概要
スプラトゥーンシリーズで登場するBGMは、架空のアーティストによって演奏されていることになっており、各バンドによってジャンルや楽器が大きく変わり、ヒーローモードなどのオフラインモードにはオンラインバトルには登場しないアーティスト達が参加している(オンラインモードの曲は「プレイヤーが流行りの曲を流しながらバトルしている」、それ以外の曲は「各フィールドで流されている曲が混線して聞こえてきている」という設定)。
また、フェスでは、シオカラーズ、テンタクルズ、すりみ連合によるフェス専用の音楽が流れる。
ゲーム内で登場するのは上記三組をはじめとする一部のユニットのみであるが、公式ツイッター、オリジナルサウンドトラック、設定資料集「ハイカラウォーカー」、公式サイトのスプラトゥーンベース:イカ&タコ界のヒットチューンなどでイラストや各種設定を見ることができる。また、ゲーム内でも広告やロゴシールなどがさりげなく置かれていたりするため「さんぽ」等で探してみるのも一興。
Pixivで作品を探す際は、個々のアーティスト名で検索したり、「海鮮バンド」と検索すると良い。
フェス担当
シオカラーズ
メンバー
スプラトゥーン(イカ、1)のフェス、ヒーローモード終盤のBGM担当。
詳しくは当該記事を参照。
テンタクルズ
メンバー
スプラトゥーン2(イカ、2)のフェス、オクト・エキスパンション終盤のBGM担当。
ビジー・バケーション feat. テンタクルズとしてSplatoon3の対戦BGMにも登場している。
詳しくは当該記事を参照。
すりみ連合
メンバー
スプラトゥーン3(イカ、3)のフェス、ヒーローモード終盤のBGM担当。
詳しくは当該記事を参照。
1のオンラインバトル担当
Squid Squad
カリスマ的人気を誇るバンドで1のテーマ曲を担当。ラウドロックをベースに幅広いジャンルを取り入れた音楽が人気。現在は活動停止しているが、各メンバーでそれぞれ精力的に活動中(合食禁、Front Roe)。
直訳すると「イカ分隊」。
メンバー
- ICHIYA(イカ、Vo.&Gt)
- わがままで天才肌の作詞作曲担当。楽譜も理論も理解していないがカリスマ性とパワーでメンバーを引っ張る。
- NAMIDA(イカ、Syn)
- 紅一点。ジャズ理論をかじっており、色気と変態さを加える。実は一番ぶっ飛んでいるらしい。あだ名が多い。
- IKKAN(イカ、Ba)
- 最年長。音楽にはだれよりも熱い情熱を持つが、常に無表情で微動だにしない。打ち上げには最後まで残っている。
- MURASAKI(ウニ、Dr)
- 最年少。やんちゃな性格で体力とポテンシャルはあるが粗削り。意外と涙脆い。
曲
- Splattack!(メインテーマ)
- Ink or Sink
- Seaskape
- Kraken Up
- Metalopod
- Now or Never!(残り一分)
ABXY
シリーズ全作に登場するチップチューンバンド。イソギンチャク女子の独特なキャラクターとキャッチーなピコピコサウンドで人気の4人組。楽曲の名前の由来は、ゲームに関連した言葉。
バンド名自体も任天堂のコントローラーのABXYボタンからだと思われる。
現実のチップチューンバンド「YMCK」も元ネタと考えられる。
ちなみにメンバー交代や脱退などせすに1、2、3の全作で登場しているアーティストは、シオカラーズとABXYのみである。
メンバー
- パル子(イソギンチャク、Vo)
- ビジュアル担当。ほかのメンバー比べてやる気がなく練習にはたいてい遅れてくるが、ライブでは自らが光る。クマノミと共生しているが放置のし過ぎで死にかけている。3ではバンカラ街のザッカ屋『竜宮城』の店長代理として勝手に働いている。
- ノイジー(イカ、Gt&Cho)
- ムードメーカー。もともとはパンクバンドで活動していた。好きなものは大きな自販機。坂(特に下り坂)を見ると衝動的に爆走する。
- ライアン(メンダコ、Ba)
- 作曲担当。オタク気質なインテリで古かったり変わったものが好き。ピコピコサウンドは彼の趣味。実は目立つのが苦手。タコではあるがオクタリアンとの関連性は不明。3では2023冬Chill SeasonにABXYの新曲公開に合わせてパル子に伝言をしているが、このとき一人称が「ボク」と判明している。
- シカク(カニ、Dr)
- 最年長。常に安定した演奏でバンドを支える。おおらかな性格でにこやかだが、一年に一回くらいは静かにキレているらしい。
曲
- 1で登場:
- Friend List
- Quick Start
