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Splatoon3

オルタナという楽園へ、ようこそ。


概要

スプラトゥーン3』のヒーローモードReturn of the Mammalians』の舞台。同作の主な舞台となるバンカラ地方から外れた地にある、謎の巨大な地下空間。


地下にありながら壁面に張り巡らされた液晶が空を模して発光しており、青空が広がっているかのような不思議な景色が広がる。

空間自体はドーム形状で、底には外海から流れ込んだ海水が溜まって海になっている。海の上には「サイト」と呼ばれる6つの浮島があり、各サイトに繋がるパイプを経由して行き来できる。各サイトの中心には巨大なロケット発射台が鎮座する。


が積もっているかのように白一色の地面が広がるほか、無人の建物や動かなくなった乗り物など、何らかの文明の残骸が散在している。

他にもパンゲア超大陸らしきシルエットを描いたマークや、アルファベットの「A」を模したようなマークが点在したり、イカ語に似た未知の言語(オルタナ語?)があちこちに記されていたりと謎も多い。言語は2号によると「読めそうで読めない」らしい。


辺り一面はナゾの物質「ケバインク」によって汚染されており、各所にケバインクの影響で毛むくじゃらになったオクタリアンが蔓延っている。

また、とある3人組はオルタナに「オタカラ」が眠っていると考えており、これを狙っている。


各所の概要

クレーター

バンカラ地方の外れにある荒涼とした寂しい土地。オルタナの上部に存在する巨大クレーターで、荒野のど真ん中にぽっかりと大穴が空いている。バンカラ街の片隅にあるマンホールと繋がっている。


あちこちに錆びついた廃車や列車の残骸、陸に打ち上げられた漁船が放置されているほか、何処かで見た事のある鉄塔が真っ逆さまに地面にぶっ刺さっている。また、下のオルタナから染み出したケバインクが所々侵食しており、特にクレーターの最下層はおびただしい量のケバインクで覆われてしまっている。

2021作品達(版権オリジナルごったに)酷暑

設定画集『イカすアートブック3』によると、クレーターはかつて絶滅した種族「ヒト」の時代にできたとされる。


古代文明の有益な物資が出土することから、一攫千金を狙ってオタカラを探す者達のナワバリと化しており、出土した物資がヤガラ市場で掘り出し物として売り出されたり、ナメロウ金属にスクラップとして買取へ持ち込まれる。

本作主人公の新3号も相棒のコジャケとともにクレーターでジャンク品を探し、日銭を稼いで生活していることが公式で設定されている。

スペシャルウェポンの一つ「ホップソナー」も、元はバンカラ地方の地中に眠るオタカラを探索する技術を応用したという設定があることから、クレーターで使われていたのかもしれない。


クレーター外縁部には線路が走っているほか、小さな駅も存在しており、今作のチュートリアルとキャラメイクはこの駅の近くで行われている。



ヒーローモード序盤はこの地が舞台。メタ的に言うとチュートリアルである。

マンホールを通じてクレーターにやってきた若者は、この地で出会ったアタリメ元司令New!カラストンビ部隊新隊員3号(新3号)としてスカウトされ、バンカラ街から失踪したオオデンチナマズオクタリアンから取り返して欲しいと依頼される。


新3号とコジャケケバインクを除去しつつ調査を進めていくと、上空からオクタリアンの首領DJタコワサ将軍が「タコツボキング 局地戦仕様」に乗って現れ、クレーターの最下層でこれと交戦。しかしタコワサ将軍を撃破するも、彼は失踪した部下たちを探しに来ただけで、バンカラ街のオオデンチナマズのことは知らないと告げる。


その直後、足場からケバインクが溢れてクレーターの底が崩落。新3号たちはクレーターの下に広がる空間「オルタナ」へと落下し、落下中にアタリメが一行からはぐれてしまう。



サイト1 みらいユートピアランド

オルタナ * みらいユートピアランドオルタナ

クレーターから落下してきた新3号とコジャケが、オルタナで最初に訪れたサイト。何処かで見た事あるようなオレンジ色の高床式の建造物雪上車面長なモニュメントなどが周囲に置かれている。


新3号とコジャケは、アタリメを追って来たNew!カラストンビ部隊の先輩隊員1号や2号司令とこのサイトで合流する。落下の際にはぐれたアタリメ元司令を探して欲しいとNew!カラストンビ部隊から頼まれた新3号とコジャケは、このサイトからオルタナ内の探索を始めていくことになる。

