オクタリアン
おくたりあん
通称『タコ』。
スプラトゥーンシリーズに登場するタコのような生物の種族。このうちインクリング(イカ)に敵対的なDJタコワサ将軍率いる軍隊は「タコ軍団」と呼称され、ヒト型に変身できる者は「オクトリング」と呼称される。
主にシリーズ各作品のオフライン専用のストーリーモードとなる「ヒーローモード」で敵として登場し、イカと同じようにインクを使った攻撃を仕掛けてくる。
誰もがイカ形態とヒト形態を使い分けることができるインクリング(イカ)と違い、オクタリアンの多くはタコの足や吸盤そのもののような姿をしており、大きさもかなり個体差がある。
ただし、ヒト形態に変身できる特殊なタコも確認されている(後述)。
性格は個体差や文化差等例外はあるものの、基本的にイカたちとは正反対で勤勉で真面目。早起きが得意らしい。
旧世界の遺物を利用して高度な住居や兵器などを製造することが得意で、世界平均から見ると15年以上進んだ先進的な技術を持っている。
これは身の回りにあるものを利用してシェルターのような隠れ家を作ったり、岩礁やタコツボに潜む事を好むというタコの習性が彼らに強く残っているものと考えられる。
その結果、完全自律式のロボット兵器や反重力技術、転送装置、足場などを透明化する光学迷彩まで実用化している。
しかし電信柱を2つ繋げたら浮く機構を生み出したり、パン焼き器に効率化を求めすぎて飛び出したパンが店主に大怪我を負わせたり、出力が700倍になった室外機が空を飛んだりとよく分からないことにもなっている。
また真面目過ぎる反面、杓子定規で融通が利かない部分もあり、デンチナマズがぬいぐるみにすり替えられても変わらず警備を続けたり、アタリメ司令や古いデンワなど容姿の似ているものを仲間と誤認したりと、どこか抜けている面もある。
なおシリーズ初期の段階では宇宙から飛来した異星人と思われるような描写(地上に進出したイカが外宇宙に向けて発信したメッセージにより、それを受け取ったオクタリアンがやってきたと窺わせる記述が1のミステリーファイルに存在)もあったが、『3』時点の公式設定ではイカから進化したインクリングと同様、タコから進化した純地球産の生物である事が確定している。
大ナワバリバトル(100年前から)
一万年前に起こった海面上昇により陸上の生物が絶滅した後、陸地に進出した海洋生物の中でも特に高い知能と適応力を持っていたイカ及びタコは時代のイニシアチブを握り、後に「軟体世紀」と呼ばれる時代が始まる事になる。
100年前まではイカとタコは隣人として暮らし、友情で結ばれる者たちもいた。
しかし再度海面が上昇し始め、残された陸地があと僅かとなると両者の間で「大ナワバリバトル」と呼ばれる戦いが勃発する。
タコたちは持ち前の技術力と勤勉さにより、享楽的で早起きの苦手なイカたちを大いに苦しめ、さらに切り札として戦略タコツボ兵器を建造。
イカたちの本陣を陥落させるべく動き出すが、電源ケーブルの長さが足りておらず敵陣を目の前にしてコンセントがすっぽ抜けて沈黙するという大チョンボをかます。
更にイカ陣営に伝説的な英雄「カラストンビ部隊」が現れたことで徐々に形勢が逆転、最終的にタコたちは敗北を喫し、住処を失い地下へと潜らざるを得なくなった(近年の研究では、最終的に明暗を分けたのは足の本数の差であるとされている)。
正確にはハイカラ地方からナンタイ山を挟んで北西に数十キロ行った不毛の土地(タコツボバレーやタコツボキャニオン)がナワバリであり、そこに各地下基地とつながる転送装置「ヤカン」を設置して潜んでいる。それぞれのヤカンは透明化して隠されており、インクを当てないと姿を現さない。
地下基地は滅亡した人類文明の遺跡を再利用したものとされている。
なお、ファミ通によるインタビューで公開された作中世界の地図に「大ナワバリバトルの際にできたクレーター」なる地形がみられるのだが、核兵器でも使われたのかと疑うレベルの巨大クレーターが4つも出来ており、相当な激戦だったことが分かる。
ちなみにこれらのクレーターは東京付近にあり、海に削られた弧の一部がオクトにて3号とアタリメ司令が調査に出た「奥の岬」となっている。
現代(スプラトゥーン)
それからしばらくは人類の残したシェルターを改造したコロニーを作り隠れ住んでいたものの、シェルター外殻の老朽化やエネルギーの不足により生活が困窮してしまい、エネルギーを獲得する為に再び地上への進出を目論む。
アタリメ司令はタコの不穏な動きを事前に察知すべく監視を続けていたものの、その隙をついてハイカラシティの電力を賄うオオデンチナマズとデンチナマズ達を奪取。
ハイカラシティが大停電の危機に陥ってしまう中、アタリメ司令の元をたまたま訪れたプレイヤーはNew!カラストンビ部隊の隊員3号に見いだされ、タコたちとの戦いに挑む事となる。
実はこの事件以前にもイカスツリーを電波ジャックし、タコ作曲の曲を爆音で流すという挑発行為を働いた事があるものの、享楽的なイカたちには100年前の事などすっかり忘れられており、どこかのアーティストのプロモーション活動だと思われてしまった。