- 2で登場:
- Chip Damage
- Battery Full
- 3で登場:
- Counter Stop
- Happy Sprite
Hightide Era
ピアノ中心の3人組バンド。主にインディーズで活躍している。もともとはピアノの弾き語りをしていたところを他のメンバーと意気投合して結成されたらしい。
ハイカラウォーカー242pによると、コアなファンは「Eralien」と呼ばれる模様。
直訳すると「満潮時代」。
メンバー
- タカ(タカサゴ、Pf&Vo)
- 曲を作るフロントマン。4歳の時からピアノを弾いており、アカデミックな音楽に飽きてストリートに飛び出した。実は結構チャラいらしい。
- ニシダ(ニシン、Gt)
- 北の方出身で247人の兄弟がいる。少し気取った性格。雑誌でコラムを連載中。
- クゼ(オコゼ、Dr)
- 安物の楽器をバカスカ叩く荒々しいドラムが特徴的。服が好きでバンドのスタイリングは彼によるもの。
曲
- Hooked
- Sucker Punch
2のオンラインバトル担当
Wet Floor
SNSの募集がきっかけで結成された新進気鋭のロックバンド。本人たち曰く「慣れていない」らしいが、ライブは完成されており定評がある。
時間をかけた綿密なスタジオワークによる作り込みを見せる一方で、ライブでのパフォーマンスにも定評があるため、“ポスト「Squid Squad」”と呼ばれて注目を集めた。
直訳すると「濡れた床」。
メンバー
- KAGI(イカ、Key)
- MIZORE(イカ、Gt&Vo1)
- TSUMABUSHI(ホラアナゴ、Ba)
- RYAN(イカ、Gt&Vo2)
- KAZAMI(コンペイトウガニ、Dr)
曲
- Inkoming!(メインテーマ)
- Rip Entry
- Undertow
- Don't Slip
- Endolphin Surge
- Now or Never!(残り一分)
From Bottom
北方の国で結成されたライブ中心のバンド。フォークロアとパンクロックを融合させた音楽が世界中に人気。何度となく大手レーベルから声がかかっているが、一貫して自主レーベルでのリリースを続けている。
カレントリップとは非常に仲が悪く、共演するたびに張り合っている。メンバーのファミリーネームは「ボトム」で統一している。
直訳すると「底から」。
メンバー
曲
- Shipwreckin' ~沈まばもろとも~
- Fins & Fiddles ~深海の喜劇~
- Seaform Shanty ~荒波ロデオ~
カレントリップ
ジャズやサンバを取り入れたアグレッシブな音楽で人気沸騰中。ピアノがHightide Eraのファンでネクタイは彼らの影響によるもの。From Bottomとソリが合わないのは公然の秘密。
トリップは英語で旅という意味だが、スラングで意識がトぶという意味もある。
メンバーのヨーコはイカの特異個体でゲソの色を自在に変える事が出来る。
元ネタは「可憐な旅」または離岸流の一種「rip current」か。
メンバー
曲
- 可憐なタクティクス
- 不意打ちのセオリー
SashiMori
横暴で独裁的なボーカルを追放し、10歳でタコの天才DJ少年を加えて再結成したポストイカタコ時代のニューカマー。古代のレコードから切り貼りした声をボーカルにしている。
かつてのボーカルの正体はあの人ではないかと言われているが真相はイカに。
元ネタは「刺身盛り合わせ」の「刺盛り」か。
メンバー
曲
- エントロピカル
- チャンポン・チャント
合食禁(がっしょくきん)
伝説のバンド、Squid SquadのIKKANと新進気鋭のトラックメイカーWARABIが意気投合して結成。
楽曲制作は一切顔を合わせずに行われている。そのため、ライブも行われていない。
元ネタは「合食」すると具合が悪くなる組み合わせからか。
メンバー
- IKKAN(イカ、Ba&Vo)
- WARABI(タコ、Programming)
曲
- Seasick
- Eazy Queazy
3のオンラインバトル担当
C-side
バンカラ地方を代表するパンクロックバンド。
3人とも音楽教育とは無縁で、感性と野心だけでノシ上がって来たという。しかし、挑発を兼ねて他アーティストの楽曲を無許可のままカバーし、自分たちの方が優れているとアピールしたり、Squid Squadの『Now or Never!』にいたっては自分たちがオリジナルだと主張する等、あまり行儀がよくないと公式からも言われている。
