※その他の前田さんについては前田の項目を参照してください。
概要
CV:浦和めぐみ
本名は前田ひろみ。アニメでは2期から登場しているが、下の名前が判明したのは2004年の放送回。
掃除係の女子。生真面目でルールを重んじているが、他のキャラクターと比べて非常に高圧的で口うるさいためクラスメイトからは快く思われておらず、特に男子からは煙たがられている。共通の少女趣味や、性格的にみぎわさんと気が合う。
桜田淳子の大ファン。
たまちゃんの家にまる子と野口さんとで遊んだ際には、野口さんから「怒るとすぐぬ顔が赤くなって、ものすごい大きい声でワーワー泣いて、みんなを困らせる人はだーれだ?」という問題が出され、その答えは紛れもなく前田さん本人なのだが、本人は全く気づく様子がなく、そのことに笑っていた野口さんに「なんで私ばっかり仲間はずれにすんのよ!」と半泣きでかつヒステリックに掴みかかったが躱されてしまい、額を強く打って号泣した。
掃除係としての責任から清掃時には仕切りたがるが、独りよがりな性格が強くみぎわさんのようなリーダーシップはなく、大抵は思い通りにいかず、更に自分が注意されたりすると、鼻を真っ赤にし泣き出してしまうことが多い。また泣きすぎて鼻ちょうちんを膨らましたこともある。
周囲へのキツい言動の一方で、素直に感謝を述べて後でお返しをしたり注意されれば反省して謝るなど根は素直かつ真面目であり、義理堅い一面もある。
また家族には優しい祖母がおり、素直に好意を伝えられずわがままを言ったりもするが、非常に慕っている。
一度忘年会を自宅でしたときにたまたま山根が胃腸が痛くなりその場に蹲ったので介抱しようとした祖母に「いいんだよ放っておけば。いっつもなんだから!」といい「あんたみたいな冷たい子は私の孫じゃないよ!出ておいき!」と怒られたときには大泣きした(その後しっかり反省し祖母に優しく「来年も頑張ろうね」と励まされた)。
両親は未登場であり、自宅にいるシーン等でも登場するのは祖母のみである。上記の性格は両親が自宅にいない事も理由としてあるのではないかと指摘する視聴者もいるそうな…。
余談
悪い子までは行かない愛すべき馬鹿キャラなのだが、給食袋の回やパン作りの回やサザエさんごっこの回で幼少期に自己中心的なクラスメイトに振り回されたトラウマが蘇る読者もいるらしく、ネットでアンチに動画やAAを作られることもあった。
そのたびに「前田さんじゃなくてトラウマのアンチなのでは?」「影響力が弱いジャイアンじゃん(ジャイアンやスネ夫は昔からたびたび視聴者に冗談半分で非難されている)」「城ケ崎さんやまる子に媚びてブスな女子の前だけで威張ったり精神に来る悪口を言ったり他の子の持ち物を素手で盗んだり面倒事を腰巾着にやらせたりしないんだからクソガキタイプとは違う」「男子にモテる美少女として出して女子に疎まれがちな性格を美化しない点は好感が持てる(余談で、男性向けアニメに出る似た性格の美少女はさほど人気が高くない)」と指摘されている。
憎まれ役ではあるがいつもまる子たちと一緒に笑っているキャラである。