因みにタコの作る曲はイカの世界には無いジャンルの曲らしく、イカたちにとっては新鮮で興味を掻き立てられるものだったらしい。
なおこの電波ジャックの内容については、2014年11月6日に公開された『スプラトゥーン』のトレーラー映像から確認できるので参照されたし。
また、戦いのさなかでBバスパークやモズク農園に進出してきた他、電力に代わる燃料資源を求めたのか不明だが、ネギトロ炭鉱やシオノメ油田にも進出していた。
最終的に3号らの活躍により、オオデンチナマズとデンチナマズは奪還され、地上進出も失敗に終わってしまう。
しかし3号は奪われたデンチナマズをアタリメ特製のデンチナマズのぬいぐるみと入れ換える作業を並行して行ったという裏設定があり、しかもぬいぐるみにも発電力があるとされ、エネルギー不足の問題解決は一応目処が立ったと見られる。
同時にこのとき、3号の戦いを目撃したり、New!カラストンビ部隊の隊員1号と2号が流したシオカラ節を聞いた多くのタコ達が地上に憧れを抱くことになる。
この時からイイダを筆頭に一部のタコ達による地上脱出が始まった。
なお、タワーレコード渋谷店で開催された「Splatoon展」では、ショッツル鉱山を拠点とするイカのカラーギャング集団「No.9」が、ナマズを奪うタコ達にシンパシーを感じ、逆に利己的なイカ達に怒りを感じている、という裏設定が明かされている。
つまりNew!カラストンビ部隊以外にもオオデンチナマズ失踪の原因がオクタリアンだと知っているイカたちが一応存在するのである。
2年後(スプラトゥーン2)
一度はNew!カラストンビ隊の活躍によりその野望を挫かれたタコたちだったが、アタリメ司令と3号が遠征調査へ向かっている隙にオオデンチナマズを再び奪取、更にシオカラーズのアオリも同時に行方不明となってしまう。
一人残されたホタルはハイカラスクエアで見かけた見込みのありそうな若者=プレイヤーをNew!カラストンビ隊隊員4号に見いだし、共にこの事件に挑む。
また、元オクタリアンの一体である8号がタルタル総帥からハイカラスクエアを守った時期からは、ハイカラスクエアにはタコが進出しており、ついにはフェスで「イカvsタコ」が改めて出題されるまでに至り、これによりイカ達の間でタコが認められるようになったと考えられる。
それ以降、タコ出身のアーティストが新鋭としてイカ世界にデビューするようになりこれらを「ポストイカタコ時代」と呼ばれるようになった。
5年後(スプラトゥーン3)
これまでの「ハイカラ地方」から遠く離れた「バンカラ地方」が舞台となっているが、何とこの地ではイカとタコが昔から人型で普通に共存しており、わだかまり等も全くない。
もっとも、バンカラ街地下にあるマテガイ放水路が同作アートブックで「先の大戦で破壊された地下にある巨大放水路」と記述されていることから、大ナワバリバトル時代は普通に戦地となっていて敵対していたようである。
それでも共存関係を築けている理由は不明だが、バンカラ地方は全土が何処を見渡しても乾いた荒野しかなく、わざわざ敵対してまで土地を奪い合うメリットが全く無かったのが原因と思われる。大ナワバリバトル後の敵対関係も長続きしなかったのだろう。
そんな厳しい環境の中で共に生きてきた影響か、現地には独自の「バンカラ文化」なるものが確立され、タコ達の気質も生真面目とは言い難いなど、他の土地の同族とは明確に違っている。
『2』までは人型になれるタコ(オクトリング)は希少な存在のように扱われていたが、この地ではオクトリングは当たり前にいっぱいおり、プレイヤーキャラクターの外見もインクリングだけでなくオクトリングを普通に選択できる。
…とはいったものの、あくまでオクトリングがいるだけで「タコトルーパーなどのオクタリアン」は地上には依然として存在していない。
そんな彼らだが、モフモフの毛が生えて、クレーターやオルタナに住居を構え生活している個体が敵キャラとして登場する。
あくまでオクトリングとは別個体とみなされているようで、プレイヤーがタコであっても戦いを挑んでくる。
またカードゲームの「陣取大戦ナワバトラー」では堂々とカードにプリンティングされており、前作よりもより地上での認知度は高まっていると思われる。
他にもバトル中に登場する飛行するスポナーは、アートブックによるとオクタリアンの技術が取り入れられている(商品名は『START POINT Lite』らしい)。オクタリアンが直接開発に携わったのか、技術だけを導入したのかは不明だが、オクタリアンの一部技術も一般的になりつつあるようだ。
オクタリアンの中にはヒト形態になれるタイプとなれないタイプが分けられていて、長らくゲーム内でヒト形態になるのはタコゾネスのみが確認されていた。
この為イカ研究所(公式Twitter)などでも当初ヒト形態になることができるのはメスの個体のみではないかと推察されていたが、ミステリーファイル内にてDJタコワサ将軍が男性型のヒト形態をとっていた事から否定された。