元ネタはカセットテープのA面・B面と「Seaside」からか(Chaosの頭文字も掛けている?)。
メンバー
- ベイカ(イカ、Vo&Ba)
- キクラ(アイスポットシクリッド?、Vo&Gt)
- ウオトラ(ハリセンボン?、Dr)
曲
- Clickbait(メインテーマ)
- Paintscraper
- Splattack!(Squid Squadの楽曲のカバー)
- Triple Dip
- Headhammer
- Now or Never!(残り一分)
Front Roe
ライブ活動が主軸でメディアにほとんど露出しないにもかかわらず、突如としてヒットチャートの最前列に躍り出たロックバンド。
ベースのIKKANが抜け、活動休止中だったSquid Squadのメンバー3人が、新たに二枚貝のベースを加えて結成した。覆面バンドとして再出発する道を選んだのは、人気ではなく実力で“今の姿”をオーディエンスに見てもらうためなのかもしれないからだという。
ジャケット写真で彼らが座っているソファの空白は……
元ネタは「Front row」と魚卵を示す「roe」からか。
メンバー
- 001Ngt(イカ、Vo.&Gt)
- 002Wsb(イカ、Syn)
- 003Soy(ウニ、Dr)
- 004Clm(二枚貝。アサリ?、Ba)
曲
- Sea Me Now
- Sandy Side Up
ビジー・バケーション feat. テンタクルズ
ワールドツアー中のテンタクルズがネットで無名のメンバーを集めバンドをプロデュース。
ビジー・バケーションは無名だが活きがいいらしい。
エレクトロニックやヒップホップ寄りのテンタクルズと打って変わって、オシャレな乾いた生音が特徴の作風。
メンバー(ビジー・バケーション)
詳しくはテンタクルズの記事を参照。
RANOMAT
バンカラ地方の謎のシンガー。
シオカラーズとコラボしており、「シオカラーズ feat. RANOMAT」の名義でフェスのバトルBGM「春風とペトリコール」を出している。
正体は明かされていないが、どこかで聞いた事ある歌声をしていたり、楽曲中に「エイ!」という掛け声を出したり、RANOMATの文字を並び替えるとMANTAROになったりと、誰がどう考えてもアイツ。
その後正体がバレたらしく、当人はハイカラを嫌う二人の仲間に鬼の形相で追いかけ回された。
曲
- 春風とペトリコール(シオカラーズとのコラボ曲)
YOKO HORNS & FRIENDS
前述したカレントリップのヨーコらが、腕試しに飛び込んだバンカラ街のセッション、そこでウマが合ったプレイヤーたちと急遽結成した7人編成のグループ。
ヨーコ、あーちん、きたむらの3人がカレントリップから据え置き、新メンバー4人が入って7人編成となった。キタノとトグロのどちらかがギターと思われる。
メンバー
- ヨーコ(イカ特異個体、Trp)
- 兵頭タオ(ヒョウモンダコ?、Trb)
- Toxy(種族不明、Sax)
- キタノ(キタノクジャクイカ?、楽器不明)
- トグロ(イカ、楽器不明)
- あーちん(バフンウニ、Ba)
- きたむら(ウニ、Dr)
曲
- ツートン・テリトリー
- ミルクバー・ドランカー
- ジェリーロール・ツイスター
H2Whoa
ハイカラ地方出身のユニット。読みは「エイチツーウォー」。
結成間もないが既に注目を集めている話題のユニットで、バンカラ街のあるラジオ局が彼らの曲をヘビーローテーションして以降、注目されるようになった。
ラウドロックを好むバンカラの若者たちも「スカした歌詞とビジュアルがなんか鼻につくが、正直そこがイカす」と、戸惑いつつも興味を隠せないという。
元ネタは水の化学式「H₂O」と英語の間投詞「Whoa」(日本語だと「待った!」的な意味)から。
メンバー
※楽器(憶測)のソースは、ジャケット画像の左下と右下のイカ語の訳(左下のはOKUTOPASUTAKO VOCAL、右下のはNAGARENAHASANGO GUITERと読める)。
曲
- Ripstop & Go
- Aquasonic
O.C.K
C-Sideのギタリストのキクラが立ち上げた別プロジェクトのアンサンブル。
読みは「オーシケ」。
重厚かつエッジーなギターはそのままに、気まぐれともいえるほど目まぐるしく展開する曲調は鮮烈。「とにかく自由にやりたくて」と語る彼らは一見いきあたりばったりなようで、実はお互いのプレイを隅々まで把握しているという。
「No Plan Survives」ではFrom Bottomのバイオリニストのフィン・ボトムがゲストに迎えられている。
