ここからは、発売後のアップデートについてお話したい!
~~~~~~(内容省略)~~~~~~
更に!今作では、大型の有料追加コンテンツの配信を予定している。
詳しくは追ってお伝えするので、しばらくお待ちいただきたい!
それでは、この辺りでイカ研究所からの調査報告を終えたいと思う!
ご清聴ありがとうございました!
???「ちょっと待つんじゃあーー!!」
んん?誰だ誰だ?
???「ほほーう、だれかと聞いたな?耳のモズクかっぽじってよく聞くのじゃ!」
「バンカラ代表」
「イカした義賊」
「エイ!(ゼイタクざんまい!)」
「すりみ連合だッッ!!」
おぉっと、これはイカん!すりみ連合のことをすっかり忘れていた!
『スプラトゥーン3』に登場するおきゃんでいなせな「ふるさと応援団」で、シリーズ初の3人組。
2022年8月10日のSplatoon3Dirfctで初めて発表された。
しかし、冒頭の様にイカ研は紹介をすっかり忘れていたため、このままでは終わらすまいとウツホが割って入る形で3人の名乗りが始まる。
砂漠と荒野に囲まれた新興都市、バンカラ街で活動しており、ラジオ番組「バンカラジオ」でパーソナリティーを務めている(前作までの『ハイカラニュース』に相当。設定上はゲームの発売日がラジオパーソナリティー就任日であり、1周年記念フェスにてそれを言及する場面がある)。
ステージやフェスの紹介、アップデートの告知などニュースの報告を終えた後は「ほなカイサン!」という決め台詞でシメるのがお約束。
曲や衣装など全体的に和風、アジアンなイメージで構成されたエキゾチックな印象を持ち、正統派アイドル風のシオカラーズや現代的な雰囲気であったテンタクルズと比べるとかなりクセの強いニッチな雰囲気を放っている。
3人ともバンカラ街の神事に関わる名家の出身であり、それぞれに先祖代々伝わる秘術を体得している。
そして古くから続く祭りの代表として、フェスの際にはミコシの上で舞い踊る等、まさしく「バンカラ代表」の名乗りに相応しい者達。
同時に地元では負け知らずのヤンチャな悪童3人組でもあり、紹介文に「夜露死苦!」と書いてあったり、自分たちの活動拠点を“シマ“と呼称していたり、“舎弟“という用語を使ったり等、ヤクザや昭和の不良じみた「ワル」なキャラを全面に押し出している。これもバンカラ文化なのだろうか。
開発により交通の便が良くなり、ハイカラシティやハイカラスクエアなどハイカラ地方からの観光客や移住者が増えていることに関しては(特にフウカとウツホは)あまり良く思っていない様子であり、「ハイカラもん」と読んで敵対視している。
こうした経緯から、3人の結束や地元愛は非常に強く、トラブルメーカーながら、地元民からも押しも押されもせぬ人気を得ている存在である。
一応、3人は幼少期から親しかったわけではなく、会合で顔は知ってるというくらいであり、親友としてつるむようになったのは中学生の頃からだという。
ニンテンドーマガジン 2022 winter デジタル版より
前作のテンタクルズはファンからは「アイドル」と呼ばれているが、公式からは「アーティスト」と定義されている。
一方、すりみ連合は長らく公式において「アイドル」扱いなのか「アーティスト」扱いなのか不明であり、公式サイトなどでは「ヤンチャな悪童三人組」とだけ紹介されている。
「イカすアートブック」では「表はアイドル、裏では○○」という記述があり、一応は「アイドル」という扱いになると見られる。
自身たちのことは「イカした義賊」と呼んでいるが……?
