CV：伊丸岡淳
概要
『龍が如く7』に登場するドM男。
女王様に叩かれたりなじられたりする事を生き甲斐にしている、生まれながらのドMな中年男性。
そんな生業から数多のSMクラブを渡り歩いており、業界からは「マゾおじさん」という通り名で呼ばれている。
ムキムキマッチョなこの体はコンクリートに例えられるほど硬く、あらゆる打撃や衝撃を全て遮断してしまうという、文字通り無敵の肉体である。
本人曰く、刺激を求めて危険なプレイを求め続けた結果こうなってしまった為であり、この体のせいで痛みを一切感じなくなってしまった事を嘆いている。
まごう事なき変態だが、自分の趣味が他人から見て受け入れ難いものである事は理解しており、他人に押し付けたり、犯罪を引き起こしたりしていない分、倫理観や価値観はかなりまとも。
また、異人町のコンビニで店長を務めている母親がいる。
作中での活躍
サブストーリー「あの素晴らしい痛みをもう一度」に登場。
春日一番が、後輩の志保から陰湿な嫌がらせを受けている女王様・由美子を助けたところから始まる。
全く共感出来なかったため立ち去ろうとしたが「男にぶたれる趣味はないが、自分を思いっきりぶってほしい」と自分のプライドをかなぐり捨ててまで懇願するマゾおじさんがほっとけなくなった春日が手助けを受け入れた事でなんやかんやで戦闘になる。
由美子が志保の息がかかった半グレに襲われそうになっているのを春日が目撃し、駆けつけるも間に合わない位置にいたが、そこでマゾおじさんが割って入って来る。
なお、マゾおじさんはナイフで斬られたのにもかかわらず服が破れただけで結局無傷だった。
「ナイスだ、マゾおじさん！」と彼の咄嗟の行動を称賛した。
半グレ共をボコった後は、志保に対し二度と由美子に近づかないよう警告した事で騒動は終結、二度も助けてくれた春日と命の恩人であるマゾおじさん
由美子を助けたのも正義感からではなく、自分の楽しみを味わうことが出来ない体に嫌気が差して全てがどうでも良くなってしまい、
ビンタされた挙句軽々しく命を捨てるような真似をした事を咎められるが、これがマゾおじさんが痛みを取り戻すきっかけを作り出す。
サテライトレーザーも効かない体を無視するビンタって一体………。
先程のビンタを「他者を思いやる真心のこもった責め」と感激、そして初対面でありながら本気で惚れてしまった事を告白
由美子を普段から持ち歩いているムチで自分を思いっきりぶってほしいと懇願、尻を全力で叩かれるととどうじ待ち望んだ痛みにそんなマゾおじさんの歓喜の声とリアクションからスイッチが入ってしまったのか楽しそうに何度もしばき続ける。
愛のある痛みに飢えていたマゾ男と愛を与えたい女王様、この二人から生まれた「孫が産まれる日も遠くはない」と彼の母親に向けて呟いたのであった。
サブストーリー終了後はデリバリーヘルプのキャストに追加される。
技名は「無痛の盾」。
由美子に踏まれながら登場したマゾおじさんがぶっ飛ばされた後に何故かレッドカーペットの上を威風堂々と歩いた後に身構えるというもの。
防御力を大幅に上げてくれるバフ効果を持つ。これは見た目以上の効果を発揮し、特に終盤の敵は攻撃力がバカ高いのばかりであるため、攻略のために何度もお世話になるであろうキャストの一人となる。
余談
・一人だけギャグ漫画から飛び出してきたようなキャラクターと設定は、プレイヤーに多大な笑撃を与え『7』の中でも最も濃いキャラとして
・「マゾおじさん」という名前のキャラクターは『0』の時点で既に登場している（もちろん、『7』の方とは別人。）。
・下の名前が「そうた」と読むキャラはもう一人いる。