さらに、タコが主人公の「オクト・エキスパンション」に登場する8号もれっきとしたタコゾネスらと同じ種族であり、人型になれるオスが存在することが明確になった。
『スプラトゥーン3』からは、人型になれるタコの男女問わない総称としてオクトリングという言葉が使われるようになっている。
なお、海外版ではタコゾネスは最初からOctoringと名づけられていたので、それが日本語版に逆輸入された形となる。
一般的なオクタリアン(タコトルーパー)たちは生殖については当初は無性生殖とされており、「母体」と呼ばれる個体から足が切り離され、その足が新たな個体となるとされている。
足の数の多さ=階級や知能と直結しており、使う兵器も強力になる一方で、後述のタコツボザムライのような特殊な個体も存在している。
関連書籍などによると、このタコ足型のタコトルーパーたちの中には一定の年齢になると人型に変態していき、最終的に完全なタコ・ヒト状態の使い分けができるようになる者が出てくるらしい。
人型になった者たちの中でとりわけ優秀な成績を収めたメスがタコゾネスとして活躍している。
ただ人型になれる個体が現れる理由ははっきりわかっていないらしく、「仲間外れにされて寂しかったから」など、曖昧な予測が付け加えられている。
一方で、10歳で幼体のPAUL(SashiMori)が既に人型に近い姿をしていたり、「WARABI(合食禁)の両親は世界中で活躍している俳優」と書かれているなど、人型になった個体の全てが元トルーパーであるとは限らないと取れるような部分もある。
よくよく考えると、前述の「母体から切り離されて増える」という話と、WARABIに両親が居るという話は矛盾しているようにも思えるが、これはオクタリアンが無性生殖と有性生殖の両方が可能で、人型になった個体同士の有性生殖で生まれる子供は先天的に早い段階で人型になれるようになる(母体から生まれたタコトルーパーが後天的に人型になる事はあり得る)という事なのかもしれない。
また、オクタリアンも水に入ると溶けてしまう他、リスポーン装置から復活する事ができるため、おそらくそれらの点に関してはインクリングと共通しカラダはインクからできていると考えられる。彼らの生態系はオクタリアンではなくインクリングとほぼ同じであり、むしろインクリングの亜種に近いイメージである。
実際、『スプラトゥーン3』に登場するバンカラ地方のオクトリングたちはインクリングと共存共栄しながら地上で暮らしており、地底に潜みながらイカへの侵略を企てているオクタリアンとは文化が異なる独立した種族のような扱いになっている。
戦闘員
人型に変身する能力を持つ女性のエリート戦闘員(リンクを参照)。
- デラタコゾネス
バイザーにワカメを乗せているタコゾネスの上位格。
- タコトルーパー
最も一般的な戦闘員。ホバークラフトに乗っており、こちらを見つけるとゆっくりとした動きのインク弾を発射する。
- タコダイバー
インクの中に潜る事ができるタコトルーパー。
シュノーケルをつけており、潜って隙を窺い攻撃を仕掛ける。
- タテタコトルーパー
ホバークラフトに盾を装備しているタコトルーパー。
正面からの攻撃は基本的に効かないので、倒すには回り込むか注意を逸らす必要がある。
盾は『初代』では破壊不可能だが、『2』以降では攻撃し続ける事で強引に壊すことが可能。
- タコトルーパーボンボン
『2』から登場。キャンディマシンに乗っている。
地面をバウンドする大粒のインクショットをボンボンと2連射するため攻撃力が高い。
- タコホッパー
『3』から登場。フロオケとフロ用のイスのマシンを駆る。
高く飛び跳ねつつスロッシャーと同じ、インクをブチまける攻撃を行う強敵。HPもタコトルーパーより高い。
ダイバータイプも存在するが非常にレア。1ステージに1体しかいない。
- バイタコトルーパー
上級の戦闘員。足が2本に増えている他、目つきが鋭くなっている。
ホバークラフトのボタンを連打し、シューターのようにインクを8連射する。
- バイタコダイバー
シュノーケルをつけたバイタコトルーパー。インクの中からの奇襲攻撃には要注意。
- バイタテタコトルーパー
盾を装備したバイタコトルーパー(名前がややこしく、イカ研究員も舌を噛んだほど)。
- バイタテタコダイバー
『1』にのみ登場。シュノーケルをつけ、盾も取り付けたバイタコトルーパー。
だが1ステージにしか登場しない上、直前の地点にあるスペシャル「スーパーショット」のかませ犬にされるという不遇な扱いを受けている。まともに戦えば勝てないという理由での救済措置だろうか…
- バイソクバイタコトルーパー
『2』より登場。イカついマフラーがイカしたマシンとワインレッドのような濃いゲソ色は、熟練を積んだ兵士の証左。
マニューバーのようにスライドして攻撃を躱して襲いかかる強敵。
さらにタテも装備したタイプが存在する。
- タコプター
頭にプロペラを付けたオクタリアン。