元ネタは「大時化(おおしけ)」か。
メンバー
- キクラ(アイスポットシクリッド?、Vo&Gt)
- その他3名?(内訳不明)
- フィン・ボトム(ショーベタ、Vn)※No Plan Survivesでゲスト参加
曲
- Shifting Stars
- No Plan Survives
サーモンラン担当
ω-3
シャケによるスリーピースバンドで今一番脂がのっている。彼らにとっての音楽とは、サーモンランのための狼煙であり、行軍の士気高揚のためのものであるらしい。
メンバー
- アルギンの第一子、ヤキハラーズが隠せし刀(Vc)
- トラウト地獄谷より生まれし雄々しき緑の炎(Timp)
- 真の鮭帝ヒズナマスの忠実なる僕(DJ)
※シャケには個体名(氏名)を有するという文化が無く、同種族内での渾名を便宜上記載。
曲
- 2から登場:
- 膏肓(こうこう)
- 囂々(ごうごう)
- 竜穴(りゅうけつ)
- 鼕々(とうとう)
- 3から追加:
- 運鈍根(一部の特殊Wave)
- 峨々(EX-Wave)
- 過言(ビッグラン通常Wave、C-SideのClickbaitのリミックス)
- 過言(変異)(ビッグラン中のクマサン商会ロビー内)
クマサン商会
サーモンランのバイトを斡旋している企業そのもの。クマサン商会の事務所やヘリ機内などで流れているBGMは、クマサン商会の社歌である。
曲
- 2で登場:
- カガヤクンデス・マーチ
- キット・モット
- 3で登場:
- カガヤクンデス・マーチ24h
- ノット・バッド
- クマサンからのおねがい
ストーリーモード担当
OCTOTOOL
ヒーローモード担当。DJ Octavioのプロデュースの下、イカの世界から忘れられたタコの勤勉さを規則的なビートで表現する素性不明なアーティスト(上のイラストはイメージ)。2はある人物の影響か、ポップな仕上がりになっている。
メンバー
- (正規メンバーの素性は不明、タコと思われる)
- ゲスト:???(???)
曲
- 1で登場:
- Eight-Legged Advance
- Tornado Shuffle
- Cephaloparade
- Tentacular Circus
- Tacozones Rendezvous
- Octoweaponry(ボス戦)
- 2で登場:
- タコツボキャニオン(フィールド)
- Eighteen-legged Concerto
- The Girl from High-Color
- Buoyant Boogie
- Shooting Starfish
- Cephaloparade ※続投
- Tentacular Circus ※続投
- Tacozones Rendezvous ※続投
- Octarmaments(ボス戦)
- 3で登場:
- Crater Eighters Routine
- Tacozones Rendezvous ※続投
DJ Octavio
ヒーローモードの一部ボス戦BGM担当。
DJタコワサ将軍のアーティストとしての名義。詳しくは当該記事を参照。
Dedf1sh
オクト・エキスパンション担当。本名はミズタ・アハト。『擬態』と形容される音楽で評価される、将来を有望視されていたDJだったが、理想の音楽を求めて地下に足を踏み入れた結果半ば望む形で『消毒』されてしまった。
サイド・オーダーでは「ミズタ」として主要人物の一人として登場し、こちらでも彼女の楽曲がいくつか登場している。
曲(オクト・エキスパンション)
- #0 shell
- #1 progress
- #6 frisk
- #4 dunno
- #2 ripped
- #9 party
- #8 regret
- #14 crush
- #13 shade
- #16 salty
- #12 awake
- #11 above
- #19 bless
- Splattack!(Octo)(Squid Squadの楽曲のリミックス)
曲(サイド・オーダー)
- #0.1 unshell
- #12.2 awakened
- #47 slumber(feat.テンタクルズ)
MOF8
3のヒーローモード担当。ケバインクの影響でケバ化したタコトルーパーが描かれたジャケット写真(OCTOTOOLのものに似ているが……)以外に情報はなく、素性は不明。個人なのか団体なのかも分からない。しかしタコたちは毛むくじゃらになっても、音楽に合わせて勤勉かつ忠実に職務をこなしているらしい。
見覚えのある命名をされた曲名が一つだけあるが果たして…?