部隊のオルタナでの活動拠点「シオカラキャンプ」もこの地に建てられている。


サイト1の地面は雪が積もっているかのように白一色。

だが、この雪について1号が、「雪に見えるけど冷たくない! インクも塗れるし、不思議ー!」と言っており、そもそも雪ではない模様。冷たくも無いようなので寒さを心配する必要はなさそうである。


後述する他のサイトと違い、このサイトがオルタナ内で何の役割を担っていたのかは不明。アートブックでは「ベースキャンプ」との記述も見られることから、何かしらの前哨基地だったのかもしれない。あるいは、様々なモニュメントが置かれていることから、後述の「文明の再現」のためだけに使われていたのだろうか。

サイト周囲の水上にはいくつかのロケットの残骸が浮いている。

流れるBGMは『Sandcastles』。



サイト2 あんしんライフファクトリー

オルタナの工業を支えていたと思われるサイト。1号曰く「ここは工場だったらしいよ!ホタ…2号が言ってた!」とのことで、工場だったらしい。


石油の蒸留装置のような物体やタンク、パイプなど、製油所のような建造物をはじめ、作りかけのモニュメントが中に入ったオレンジ色の箱などが点在する。このオレンジ色の箱は3Dプリンターらしい(後述)。高低差が大きく、各所に設置されたインクレールを使って移動することになる。近くの水上には大型のパラボラアンテナが複数並んでいる。


青く光るオタカラ「輝く器」があり、ウツホがボスとして立ちはだかる。

流れるBGMは『Sudden Depth』。



サイト3 ながいきヤングニュータウン

オレンジ色の小さい建物が点在するサイト。1号曰く「オレンジ色の建物は 家なんだって!」とのことから、建物は仮設住宅かコンテナハウスのような家で、住民用の居住区だったと思われる。頭上には数本の電線が走っている。

サイト1と同じく雪らしきものが全体に積もっているほか、このサイトだけ空気中に雪の粒子のようなものが舞っている。プレイヤーを遠くへ飛ばすダッシュ板が各所に設置されており、これを使って各所を移動できる。


また、他のサイトと違って陸地が氷で出来ており、地面の多くが氷になっている。氷の地面はインクを塗ることが出来ず、上を移動するとツルツル滑ってしまうため、勢い余ってケバインクに突っ込まないように。

ちなみに1号曰く「ツルツルのとこ、氷っぽいのに さわっても とけないよ!」とのことで、これも氷ではない別の何かのようだ。冷たくもないのだろう。


付近の水上には、現実世界の無線中継所で見られるような通信用らしき鉄塔が複数並んでいる。

流れるBGMは『Two Shadows in the Sun』。



サイト4 うめたてドリームランド

港湾のような岸壁があり、各所に貨物コンテナが積み上げられているサイト。サイト1ほどではないが所々雪らしきものが積もり、雪上車が放置されている。

岸壁には1隻の大きな潜水艦が放置された状態で停泊していて、岸壁からタラップを伝って潜水艦の上に行くことはできるが、艦内には入れない。

各所にピロピロやヌリホイールが設置されており、これを使って移動する。


1号曰く「クンクン… なんかココ… ちょっとニオう?」とのこと。潜水艦のディーゼルスメル(ディーゼル燃料とか潤滑油とかの混じった潜水艦独特の臭い)でも臭ってるのだろうか。


黄色く光るオタカラ「気高き刃」があり、フウカがボスとして立ちはだかる。

流れるBGMは『Dead Sea』。


名前から察するに、元ネタは現実世界の東京都江東区にある人工島「夢の島」だろうか。



サイト5 あすなろグリーンヒルズ

あすなろグリーンヒルズ上ももう夏だよ

植物工場らしき施設のあるサイト。屋内に2号の嫌いなトマトが実っている。

1号曰く「ここでは 植物とか育ててたんだって! ソースは2号!」とのことで、食料生産を担っていたのかもしれない。ちなみに1号の「ソース」発言、初代『スプラトゥーン』のハイカラニュースにおけるモズク農園のステージ紹介が元ネタだったりする(詳細はモズク農園の記事を参照)。