空中を漂いながらタコトルーパーと同じインク弾を発射する。ただし、こちらの方が弾速が速いので注意。
『2』ではバイソクタイプや、タコツボビバノンを吊り上げる個体も登場した。
- ボムタコプター
タコプター系の上級戦闘員。
タコプターよりもひと回り大きく、現実のタコに近い姿をしている。
スプラッシュボムを発射する。『2』ではバイソクタイプも登場。
- タコスナイパー
チャージャーのような武器で、遠距離から吹き矢のごとくインクを飛ばしてくるオクタリアンのスナイパー。リッター3K以上もの射程が驚異的。
『3』では偏差射撃を行う強化個体が登場する。
- タココマンダー
『2』から登場。黒いサングラスをかけ、ベレー帽を頭にかぶったタコスナイパーの派生種。
口元にガトリングもといスピナーを咥えており、本格発射まで若干のタイムラグがあるものの、発射中に正面から突っ込めばたちまち蜂の巣にされる。
- タコスタンプ
スタンプ状のオクタリアン。こちらを見つけると飛び掛かって押しつぶそうとする。
正面からは無敵だが、背中の吸盤が弱点。
『3』ではHPがバイタコトルーパー並みに増えている。
- ビートタコスタンプ
『3』に登場。ヘッドホンを装備しているタコスタンプ。
無駄に洗練された無駄のない無駄な動きで飛びかかるスタンプ攻撃に加えて周辺にウェーブを発生させるようになっている。HPも非常に高い。
とあるステージでは丸腰のプレイヤー相手に集団で登場し、リンチによる地獄を見せてくれる。
- タコボール
球型のオクタリアン。コロコロと転がる攻撃を仕掛ける。
転がっている間は無敵状態で倒せないが、プレイヤーの塗ったインクに沈めると倒すことができる。
敵としての登場は『1』のみだが、『2』でもこっそりカメオ出演している。
- タコミラーボール
『3』に登場。タコボールにプロペラを付け上半分をミラーボールのような銀の装甲で覆ったような姿をしている。
攻撃性能は持たないが、グレートバリアのような壁を展開する事で下にいるオクタリアンを完璧に守る。グレートバリアと違ってバリアに攻撃をあてても一切壊れることはない。
下にいるオクタリアンが倒されるとパニックになりその場であたふたと動くだけになるので簡単に倒す事ができる。
- タコリバーサー
『2』にのみ登場。ベンチに座った肥満型のオクタリアン。
口からコロガリウムを吐き出して攻撃してくるが、プレイヤーのインクで弾き返して反撃することも可能。
『イカすアートブック2』には、昔は真面目なサラリーマンという周りからの印象と趣味のズレに息苦しさを感じており、今の仕事(口からコロガリウムを吐き出す)に変えてからはストレスレスになったと記載されている。
- スタコラー
『2』から登場。頭に工事用の黄色いヘルメットを被ったオクタリアン。目元が隠れている。
タコの中でも飛び抜けて小型で機動力が高く、逃げ回りながらボムを置いて妨害してくる。ステージのカギを持っていることが多い。
- トルネードタコプター
『1』にのみ登場。ゴーグルを装備したボムタコプターで、登場ステージでは中ボスを務める。
ひたすらプレイヤーに向けトルネードを発射。しかも移動を先読みして撃ってくることもある強敵。
専用BGMは「Tornado Shuffle」。
- ミサイルタコプター
『オクト・エキスパンション』にのみ登場。トルネードタコプターを一回り小さくしたような姿。
超遠距離から、マルチミサイルを6発同時発射してくる。またスライドで攻撃をかわすバイソクタイプも存在する。
ヒメからは「ミコプター」と略されている。
兵器
倒せる兵器
- タコポッド
ミサイルのような姿をした小型の自律兵器。こちらを見つけると点火して突進し、自爆攻撃を仕掛けてくる。
『3』では倒すと後ろへ吹っ飛んで爆発する。
ちなみにマンタローもタコポッドの改造品を武器として使用している。
マンタローの改造品は爆発がトルネードと同等のものになり、影分身の正体としての役割を兼ねている。
- 大容量タコポッド
『3』に登場。通常のタコポッドと比べてかなり大きく、耐久力も増しているため咄嗟に出現されると倒し切れず自爆攻撃が直撃してしまうため注意が必要。
- トビタコポッド
戦略タコツボ兵器から射出される、タコポッドの派生種。
ジェット推進式で、プレイヤーを追尾してくる。
『1』ではタコツボキングから、『2』ではタコツボビバノンから、『3』ではラスボス(リンク先ネタバレ注意!!)から発射される。
タコツボビバノンのものはタオルを乗せている。
- タコッペリン号 (画像右側)
『2』から登場。飛行船型の大型タコ兵器。
側面に生えたタコ足を攻撃すれば落とすことが可能。
『3』では翼を展開する個体が登場し、それに乗っていくステージが存在する。
- タコミサイル (上画像左側)
『2』から登場。タコッペリン号の派生と思われるジェット推進式の小型兵器。マリオシリーズでいうキラーに相当する。
タコッペリン号とは違いどこを攻撃しても倒すことができる。
『3』では頭上に足場を展開する個体が登場し、それに乗っていくステージが存在する。
