【スプラトゥーン2】Dedf1sh「Catalog Mix」
概要
『スプラトゥーン2』のDLC「オクト・エキスパンション」のBGMを担当するDJ。
深海メトロでのステージBGMのプレイヤー。本作にはDJタコワサ将軍やテンタクルズなど行動力溢れるDJが多いが、彼らのように本編中に登場することはなく、当初は以下のツイートでの紹介と一枚絵のみが確認されていた。
2018年5月21日の投稿 |
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【オクト】彼女はDedf1sh(デッドフィッシュ)。 将来を有望視されていたDJだったが、理想の音楽を追求した結果、地下の実験施設に足を踏み入れて「消毒」されてしまった。 自らの意思は失いながら、今もなおビートを刻み続け、施設内には彼女のミックスが流れている。 |
後の『スプラトゥーン3』にて、2024年2月22日配信のDLC「サイド・オーダー」に『ミズタ』の名で直接登場。主人公らのサポート役を務めることとなる。
2018年12月28日発売の公式設定資料集『ハイカラウォーカー』で判明した彼女の本名は『ミズタ=アハト』。「ミズタ」はおそらくミズダコ、「アハト」はドイツ語の「8」のことである。同じくハイカラウォーカー及び上記の投稿にて「彼女」と表記されていることから、タコガールと推定される。
ややこしいが、「Deadf1sh」、「Dedfish」ではない。
Dedf1shの楽曲
現在確認されているものはイカの通り。
- オクト・エキスパンション
- #5 thisty
- #0 shell
- #1 progress
- #6 frisk
- #4 dunno
- #2 ripped
- #9 party
- #8 regret
- #14 crush
- #13 shade
- #16 salty
- #12 awake
- #11 above
- #19 bless
- Splattack!(Octo)(Squid Squadの楽曲のリミックス)
- サイド・オーダー
- #0.1 unshell
- #12.2 awakened
- #47 slumber(feat.テンタクルズ)
人物
消毒されたタコゾネス。
他の消毒タコゾネス達同様、緑色の肌に青い髪(蛸足)だが、若干毛先(ゲソ先?)が赤く、服装もサイズの大きいトップスにヘッドホンとタコっぽい絵の描かれたキャップ、右腕にリストバンドを装着している。
ちなみに、キャップに描かれたタコっぽい絵は、後に登場したバンド「SahiMori」のタコのDJ少年PAULの帽子にも描かれている。このことから、ハイカラウォーカーによると両者が何か関係あるのではと巷で噂されているらしい。
消毒前は勤勉なタコのなかでも一際真面目に音楽に打ち込むタイプで、トラック制作やミックスに1日のほとんどを費やすほどの努力家。あらゆるジャンルを学び、シーンに合わせた音楽を鳴らし分けることから、その音楽は「擬態」のようだと評されたという。
経歴
元々はタコの世界で将来を有望視されていたDJ。
理想の音楽を追求した結果、地下の実験施設に足を踏み入れ「消毒」されてしまった。
自らの意思は失いながらも、今なおビートを刻み続けている………と思われたが。
『スプラトゥーン3』の有料追加コンテンツにて、本名の「ミズタ」の名でまさかの登場。初紹介から5年後となるNintendo Direct 2023.9.14にて登場決定が発表された際は大きな反響を呼んだ。アーティストの3Dキャラクター化はパル子に続く二回目である。
詳細は「ミズタ」の記事を参照。
余談
実は彼女は半ば望んで「消毒」されている。
彼女にとって消毒とは余計な迷いや心の不安定さを無くしてしまう処理であり、音楽制作の迷いや葛藤を捨て、活動にすべてを捧げるため、らしい。
サイド・オーダーでは、彼女が消毒されるに至った更なる詳細を垣間見ることができる。
また、ゲーム制作会社「アンチョビットゲームズ」がリズムゲーム『イカラジオ2』を制作する際、彼女の曲を使用する許可を貰うため直接会いに行った契約スタッフが居たが、スタッフは許可を取った旨を開発スタッフらにメールした後、音信不通になっている(『ハイカラウォーカー』より)。
名前の元ネタは世界的なDJ『Deadmau5』(デッドマウス)。アルファベットの綴りの一部が数字になっている点もオマージュしている。
- 彼女の手掛ける曲のタイトルの大半は、「#1 progress」「#8 regret」というように、「#(数字)(英単語)」となっているのだが、なぜか『#3』『#7』『#10』『#15』『#17』『#18』が欠番となっている。
- 何故こうなっているのかというと、各曲のタイトルの番号を足した合計数(120)を彼女が作った曲の数(15)で割ると、タコの足の数を表す8になるからである。
- さらに言うと、ジャケットの各ターンテーブルにも数字の8と8個の赤いボタンが取り付けられている。
- スプラトゥーン3のMOF8(3のオルタナのBGM担当アーティスト)の曲に『#35 caught』という同じ法則で曲名が付けられたものがあるが、『オーダーチューン』のブックレットにてこれも彼女が作曲したことが明かされた。深海メトロに居た頃に作曲したそうだが、どうやらMOF8が勝手に音源を引っ張っていったらしい。ちなみにその後、イカ世界で勝手にリリースされていたそう。