ウツホ
「のう、マンタロー この写真はなんじゃ?
ハイカラな女子に囲まれて ヘラヘラしておる
このお調子者はだれなんじゃろな?」
マンタロー
「それは正体不明の
RANOMAT って シンガーで
一体だれなのか まだ□&○%S■☆♭*!」
ウツホ
「オマエさん しらばっくれるのも
大概にせいよー!!!」
フウカ
「あ〜ら マンタローはん、
楽しそうで よろしおすなぁ?」
「ほんならずっと
ハイカラの オトモダチと
遊ばはったら ええんとちゃいます?」
マンタロー
「これには 深い理由が!
ボクはバンカラとハイカラが
歌でもっと仲良く…%△#?%◎&@★!」
フウカ
「カネも 引っ張ってこんと
寝ぼけたコト言うんも
大概にしいやぁ?!」
ウツホ
「おんどりゃー! ま~~だ話は終わっとらんぞ!?
アネゴとコラボはいい、じゃがワシらにキッチリ
話をつけてからってーからのが筋じゃないんかの? あん?」
マンタロー
「言わない方がいいと思ったんだ!
ふたりともこういうのは嫌がるだろうから◎$♪×△¥○&?#$!」
ウツホ
「ワシは隠し事が大嫌いじゃ!
いいからコブシで ぶつかってこーーい!」
フウカ
「お~いおいおい…(泣)
あんさんいつも「ボクは歌わなくてもいい」とか言うてはるくせに
ヨソではえらい気持ちよう歌わはるんやねぇ?」
マンタロー
「ふたりの歌声を生かしたいからだよ!
ボクの歌なんか無くたってじゅうぶん○×△☆#♭●□▲★※」
フウカ
「ほんなら、もっとええ声出せるように
みっちり たたきこんであげましょかぁ?」
(意訳)
概要
バンカラ街とハイカラシティの仲を取り持つべく、「RANOMAT」名義でシオカラーズに曲を作っていたすりみ連合のマンタロー。
しかし、そのシオカラーズと撮った写真を、メンバーであるウツホとフウカに見つかってしまい、RANOMATの正体を知った彼女たちに大目玉を食らうハメになってしまった。
『鉄鎚ピシャゲルド』は二人に鬼の形相で追いかけられた体験をもとにマンタローが作曲したもので、楽曲が公開された際のスプラトゥーン公式Twitterでは、「ものすごく怖かったけど二人は最高にかっこよかったんだ」というマンタローのコメントが掲載されている。
なお、この投稿ではマンタローは「青アザの残る顔」であったことが綴られており、相当キツく〆られた模様。
Aメロの個性あふれる会話パートからBメロのウツホ・フウカのユニゾン、そしてノリノリのサビにつなげる展開は、新鮮ながらすりみ連合らしさにあふれるものとなっている。
サビではマンタローのボーカルも入っているが、果たしてどんな気持ちでレコーディングしたのか……。
なお記事冒頭の台詞は会話パートのものであるが、スプラトゥーンシリーズの楽曲としては異例の「イカ・タコ語の日本語(意)訳」が公開されている。
ゲーム内楽曲としては、2023年9月の1周年記念フェスから使用されている。
「ピシャゲルド」とは、広島弁で「叩く、平手打ちする」という意味の「ぴしゃげる」+「〜ど」(終助詞の「〜ぞ」と同じ)に由来すると見られる。広島弁らしいものを話すウツホがタイトルを付けた、もしくはウツホの発言をもとにマンタローが付けたのであろう。
英語版タイトルは「Big Betrayal」。「Big」はおそらくマンタローの英名「Big Man」を踏まえたもの。「Betrayal」は「裏切り、内通」という意味であるが、エイを指す「ray」が含まれており、日本語版よりわかりやすく「マンタローの裏切り(に対するウツホとフウカの鉄鎚)」を強調したタイトルとなっている。
動画
余談
マンタローがコラボ時に使った名義「RANOMAT」の文字の順番を入れ替えると「MANTARO」になる。
ついでに海外版では「Ian BGM」と名乗っているが、こちらも並び替えるとマンタローの英名である「Big Man」になる。
アナグラムで身内を騙せると思ったのか、マンタロー……
そもそも写真で分かる通りRANOMATの姿は帽子を被ってサングラスをかけただけのマンタローなので、ハナから変装する気もなかったのかもしれない。
Aメロのウツホパートからフウカパートへの移り変わりをよく聞くとどこかで聞いたことのあるフレーズが...?
なお、『サイド・オーダー』にて、イイダはRANOMATがマンタローであることに気づいていなかったという事実が判明する。ちなみに相方のヒメは「RANOMAT」の名義の方がイカすと感じており、むしろ「『マンタロー』よりそっちで売ってけばいいのに」とさえ思っている。
バンカライブ轟
ウツホ
「ゴルァー!マンタローこれはどういうことじゃ?
なんでワシらの大事なライブでテンタなんたらが
歌いよったんかのぉー?!」
マンタロー
「待って待って 今回はちがうって!
ボクも全然知らなかっ□&〇%$■☆♭*!」
ウツホ
「バッカモーン! 横取りを
だまって見てたなら同罪じゃー!!」
フウカ
「あ〜ら マンタローはん、
さすが顔が広おすなぁ?
ほんで、テンタクルズはんと
どうナシつけるんか
教えてくれはります?」
マンタロー
「ええと… まずはお礼のメールかな
本日はうれしいサプライズを%Δ#?%◎&@★!」
フウカ
「ナンボふんだくるか
聞いてんねん!!
ハイカラぼけしとるんか?!」
(中略)
ウツホ
「ま~だ 話は終わっとらんぞ!
最近のオマエさんの ハイカラかぶれ…
さすがにもう
見過ごすわけにはいかんのう?」
マンタロー
「でもでも!
ハイカラなものを知ってこそ
もっとバンカラを
盛り上げることが□&〇%$■☆♭*!」
ウツホ
「ぐぉー! 目をキラキラさせるな!!
バンカラもんならコブシで語らんかーい!!」
フウカ
「お~い おいおい…
次から次へと大物相手に
いそがしそやね?
ウチらのコトは
もうど~でもようなったんやろ」
マンタロー
「ちがうよ! ボクがいちばん大事なのは
ふたりとバンカラ×Δ☆#♭●□★※!」
フウカ
「ほんなら!
態度で「誠意」
見してもらいましょかぁ?」
(中略)
フウカ
「マンタロー、すりみ連合の誓い
忘れたわけとちゃうやろな?
ウツホ
「ワシらのキズナは絶対じゃ!
裏切者には…」
マンタロー
「鉄槌…ピシャゲルド…」
(意訳)(?)
2024年のバンカライブ轟で披露されたアレンジバージョン。今回はウツホとフウカの休憩中、テンタクルズが乱入してきたことで、それをマンタローが止めなかったために二人にしょっぴかれている。
しかもライブ中、ウツホが何度かマンタローを蹴ったり殴ったりしている。幸いにも、言いたいことを言えたこともあり、お客さんに免じてマンタローは二人に許してもらった。
動画
25:50~
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春風とペトリコール:発端。