- タコストライク
『2』から登場。タコボールに代わって登場する、ボウリングの玉に入ったタコトルーパー。
能動的にこちらに向かってくることはないが、ひたすらリスポーンしては進路を嫌らしく妨害してくる。
本体を攻撃するかスーパーチャクチ・ウルトラハンコで破壊できる。
- タコストライクトリプル
『2』から登場。とても器用に積み重なったタコストライクの積み重ね。
出現時以外ではタコトルーパーの顔が出ない為、倒すのが難しい。
『オクト・エキスパンション』『3』では、2体積み重なったダブル版が登場する。
- タコストライクスコア
『2』にのみ登場。オレンジ色のタコストライク。たまに出てくる。
通常のものよりも倒した際にイクラが多く貰える。ただし再出現はしない。
- タコストライクターキー
『2』にのみ登場。巨大化したタコストライク。
穴はキャノピーでガードされている為、通常のインクショットでは倒せない。
インクキャノンでキャノピーを吹っ飛せば撃破可能。
ターキーとはストライクが3つ続く事。
倒せない兵器
- インクリーナー
周囲に塗られたインクを掃除する小型のジンベエザメ型ロボット。よく間違えられるがインククリーナーではない。
壁を塗っても吸い上げてしまうため妨害されやすい。
- 業務用インクリーナー
『2』に登場。業務用とあるだけに、巨大なサイズ。また清掃方法が吸引式からブラシ式に変わっている。
インクリーナーと違って即死ダメージを与えてくる。またプレイヤーだけでなくオクタリアンに対しても襲いかかるキケンなマシン。
ボムのインクを優先的に掃除する性質があり、これを利用して誘導する場面もある。
- タコドーザー
真下に大量のインクを噴出するオクタリアンの兵器。別名「おそうじ兵器」。
倒すことはできず、下に入ると即死ダメージを受ける(『2』以降は一撃でアーマーが破壊される)。
通常は一定のルートをゆっくり移動するが、こちらを見つけると追いかけてくる。
『2』では脚が高くなった「タカタコドーザー」が登場したほか、ミステリーゾーンの1つにも配備されている。
アタリメ曰く3号が何度もやられたヤバい奴との事。公式PVでも唯一3号を倒している。
ちなみに初登場時のステージ名が「岩場のタコドーザー ~あるじ無き暴走マシーン~」であり、オクタリアン側も制御できていないのかもしれない。
実はイイダが開発に携わっていた。
また、タコと通商条約を結んでいるシャケも装甲戦車「グリル」という似たような兵器を運用しており、タコドーザーの技術を流用しているのかもしれない。
- オオバンタコスタンプ
『2』にのみ登場。その名の通り大きなタコスタンプのような姿をした自律兵器。キャタピラで走行する。背中にジャンプポイントなどがある場合も。
鈍重な動きだが、攻撃力が凶悪で遮蔽物も破壊するほど。またタコスタンプとは違って倒すことができない。
- タコパトローラー
『2』にのみ登場。後述の戦略兵器のタコツボックスを転用し、マルチコプター型の偵察兼攻撃機としたもの。倒すことはできない。
サーチライトやインクの直撃で探知し、アラームの後に本体ごと押し潰してくる。オクトではこれを使ったギミックが存在する。
何故かナンバープレートが機体後方に付いており、航空機ではなく車両扱いなのかもしれない。
恐らく前述の空飛ぶ室外機はコレ。
ヒメからは「パトパトローラー」と言い間違えられた。
- タコウォッシャー
『オクト・エキスパンション』から登場。タコドーザーの小型モデル。
その場で止まっていたり、レール上を移動していたりする障害物。
倒すことはできず、触れると一撃でアーマーが破壊される。
オブジェクト・その他
- UFO(仮称)
オクタリアンの飛行兵器。
あくまでゲーム内オブジェクトであり、正式名称は不明。基本的にはステージ内の空飛ぶ足場として登場する。
ガラクタを継ぎ接ぎして作ったらしく、タコパトローラーに見られるような室外機(恐らく出力700倍化済)も搭載している。
イカ達の生活圏にも頻繁に姿を現しており、『1』の初回起動時にはハイカラシティ近郊に1機が墜落し、ハイカラニュースで報道されている(チュートリアルステージにそれらしき物体が地面に突き刺さっている)。
- イカ釣り不審船
オクタリアンの偵察船。
イカの情報を得るためイカ釣り漁船に偽装しており、ネギトロ炭鉱やシェケナダムの海上に現れる。『1』から登場しているが、正体が明かされたのは『イカすアートブック2』から。
現状で唯一確認できるオクタリアンの海上戦力。しかし攻撃することも攻撃されることもない、完全なるマップ外オブジェクトである。「イカ釣り」という名称から地上のイカたちを拉致誘拐しているのかもしれない。
その他
ここではその他オクタリアンである事が判明している登場人物を紹介する。
オクト・エキスパンションの主人公。魂にシオカラ節のグルーブを宿すタコ。地下育ちの元タコ軍団戦闘員。
「テンタクルズ」の一人。
インクリング達と共生しつつも、容姿と性格のどちらもがタコゾネスやオクタリアンの特性に合致しているが、その正体はやはりオクトリングで元タコゾネス。