メンバー
フウカ
声"里アンナ
「サメ使い」を名乗るオクトリング。そのまんま"サメ使い"(サメライド)の後継者。
バンカラジオでは見台と膝隠しを前にして座り、上方落語(もしくは講談)のように司会をする。
1周年記念フェスで、すりみ連合のリーダーの座を獲得した。
髪は青色。切長のツリ目で、目元の模様の面積が目尻付近にしかないほど狭い。頭の吸盤にねじり鉢巻、胸元にはさらし、手には扇子といった和の衣装に身を包む。厚底の足袋型ブーツを履いており、よく見るとウツホよりも小柄である。
一人称は「ウチ」で、はんなりしつつも姐さん口調な京言葉を喋る。
声優については当初「奄美民謡の歌い手」ということだけが明かされており、2023年3月にYouTubeのNintendo公式チャンネルで公開された「スプラトゥーン3 BGMレコーディング映像2」でウツホとともに担当者の名前が公表された。
フェスにおける傾向は『他の2人の傾向以外』
陣営傾向は『人数が多い』
ウツホ
声:横沢ローラ
「踊るギャングスター」を名乗るインクリング。"ウツボ使い"一族の後継者。
バンカラジオでは座布団に座り、合いの手などの賑やかしを担う。
髪は黄色。フウカとは対照的に垂れ目で、目元の模様の面積がかなり広い。また、目の上にかなり長いまつ毛らしきものがあるが、生まれつきなのかつけまつげなのかは不明。
褐色肌で、頭には広げたマンゴーカットのようにも見えるイカフライを乗せている。
袖なしハイネックのハーフトップでヘソを見せており、ボトムは左脚側に穴が開けられたハーレムパンツ、足には指無しのヨガソックスと、どことなくベリーダンサーを思わせる服装。
一人称は「ワシ」で、語尾に「~じゃ」や「~のう」をつけた広島弁などの山陰方言のような口調で喋る。
声優については、「ジャズのテイストもあるシンガーソングライター」ということだけが明かされており、上述の通りYouTubeの動画にて公表された。
フェスにおける傾向は『食関係があればそれ優先』
陣営傾向は『他の2人の中間』
マンタロー
マンタの男性。"古式舞踊"の現当主。
一見マスコットじみたゆるい容姿だが、れっきとしたメンバーの一人で、歴代ユニットでは初となるイカでもタコでもないキャラ。
2人と比べると大柄で、法被を着ているような体の模様が特徴。現実のマンタとは異なり腹側に顔があるが、頭にほっかむりのような飾りをつけており、これがちょうどマンタの口のようなシルエットになっている。
バンカラジオでは両ヒレでモニターを覆い、ニュースの告知を担当する。
作曲担当であることが開発者インタビューで語られており、EDMを基調としたトラックを得意としている模様。中学生の頃はウツホとフウカとは隣のクラスであり、ピアノが上手いことが2人にも知られていたという。
一人称は「ボク」。イカ語を喋らず「エイ!」としか言わないが、話している内容は括弧の中に記され、他の者とも問題なく意思疎通が可能。
フェスにおける傾向は『ゲーマー的視点』もしくは『堅実派』
陣営傾向は『少数精鋭』
すりみ連合の楽曲
現在確認されている三人の楽曲はイカの通り
- 蛮殻ミックスモダン(英名:Anarchy Rainbow)(フェス時のバンカラ街)
- 張拳ゴーアヘッド(英名:Till Depth Do Us Part)(フェスマッチBGM。「張拳」は「ハリケーン」とルビが振られている)
- 衝天プチョフィンザ(英名:Fins In The Air)(フェスマッチBGM)
- 鉄槌ピシャゲルド(英名:Big Betrayal)(フェスマッチBGM)
- イマ・ヌラネバー!(フェスマッチラスト1分のBGM)
- 上げ潮ノッテモーテル(英名:Ego Overboard)(フェスマッチ勝利BGM)
- 辛酸ナメマンタ(英名:Still Swimmin')(フェスマッチ敗北BGM)
- すりみ連合のテーマ(英名:Deep Cut's Theme)
- 驚天動地ゴンタクレー(英名:Surprise and Shine)(ボス戦BGM)
- 疾風怒涛カチコンドル(英名:Hide and Sleek)(ネタバレ注意。最終ステージ前半)
- 天命反転ローリンストン(英名:Smeared Canvas)(ネタバレ注意。最終ステージ後半)
- 再見オネノネノン(英名:Daybreaker Anthem)(フェス終了後のバンカラ街。「再見」は中国語読みで「ツァイチェン」とルビが振られている)
ユニット名の由来
ファミ通の開発者インタビューによれば、水産加工品の練り物である「すり身」と、3(さん)を読み替えた「Three(スリー)+三(み)」をかけ合わせたものであること(参考)。しかし、本シリーズで「ネリモノ」といえば…?
