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コーラル(ACVI)の編集履歴

2023-09-13 05:38:09 バージョン

コーラル(ACVI)

こーらる

コーラルとは、ACVIに登場する物質。

「コーラルよ、ルビコンと共にあれ…!」


概要

ゲーム、アーマード・コアⅥに登場する物質。ルビコン3から採掘される資源であり、今作品のキーマテリアル。


強力なエネルギー資源であり、また情報導体である反面、中毒性のある嗜好品としても使用されるらしく、作中の登場人物にはコーラルの中毒者もいる。

また、食料としても使用されるともされており、「ミールワーム」というこれを食す虫(先述の食料の正体)を育てる餌にもなる。

コーラルを動力とする兵器が大災害を経て完全放置で半世紀経ってもなお安定稼動するなど、資源としてかなりのポテンシャルを持った存在であることが示唆されている。


Cパルス

コーラルの特性の一つとして「Cパルス」というものがあり、これを用いることで人間の知覚を増幅することができるという。このコーラル技術を用いて製造されたのが、主人公であるC4-621やレッドガンに所属するG5イグアスのような第4世代強化人間(C4)、並びに第1世代強化人間(C1)であるスッラである。

ちなみに強化手術の内容としては「開頭手術による脳深部コーラル管理デバイスの埋め込み」と、「脳内へのコーラル注入」という非人道的なものである。特に第1世代は手術の段階で死人が出るのも当たり前だった模様。

この強化手術によってパイロット適性を獲得こそできるが、運が悪いと脳内コーラルが焼き付いて感情希釈記憶障害など精神面に深い障害を負うことになる。


これらコーラルを用いた強化手術は、後述する「アイビスの火」でコーラルが焼失して以降は非合法な闇医者のみが取り扱う過去の遺物となり、第7世代以降はコーラル代替技術を用いたものが一般的となった。本格的にコーラル代替技術が確立したと思われる第8世代においては第4世代を含む旧世代強化人間を完全に無価値なものにした。

第9世代においては、旧世代強化人間の弊害である脳内コーラルの焼き付きを中和することができるようだ。


今作のオペ子である「エア」は621がコーラルの逆流(予兆なく、或いはなんらかの衝撃でコーラルの枯れ井戸からコーラルが大規模噴出が誘発される事故)に巻き込まれた際に幻聴の様な形で語りかけてくる様になった存在だが、コーラル汚染やコーラルそのものとの関係は不明。

依頼を持ってきたり、ネットを介して情報を売買したりと確かに現実に干渉して行動している事から主人公の脳内にしかいない存在ではない様だが…?


リスク

コーラルの持つリスクとして、高濃度のコーラルがなんらかの衝撃を受けると、全てを焼き尽くす業火へと変貌する、特殊な発火現象が起こる事が挙げられる。

ルビコン3周辺の星系はかつて「アイビスの火」というコーラルの大規模発火現象により焼き尽くされた上に、コーラル汚染という非常に人体に有害な環境汚染が発生、一時期はこの宙域に近づくだけで危険な状況になっていた。

以降この厄介な万能物質は焼失したと思われていたが、最近になってその反応が微量ながら復活した事で、企業たちが埋没しているであろうコーラルを巡り鎬を削っているのが現在の状況である。


関連タグ

ACVI RaD エア(ACVI) ルビコン3


コジマ粒子



















ACVIのネタバレ注意、未プレイの閲覧非推奨








































「"コーラルよ、ルビコンと共にあれ"…この警句には続きがある…」


「"コーラルよ、ルビコンと共にあれ"、"コーラルよ、ルビコンの内にあれ"、"その賽は投げるべからず"…!」


「コーラルをルビコンの外に出してはならんのだ…!」





「コーラルは自己増殖する生体物質であり

その増殖速度は個体群密度の影響を受ける


例えば真空状態

これは密度を最大化する理想的環境の一つと言える


重要なのは密度効果による『相変異』の兆候を見逃さないことだ


それは人類に制御できない破綻となる



「まずい

コーラル潮位が異常な速度で上昇している


この共振は相変異の…

計算しろ 猶予は?


47時間2分16秒


まだ間に合う

アイビスを出せ!」



一種のエネルギー生命体であり、微弱ながら意思が存在する。


ほとんどのコーラルは微生物程度の意思しか持っていないが、超高濃度のコーラルの爆発に巻き込まれた人間の知性を吸収して自我を確立出来る模様。


また、極めて電子導線・情報導体としての性質に優れているおかげか、電脳ネットワーク内に侵入・ハッキングしたり、コーラル動体式のACであれば起動、操縦出来る。

更にコーラルには


一箇所に集まろうとする


集まると指数関数的に増える


ある程度の濃度になると増殖が暴走、爆発炎上する


……という全自動アイビスの火発火装置としか言いようがない性質がある。

そのため放置し増殖させると「全宇宙が可燃性のガスで充満し、何処かで発生した火種で全宇宙が誘爆、炎上する」に等しい大規模宇宙災害が発生する危険性があるため、大気圏外へ広がる前にルビコンを周辺宙域ごと焼き払わなければならない

過去に発生した「アイビスの火」もそれであった。



「残り12分

やるべきことは全てやった


アイビスの火を見届けるのは私ひとりで良い


「技研もルビコンも壊滅は避けられない

問題はそのあとだ


変異波形発生の兆候も見られる

観測を続けなければ」




そして上記の自我を確立した希少な例であるエアこそが、変異波形こと『Cパルス変異波形』のひとつである。


エアは自分がかつてルビコニアン(ルビコンを故郷とする人間)であったという自認があるため極めて人間らしい(それもかなり無垢な印象を受ける)情動を見せる。

その上で一部地域のコーラルに発生した特殊波形であるという自認も同時に持っているため、コーラルの事を「かつてアイビスの火で焼かれた同胞」だと認識していると思われる。

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