少しずつイカの社会に進出し、ナワバリバトルに参加する様になった人型のタコ達。人型のタコの総称がオクトリングで、そのうちの男女によってタコボーイ、タコガールと分類される。
『2』のオクト・エキスパンションクリア後に登場する。8号とは別の個体で、ハイカラスクエアにたどり着くまでに深海に迷い込んでいない。
『3』でバンカラ地方にも数多く暮らしていることが判明する(ただし地下のオクタリアンとの関係は考えにくい)。その割にはタコトルーパーなどのタイプはいないようだが…
イイダの旧友にして消毒されたタコゾネス。Dedf1shはDJにおける名義であり、本名はミズタ=アハト。
オクト・エキスパンションのBGMを担当し、後のサイド・オーダーではサポート役として登場する。
切れ長な目と手に持った家紋付きの扇子が特徴的な京言葉を使うオクトリング。
ただし彼女が地下生まれであるという設定は現状ない。また、幼少期の時点でウツホやマンタローなどと顔を合わせているという設定があることから地下育ちではなく、地下のオクタリアンとは無関係な可能性が高い。
- PAUL
『2』のBGMを担当したバンドのひとつ「SashiMori」のDJ。
弱冠10歳の幼体だが天才DJ少年で、彼が加入するまでどこか物足りなさのあったShashiMoriを生まれ変わらせた。
『3』で「SashiMori」が再登場した際は、16歳となり幼体から成体へと成長した。
- WARABI
『2』のBGMを担当したユニットのひとつ「合食禁」の大人気トラックメイカー。
両親ともに有名俳優で、幼い頃から世界中で様々な種類の音楽を聴いて育った。ただしこの設定から察するに、彼と彼の両親は地下育ちではないようである。
オクタリアン?
オクタリアンか怪しいが、特徴的にはオクタリアンと思しき人々。全員がゲーム内には直接登場しない、裏設定上存在するアーティスト達である。
- ライアン
『1』『2』のBGMを担当したバンドのひとつ「ABXY」の作曲担当。ABXYはパル子の居るバンドといえば分かるだろう。
『ハイカラウォーカー』で種族がメンダコと明かされているが、驚くことに多くのタコが地上進出する前の『1』の時点からライアンは登場している。しかし外見が他のオクタリアンと似ても似つかないこと、そもそもタコの地上進出が本格化する前の『1』の時点で登場していることなどから、オクタリアンとは無関係な可能性もある。
- 明石さん
『3』のBGMを担当する「ビジー・バケーション feat. テンタクルズ」のメンバー(画像中央の奥)。外見は非ヒト状態のタコだが、種族に関する言及は今のところない。
- 兵頭タオ
『3』のBGMを担当する7人組グループ「YOKO HORNS & FRIENDS」のメンバーの一人。種族は明かされていないが、外見的にヒョウモンダコと思われる。
オクタリアンとの関係性は不明。
- SHIMA
『3』のBGMを担当するハイカラ地方のユニット「H2Whoa」のメンバーの一人。種族は明かされていないが、外側に吸盤のついた頭のゲソ、歯の形状などはオクトリングのそれであり、外見的にミミックオクトパスと思われる。
オクタリアンとの関係性は不明。
戦略タコツボ兵器
かつて大ナワバリバトルで使用された巨大兵器。ヒーローモードでボスとして登場する。
大ナワバリバトル時代ではどの兵器もコンセント式だったことが仇となり、イカ陣営までコンセントが届かずその真価を発揮することができなかったが、現在は動力源にデンチナマズを導入することでこれを解消している。
勝利後はぬいぐるみのデンチナマズに差し替わっているが、生活するのに十分な電力を持つだけあって動力に変化はなく強化や弱体化は見られない。
タコツボキング以外はどれもタコ足がついているが、これは『2』のミステリーファイルによるとこれらの兵器をタコたちが操る為につけられたものらしい。
スプラトゥーン
キモいほどに美しいラインの美脚と、巨大なくちびるおばけ顔が特徴のスタンプ状のタコツボ兵器。
プレスした後にタコ足が露出するのでそれが攻撃のチャンス。
タコツボックスの側面の壁を塗って通路を作ればいいが、
タコ足を破壊するごとに塗ることができるスペースを減らす等して塗りにくくしてくる。
- タコツボドラム
ドラム状のタコツボ兵器。
頭に洒落たワカメや靴のユニットが付いているオシャレさんのようだ。
インクのボールを蹴り飛ばして攻撃してくる。
だるま落としのように複数のドラムが重なった体の側面にはへそのように吸盤が飛び出しており、
これにインクを当て破壊することでドラムを1段ずつ崩していく。
タコ脚を破壊するごとに、体のドラムが増え破壊しなければならない吸盤が増える。
- タコツボール
シャコガイをモチーフとした、棘を生やした球体型のタコツボ兵器。
インクを撒き散らしながらフィールドの外周を移動し、
プレイヤーを発見次第、高速回転しながら轢き倒そうとしてくる。