元ネタは「もふもふ」と「8(タコの8本足)」からか(Mammalian of 8の頭文字も掛けている?)。
曲
- Nine out of Tension
- Underwater Neon
- Flop to It
- Smoke and Mirrors
- Ride or Fry
- With Flying Colors
- Seep & Destroy
- Marine Machines
- #35 caught
- Don't Flinch
- In Filtration
オルタナのアーティスト
3のヒーローモードの舞台となるオルタナのBGM担当。詳細不明だが、かつてオルタナに住んでいた住民たちだと思われる。既に彼らはこの世にはおらず、曲だけが残されたのだろう……
アーティスト
- Stars in the Deep(サイト1担当)
- Mimicry(サイト2担当)
- Wash out(サイト3担当)
- Firefly(サイト4担当)
- On the Clock(サイト5担当)
- Anxiety Society(サイト6担当)
曲
- Sandcastles(サイト1)
- Sudden Depth(サイト2)
- Two Shadows in the Sun(サイト3)
- Dead Sea(サイト4)
- Whirlpool Tune(サイト5)
- Hyper Diver(サイト6)
ミッションステージ待合室曲(作曲者不明)
- オルタナ市民プログラム M-01:スタンダードコース(朝霧の海岸線)
- オルタナ市民プログラム M-02:チャレンジコース(夕暮れのオフショア)
- オルタナ市民プログラム M-00:Init(テストノイズ)
- オルタナ市民プログラム M-??:mY dEAR
Mnemonic Clouds
サイド・オーダーのステージBGM担当。
“消毒”された者たちの記憶が秩序の塔のステージを回遊する魚となった存在で、唯一メンバーが存在しないアーティスト。
全体的には『なくしてしまった、温かくて懐かしい記憶』を感じさせるような曲をメインテーマとしつつ、塔の下層では『誰かの懐かしい記憶』を感じさせる曲が、塔の上層へ行くにつれて『行き過ぎた秩序』によって細切れにされて乱暴に整列されたような、ある種のいびつさを感じられるようなアレンジにされていくコンセプトがある。
通常ステージの曲名は英単語の一部の文字を数字に置き換えている(1~9階では「i」が「1」、11~19階では「s」が「2」、21~29階では「e」が「3」)。
曲
- demol1sh
- demoli2h
- d3molish
ポータル破壊ミッションのBGM。「demolish」は「取り壊す」という意味。
- jest1ng
- je2ting
- j3sting
逃げる敵を倒すミッションのBGM。「jesting」は「冗談好きな」「滑稽な」という意味。
- rout1nes
- routine2
- routin3s
エリアを確保するミッションのBGM。「routines」はroutine(ルーティン)の複数形。
- souven1r
- 2ouvenir
- souv3nir
ボールを運ぶミッションのBGM。「souvenir」は「お土産」という意味。
- j1tters
- jitter2
- jitt3rs
プロペラヤグラを運ぶミッションのBGM。「jitter」は「電気信号の時間的な揺らぎ」「いらいらする」という意味。
- Cθld Stθrage(ゴロゴロマルチャーレ戦)
- θctθpticθn(カイセンロンド戦)
- Echθ θnslaught(イカイノカノン戦)
ボス戦BGM。oが0(ゼロ)ではなくθ(シータ)に置き換えられていることに注意。
- New World Order(???戦)
その他
Cala Marley
3人のイカで結成されたレゲエバンドで、バトルやバイトでのマッチング中(待機中)のBGMを担当。読みは「カラ・マーリー」。
彼らの曲が奏でる、深く深く潜っていくような感覚はバトル準備中のイカたちの精神統一にひと役買っているらしい。
公式設定資料集『ハイカラウォーカー』によると、後述の高架下バスドラムが参加したライブイベント「LWP」にも参加している模様。
彼らの曲は1と2の両方で使用されていたが、3では彼らのBGMは登場しておらず、ロビー内のジュークボックスでも聞くことはできない。
バンド名の元ネタは揚げ物のイカフライを指す英語、あるいはイカを指すイタリア語「Calamari(カラマリ)」か。