また上記のインタビューにおいて、本作はシリーズ3作目ということで、全体のコンセプトの軸として「3」という数字があり、三人組であることも含めあらゆるところで「3」にまつわる要素が取り入れられていると言及されている。
「連合」がどこから来ているのかは不明だが、「スリー」と「み」という「3」の異なる読み方を「連なり合わせる」から来ているという説がプレイヤーの間で噂されている。
また、英語名称は「Deep Cut」。急所などを意味するほか、音楽ファンや批評家の間においては「シングルのB面やアルバムのみ収録の曲など、マイナーだが知る人ぞ知る名曲」というような意味がある。
メンバーそれぞれの名前の由来については、ウツホ→ウツボ、マンタロー→マンタ(オニイトマキエイの別名)、フウカ→フカ(鱶、サメの別名)、と見られる。それぞれ「すり身にして食べられることが多い魚」でもある。
余談
フウカとウツホの種族について
スプラトゥーンシリーズにおけるプレイヤーたちの種族インクリングおよびオクトリング(※プレイアブルとしては『スプラトゥーン2』のDLCから追加)は、それぞれイカ状態では足が10本、タコ状態では足が8本あり、ヒト状態になった際には髪の房(ゲソ)と手足という形で本数が表現される(例えばロングヘアのインクリング・ガールは、頭の横側の房で2本、後ろ髪の分け目で4本、手足がそれぞれ2本という形で分けられる)ことになっている。
しかし、フウカはオクトリングと見られるが足にあたる部分が10本もあり、逆にウツホはインクリングと見られるが足にあたる部分が8本しかない。
また、オクトリングは本来目の周り全てが黒く囲まれているが、フウカはこの黒いラインが上側にしかなく(さらに、普通のオクトリングは目の下側に向かってまつげのようにラインが跳ねているが、フウカは横に真っ直ぐ、またはやや上向きである)、ウツホの髪型や目のラインも一般的なインクリングとは異なる特徴があることから、種族の判別が難しくなっている。
この容姿から、2人はインクリングとオクトリングのハーフなのではないか、という声も。多様なルーツを持つ、という意味では3のテーマである「混沌」とも重なる。
もしくは、現実に存在し、2人の足の本数と一致するコウモリダコ(タコの仲間)とタコイカ(イカの仲間)がモデルの可能性もある。コウモリダコは足が10本でフウカ、タコイカが8本でウツホと、それぞれと数が一致している。
しかし、名前がシオカラーズ・テンタクルズのパターンとは異なり、実在のイカやタコの品種からではなく別の生き物に由来しているためモデルとなる品種がわかりにくい。
公式サウンドトラックCDのブックレットでは、フウカがメインで歌っているパートはひらがな、ウツホがメインで歌っているパートはカタカナで歌詞が記されている。
しかし、同じくインクリングとオクトリングのコンビであるテンタクルズの場合、公式の歌詞はインクリングのヒメのパートはひらがな、オクトリングのイイダのパートはカタカナで記されている(初代『スプラトゥーン』の時点でシオカラーズの歌詞は全てひらがな、タコワサのセリフは全てカタカナとなっている)。
この点について詳しい解説はなく、バンカラ地方特有の方言のようなものなのか、二人の種族にまつわる設定を反映しているのかは不明である。
なお、少なくとも2023年7月時点で、2人の種族に関する詳細な設定は公式に発表されていない。
カラーリングについて
プレイアブルのインクリングおよびオクトリングは、髪の色と口内の色が同色(自陣のインクの色。ホームでは起動時はランダム、試合後は直前の試合のインクと同じ)となっている。また、前作『スプラトゥーン2』に登場したイイダは髪の色と指先の色が同色であり、ネイルを塗っているように見える。