プレイヤーの塗ったインクに入り込むとしばらく動けなくなると同時にタコ脚が露出する。
タコ脚を破壊するごとにフィールドにインクが塗れない場所を増やしたり、フィールドを動かすなどして自身がインクに沈みにくくする。
- タコツボファング
鋭い牙とつぶらな瞳が特徴のタコツボ兵器。
スタンドマイクの魚の姿をしており、あまりタコのモチーフが見られない。
インクに潜り真下から巨大な口で噛み付き攻撃をする。
また牙はファンネルのように飛ばすことができ、そこからインクを発射して攻撃する。
タコ脚を破壊するごとに牙の強度が増し、破壊しにくくなる。
ちなみにこいつを倒すためにはまずボムを口に投げ入れてタコ脚を露出させる必要があるが、
チェイスボムを投げ入れると1号と2号からちょっとした通信が入るという小ネタがある。
ウデに自信のある人は挑戦してみてもいいだろう。
- タコツボキング
DJタコワサ将軍が搭乗する、最後の超大型タコツボ兵器。
ロケットパンチ、ミサイル、手下召喚、メガホンレーザーなど多くの攻撃方法を持ち、これまでのタコツボ兵器とは一線を画する強さを誇る。
ロケットパンチはこちらのインクをぶつけることで跳ね返すことができ、それを繰り返してタコツボキングを追いつめていく。
スプラトゥーン2
- タコツボベーカリー
8つのオーブンが合わさったような形状のタコツボ兵器で、上部にタコ脚がある。
側面にパンのような箇所があり、マシンごと旋回しながらそれを素早く突き出して攻撃する。
パンは別個に意思を持っているようで、それぞれ声や表情が違う。
タコ足が破壊されるたびに変形し、ヌリヌリ棒を降り注がせたり、パンの一部にインクが塗れない鎧が装着されたり、コーティングの機械で塗りつぶしにきたりといきなり前作以上に容赦がない。
元々は戦闘用に設計・製造されたものではなく、イカたちの世界にあるパン屋を知った
タコたちが(それまではパン食文化が無かったのだろうか?)パンを焼く為に作った機械らしい。
しかし、ここでもタコ特有のマジメさにより、より多くのパンをより効率よく
焼こうと改造に改造を重ねていくうちに巨大なマシンとなってしまい、
更にパンが勢いよく飛び出しすぎてパン屋の店主が大怪我をしてしまうという事故が起こった。
このすさまじい勢いに目がつけられ、兵器として転用されたようである。
- タコツボザムライ
正々堂々な勝負を好むオクタリアンの頼れる兄貴分。
侍というよりは相撲取りのよう感じがする大型の人型オクタリアン。
インクリングのような適当な奴は許せないらしく、一輪車に乗りながら愛用のローラーを豪快に振り回して相手を叩きのめそうとする。趣味はバイクでのツーリング。
しかし彼自身はタコツボ兵器ではなく、本当のタコツボ兵器はバイクのエンジンが付いたリスポーン装置兼用の巨大ローラー「ダイナモローラー・ライジン」の方で、最新兵器「タコツボ・バイク」に変形することが可能。
タコツボザムライを塗りあげていくと破裂してローラーのエンジン部分が落下し、タコ脚が出てくる。
いかにも硬派でロカビリーな外見をしているが、
- タコツボックス・クール
前作で3号に敗北を喫したが、さらなる改良を施されリベンジしにやってきた。
攻撃手段はスタンプだけでなく、フィールドを滑走するようにして押しつぶし攻撃を行うタックル攻撃が追加され、大幅に機動性を向上させた。
さらに一回タコ脚を破壊するとインクで塗れないクーラーボックスの鎧を身に纏って上記の名称となる。
上部からタコトルーパーが出てきてインクのガトリングをぶっぱなしてくることもある。
鎧を固定する部分のベルトを外す必要があるが、弱点が顔面に有るため攻めに行くリスクがより高まっている。さらにタコ脚を破壊すると新たな鎧を纏うが、タコツボックスの顔の左右に同じ顔が装着されるようになり、横の攻撃範囲が一気に3倍に広くなる。
- タコツボビバノン
インクのシャワーをかけるシャンプーハット型のタコツボ兵器。
インクのシャワーやトビタコポッドだけでなく、チャージャーに似たスクイックリンチャージング、スピナーのようにインクを連射するデハイドレーション・スピニング・ドライヤーにハイパープレッサーまで発射する脅威的な重装備。
また索敵能力が高く、迂闊なイカ潜伏は簡単に見破ってしまう。
タコ足を収納している部分にタコプターが持つ部品を取り付けて飛行するため、タコプターがいなくなると墜落して動けなくなると同時にタコ脚が露出する。
タコ足が破壊されると、その度にタコプターやバイソクタコプターを呼んで復帰するが最後は…。
元々は廃ボイラーだったが、転用して兵器化された。
開発陣があれもこれもと欲張って機能を追加していくうちに、本体も肥大化して自力で飛べずこのような格好になったらしい。
人格があるのか、シャンプーハットの上に乗っているアヒルの「ガーちゃん」が恋人らしい。
- タコツボキング A-MIX
DJタコワサ将軍が乗り込む、前作のタコツボキングの改良型。
将軍のいるDJブースの上部にステージがある。