メンバー
- イカ3名(名前・容姿ともに全員不明)
曲
- Ika Jamaica
DJ Real Sole
ハイカラスクエアのショップ店内BGM担当。
ミステリアスなアーティストで、音楽のイメージを壊さないために自身は表に出ないという。
日常に添える音楽をモットーとしていて、シングル『New You』は新しい自分になるために着飾るイカたちに贈る音楽としている。
この曲は店舗ごとに別リミックスが流れている。
曲
- New You
※余談だが、同曲のドゥーラックバージョンで流れるギターのメロディは、2のミステリーファイルにて店主シガニーのものと示唆される楽譜と一致している。もしかすると、このギターはシガニーが弾いたものなのかもしれない。
3のロビーBGM担当
3のロビーBGMを担当しているアーティスト達。各アーティスト1曲ずつかつ、ジャケ写の公開もアーティスト紹介もされておらず、全員が詳細不明。
- Backwash(曲:Sinkopated)
- Turf Love(曲:Drip Feed)
- Wading Room(曲:Heliocentru City)
- New Shores(曲:Fuzzy Dazzler)
- Bonfire(曲:Blop Bop)
- All Swell(曲:Gilded Cage)
- Coral Kiss(曲:Dressed to Krill)
- Crevasse(曲:Slick Moves)
- Aquariyum(曲:Belly Flop)
- Pianissimo(曲:Gillty)
- Missing Ink(曲:Pour It On)
- Chroma Chaos(曲:Pop `n` Schlock)
- Medusa(曲:Clashing Colors)
- Nothing in my Wave(曲:Dorsal Slicer)
- Anglerfish(曲:Soak & Stomp)
アンチョビットゲームズ
イカ世界のゲーム制作会社で、3のナワバトラー担当。ナワバトラー中に流れる全ての音楽は同社が手がけたもの。ナワバトラー自体も同社が開発している。
Shy-Ho-Shy
シオカラーズのプロデューサー。
かつて幼少期のシオカラーズの2人が「ちびっこ民謡選手権」に参加した際、審査員を務めていた。この選手権で2人が同氏の目にとまり、プロデュースを受けることになったのが、後のシオカラーズデビューのキッカケだと公式が明かしている。
現在までに同氏の楽曲がゲーム内で使用された例はないが、「シオカライブ」のCDには同氏名義でハイカラシンカのデモ版が収録されている。
曲
- ハイカラシンカ(Shy-Ho-Shy Demo)
高架下バスドラム
上で述べたSashiMoriの竜-Chan、Hightide Eraのクゼ、From Bottomのブロウ・ボトムの3人からなるガチホコチーム。
公式設定資料集『ハイカラウォーカー』によると、(正史か不明だが)ハイカラ地方最大級となったライブイベント「Low Water Party(LWP)」にて即席バンドとして参加したことが記されている。同ライブでは、「今日初めてウッドベース弾くから、うまくいかなくても許してね」事件で会場を沸かせた模様。
現在までに高架下バスドラム自体の楽曲がゲーム内で使用された例はない。
メンバー
- 竜-Chan(鯉)
- クゼ(オコゼ)
- ブロウ・ボトム(フグ)
SANGO®
高架下バスドラムと同じく、ライブ「LWP」に参加したDJ。
公式設定資料集『ハイカラウォーカー』によれば、同じく「LWP」に参加したテンタクルズのDJイイダとの間でノーミスDJバトルを8時間も繰り広げた模様。
その外見とSANGO®という名義から明らかに3号……なのだが、LWP自体が正史に組み込まれている設定なのか怪しく、特に紹介などもされていないため詳細不明(というか3号はDJやってたのか……?)
現在までにSANGO®の楽曲がゲーム内で使用された例はない。
ちなみにLWPだが、テンタクルズ、Cala Marley、高架下バスドラムの他にもDJ Octavio feat. AORIやアタリメ司令、Dedf1shも参加している。
しかし後のサイド・オーダーにて、ヒメ(ドローン化済)が共にLWPに参加したはずのDedf1shことミズタと初対面であるかのような会話をしており、やはりLWPは正史ではないのかもしれない。
……3号が正史でもSANGO®名義でDJをやっている可能性は捨てきれないが。
外部リンク
※全てのアーティストが記載されている訳ではない。