本作では、フウカは髪の色が青に対して、口内・指先の色は赤、ウツホは髪の色が黄色に対して、口内・指先の色は青紫となっている。
これが意味することとは…
amiibo
3人のイカしたamiiboが2023年11月17日に発売予定だ。
ヒーローモードでの活躍
ユニットとしての姿は世を忍ぶ仮の姿、その正体は神出鬼没の盗賊集団。とはいえ、本人たちにあまり隠している素振りはなさそうだが。
大クレーターの地下に巨大な空間、オルタナがあることが分かると高値で売れるオタカラを探して乗り込みNew!カラストンビ部隊と対峙。
カラストンビ部隊もオタカラを探していると勘違いし、新3号はサイト2・4・6のボスとしてそれぞれウツホ、フウカ、マンタローと戦うことになる。
なお、撃破したら3人とも煙を伴う爆弾を使って退散しようとするのだが3人とも何らかの形で誤爆し、ふっとんで退場する。
関連イラスト
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
1月12日に突如行われた新イベント「勢揃い!シリーズ最新作のスピリッツ」にてまさかの登場。
階級はACEの投げ属性アタッカーで、スキルは「水攻撃強化」。
スピリッツ戦ではインクリングを母体にし、シオカラーズやカイオーガ(恐らくヒーローモードにてフウカが乗り回していた「先生」役)を呼び出してくるので要注意。
因みにインクリングに装備させることでシリーズボーナスを獲得できるが、インクリングは肝心の水属性の攻撃が一切使えない点に注意。
関連タグ
すり身連合:誤表記
青春すりみ連合:彼らの学生時代
ザケンナー:第11話の個体がサメ・ウツボ・エイの合成物だった
ネタバレ注意!!
イカ、『スプラトゥーン3』のヒーローモード「Return of the Mammalians」終盤のネタバレを含みます!!
サイト2・4・6をクリアしたことで手に入れた材料でカラストンビ部隊が組み立てた「オタカラ」(超巨大な芝刈り機的なモノ)を用いて部隊がオルタナ宇宙センターに侵入すると、3人揃って再び登場。オタカラを寄越せと要求すると、(ただ単にもう使わないから)あっさり1号と2号にオタカラを譲られた。
カラストンビ部隊の目的はオタカラではなかったので当然といえば当然だが、その行為の懐の深さに心酔、(勝手に)2号の舎弟になった。なお2号はこれ以降3人から「アネゴ」と呼ばれることになる。もっとも当のアネゴは「めんどくさいことになった…」と嘆いているが。
しかもこれ以降、さも最初からいたかのような自然さで部隊の通信会話に入ってくる。なおこの時点では、New!カラストンビ部隊の正体が本人たちの嫌う「ハイカラもん」のシオカラーズであることに気づいていない。
実は盗賊行為の理由は「バンカラ街が(都市開発により)財政難であり、住民の生活が苦しいので、高価なオタカラを売ることで少しでも街の足しにするため」だった。これこそが「義賊」と自称する理由であろう。
その後も新3号を鼓舞するため自分たちの持ち曲を披露したり、新3号がラスボスを追って宇宙に行く手助けをしたり、さらにはラストバトルで1号・2号(シオカラーズ)、DJタコワサ将軍とともに「シオカラ節 Three Mix」を披露し、3号とコジャケを鼓舞するなど当初敵対していたとは思えない大活躍を見せる。
クリア後は自分たちの“シマ“であるバンカラ街で、シオカラーズのハイカラなニューシングルがPRされているのを見て憤慨するが、2人がアネゴたちだと分かると一転、全身全霊でニューシングルの応援をした。