虚式「茈」
詠唱は「九網 偏光 烏と声明 表裏の間」
「蒼」と「赫」を衝突させる事により発生した仮想の質量を押し出す。赫とは比べ物にならない破壊力を持つ。