ウツホ
「のう、マンタロー この写真はなんじゃ?
ハイカラな女子に囲まれて ヘラヘラしておる
このお調子者はだれなんじゃろな?」
マンタロー
「それは正体不明の
RANOMAT って シンガーで
一体だれなのか まだ□&⦿%S■☆♭*!」
ウツホ
「オマエさん しらばっくれるのも
大概にせいよー!!!」
フウカ
「あ〜ら マンタローはん、
楽しそうで よろしおすなぁ?」
「ほんならずっと
ハイカラの オトモダチと
遊ばはったら ええんとちゃいます?」
マンタロー
「これには 深い理由が!
ボクはバンカラとハイカラが
歌でもっと仲良く…%Δ#?%◎&@★!」
フウカ
「カネも 引っ張ってこんと
寝ぼけたコト言うんも
大概にしいやぁ?!」
(意訳)
概要
バンカラ街とハイカラシティの仲を取り持つべく、「RANOMAT」名義でシオカラーズに曲を作っていたすりみ連合のマンタロー。
しかし、そのシオカラーズと撮った写真を、メンバーであるウツホとフウカに見つかってしまい、RANOMATの正体を知った彼女たちに大目玉を食らうハメになってしまった。
『鉄鎚ピシャゲルド』は二人に鬼の形相で追いかけられた体験をもとにマンタローが作曲したもので、楽曲が公開された際のスプラトゥーン公式Twitterでは、「ものすごく怖かったけど二人は最高にかっこよかったんだ」というマンタローのコメントが掲載されている。
なお、この投稿ではマンタローは「青アザの残る顔」であったことが綴られており、相当キツく〆られた模様。
Aメロの個性あふれる会話パートからBメロのウツホ・フウカのユニゾン、そしてノリノリのサビにつなげる展開は、新鮮ながらすりみ連合らしさにあふれるものとなっている。
サビではマンタローのボーカルも入っているが、果たしてどんな気持ちでレコーディングしたのか……。
なお記事冒頭の台詞は会話パートのものであるが、スプラトゥーンシリーズの楽曲としては異例の「イカ・タコ語の日本語(意)訳」が公開されている。
ゲーム内楽曲としては、2023年9月の1周年記念フェスから使用されている。
「ピシャゲルド」とは、広島弁で「叩く、平手打ちする」という意味の「ぴしゃげる」+「〜ど」(終助詞の「〜ぞ」と同じ)に由来すると見られる。広島弁らしいものを話すウツホがタイトルを付けた、もしくはウツホの発言をもとにマンタローが付けたのであろう。
英語版タイトルは「Big Betrayal」。「Big」はおそらくマンタローの英名「Big Man」を踏まえたもの。「Betrayal」は「裏切り、内通」という意味であるが、エイを指す「ray」が含まれており、日本語版よりわかりやすく「マンタローの裏切り(に対するウツホとフウカの鉄鎚)」を強調したタイトルとなっている。
動画
余談
マンタローがコラボ時に使った名義「RANOMAT」の文字の順番を入れ替えると「MANTARO」になる。
ついでに海外版では「Ian BGM」と名乗っているが、こちらも並び替えるとマンタローの英名である「Big Man」になる。
アナグラムで身内を騙せると思ったのか、マンタロー……
そもそも写真で分かる通りRANOMATの姿は帽子を被ってサングラスをかけただけのマンタローなので、ハナから変装する気もなかったのかもしれない。
Aメロのウツホパートからフウカパートへの移り変わりをよく聞くとどこかで聞いたことのあるフレーズが...?
関連タグ
春風とペトリコール:発端。