搭載兵器はスプラッシュボム、キューバンボム、たこ焼きボム、ロケットパンチ、インクシャワー…と、前作から一部変更されている。
※以下、オクト・エキスパンションのネタバレを含みます。
- タコツボベーカリー・80%増量
「外はカリカリ・中もカリカリ メガモリス・イー津駅」に登場する、タコツボベーカリーの改造モデル。
出てくるパンにはチョコが練り込まれており、より美味しそうな印象を受ける。
行動パターンはヒーローモードと全く同じだが、上部にシールドにボムタコプターやタコスナイパー、壁にはスプリンクラーが設置されるなど、駅名どおりのメガ盛りスイーツと化している。
オクトではステージ毎に挑める武器が決まっているのだが、こいつと戦う際に選べる武器はジェットスイーパー、Rブラスターエリート、ホクサイと、どれも塗りが貧弱な武器なためヒーローモードと違い塗り負けは必至。特にホクサイはその他2種と違い射程も絶望的なため、長期戦覚悟で挑む必要がある。
- タコツボザムライ・おかわり
「ごっつぁんです! モツナ・ベチャン湖駅」で戦えるタコツボザムライ。
行動自体に大きな変化はないが、このステージの最大の特徴はプレイヤーが常時イカスフィア状態のまま戦わされること。イカスフィアはサムライの攻撃のダメージを無力化してくれるが、かわりに吹っ飛びやすいため結果的にヒーローモードよりも1発即死の危険が高まっている。
金網による壁こそあるものの気休めで、フィールドがヒーローモードより狭くなっているのも地味に嫌らしい。
アタリメ司令はタコツボ・バイクに乗る彼を見て、「土俵に乗り物とは力士の風上にもおけん!」と怒りを露わにしている…イカスフィアはどうなんだ。
- タコツボックス・再配達
「ハイエナどもの夢の跡地 ハジケー・ルバブール駅」に登場する、さらなる改造を施されたタコツボックス。
最初からクーラーボックスの鎧をつけており、固定するベルトがタッチパネルに変わっている。
オクトのボスの中でも特に大きな変化を遂げており、のしかかり攻撃の際になんとバブルランチャーをばら撒くようになる。これが側面の壁塗りの邪魔になるためタコ脚にたどり着くのにも一苦労。またタコツボックス自身も口からバブルランチャーを吐けるほか、力を溜めて長距離ジャンプからののしかかりも繰り出すようになる。
圧倒的な攻撃範囲と予想外の機動力、鎧を失っても隙を補える防御手段も備えた、まさに難攻不落という言葉がふさわしい強敵である。
- タコツボビバノン・除菌プラス
「温泉旅行でリフレッシュ アン・チエイジン郡駅」に登場する、タコツボビバノンの改造モデル。
清潔感をアピールするためかシャンプーハット部分が真っ白になっており、頭に乗っているガーちゃんが真っ黒に染まっている。
このステージでは常にジェットパックで戦わされるので、ジェットパックの操作と射程にはあらかじめ慣れておくことを推奨する。
タコ脚を破壊するとスピナーやハイパープレッサーを使う点は同じだが、ハイパープレッサーはプレイヤーが使うものと同じく衝撃波が発生するため回避が難しくなっている。スピナー攻撃もこちらを追いかけながら放ってくるため、結果的に射程と攻撃範囲が大きく増している。
とにかくただ宙に浮いているだけではこちらが的になりかねないので、時にはイカならぬタコ状態になって縦の動きをすることも求められる。
なお、ヒーローモードで使ってきたチャージャー攻撃はオミットされている。
スプラトゥーン3
- タコツボキング 局地戦仕様
DJタコワサ将軍が乗り込む、タコツボキングの簡易型。
エネルギー源にオオデンチナマズを使用していないため前作・前々作より弱体化しており、エネルギー節約のためか常時浮遊していた過去作と異なり飛行モードと歩行モードを切り替えながら戦う。
搭載兵器はいつも通りのロケットパンチと最新機能のキューインキのみと大幅に削減。ただしパンチのバリエーションを増やす事で補う努力がされている。
弱体化したとはいえ、ストーリー終盤で最大の見せ場が用意されており…。(リンク先ネタバレ注意)
その他
- 旧型タコツボ兵器(仮称)
かつての大ナワバリバトルで使われたと思しきタコ型の戦略タコツボ兵器。大戦当時、イカ陣営の本陣に迫るほどの快進撃を見せたが、コンセント方式だった為に移動途中で外れてしまい、無力化された。
タコツボバレーの大穴の縁にタコ型の岩のようなものが見えるが、プレイヤー間ではこれが大戦で無力化された後に放置され、風化したタコツボ兵器なのではなイカ?と推測されている。
- ウツホとタコツボックス
タコツボックスらしきオブジェクトをどこからか入手し、(恐らく改造し)ブキとして使用する。使役するイエローウツボたちの巣箱も兼ねている模様。
このおかげでタコツボックスは初代発売から3の追加コンテンツサイド・オーダー解禁までの間、オクト・エキスパンションも含めボスとしてストーリーモード皆勤であった。扱いはともかく、スタッフには気に入られているのかもしれない。
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