サイト1と同じく雪らしきものが地面に積もっている。付近の水上には風力発電用らしき風車がいくつか建っていることから、オルタナの電力供給も担っているのかもしれない。

サイト内は段差が多く、各所に設置されたカンケツセンを使って移動する。

流れるBGMは『Whirlpool Tune』。



サイト6 しあわせリサーチラボ

イカの絵と実録

いくつものビルが建っているサイト。他のサイトにあるような陸地は沈んだのか存在せず、全てのビルの下半分が水に浸かっている。これを見た1号も「ビルが半身浴してるー!」と驚いている。足場は各ビルの屋上部分を除いて存在しない。


各ビルの屋内にはサーバーらしき装置が置かれており、恐らくはデータセンター的な役割を担っていたのだろう。あるいは「しあわせリサーチラボ」という名称からして、研究所の役割を担っていたとも思われる。1号曰く「「ここは研究シセツだったみたいやね」…どう?2号っぽかった?」とのことで、後者の可能性が高そうだ(が、あくまでも1号のモノマネなので本当かどうか不明)。

電力が通っているらしく、どのサーバーも点滅していることから、未だ稼働しているのかもしれない。


赤く光るオタカラ「強い心」があり、マンタローがボスとして立ちはだかる。

流れるBGMは『Hyper Diver』。



ヤカン

新3号不可逆な時の中で、この街並みを選ぶ意味。

各サイトに多数散在しているやかん型の転送装置。中に入るとミッションステージに飛ばされ、「オルタナ市民プログラム」と呼ばれる様々なミッションを受けられる。ミッション開始時にはナビゲート役の人工知能イルカ」が内容を説明してくれる。


本来この転送装置はオクタリアンの技術で、オルタナだけでなくクレーターにあるオクタリアン基地の入口もヤカンになっている。


何故か各ステージ名が「不可逆な時の中で、この街並みを選ぶ意味。」「美意識が調和する空間に、立ち入る特別を。」等、いわゆるマンションポエムのようになっている。各ステージ背景も豊富かつ幻想的な風景が広がる。



オルタナ宇宙センター

オルタナのロケット

オルタナの中央に鎮座するロケット発射台。ここだけ他のサイトとパイプで繋がっておらず、さらに周囲をケバインクのゴウ毛が覆い尽くしているため、進入するのは容易でない。

発射台の上には黄色の巨大なロケット「あんぜんフロンティア号」が鎮座している。とある事故が理由でこのロケットは発射されないまま放置されているが、アートブックによれば内部機構はほぼ無傷で、エネルギーさえあればいつでも再稼働可能な状態になっているという。


ロケット発射に際してはオルタナ上部の巨大な蓋が開放され、オルタナ内から直接上空にロケットが打ち上げられる仕組みとなっている。


新3号とタコワサ将軍が交戦した後に崩落したクレーターの底は、実はこの蓋の部分である。アートブックの絵コンテなどを見る限りでは、タコワサ将軍の乗るタコツボキング局地戦仕様がクレーターの底に激突した衝撃で蓋が開き、崩落したとも捉えられる。



オルタナの真実

※イカ、スプラトゥーン3のヒーローモードのネタバレ注意。


ヒーローモードを進めることで解析されていくアーカイブ資料「オルタナログ」に、オルタナの正体が記述されている。オルタナログは機密資料扱いでアクセス制限が掛けられており、ミッションを進めて制限を解除していくことで閲覧できるようになる。




































オルタナの正体は、約1万2000年前、人類が滅亡寸前に築いた最後の地下シェルターである。






オルタナの前史

およそ1万2000年前、人類の技術発展は繁栄をもたらすに飽き足らず、全世界を巻き込む争いへと発展。

争いの激化と長期化で地上生物の多くは滅亡し、さらに噴火海面上昇などの天変地異が重なったことで地上は汚染。

地上は何者も生存できない環境となり、大量絶滅が起きた。


その中で生き残っていた僅かな人類は、爆発的な噴火で出来た大空洞へと避難した。

彼らは過ちをくり返さぬべく聡明な科学者たちをリーダーとし、大空洞を生活を支えるシェルターとして整備。これまでの行いを悔い、時代や種族に囚われないもうひとつの地球を築くという願いを込め、大空洞を「オルタナ」と命名したのである。

オルタナのアルファベットでの綴りは「Alterna」。「もう一つの」を意味する英単語「Alternative」(オルタナティブ)から採られた名前である。

また、オルタナの底には海から海水が流れ込んでおり、そこにイカ、タコ、クラゲなどの海洋生物が大量繁殖していたことで、生存者らはこれを栄養源として重宝した。



文明の再現

オルタナの建造過程ではかつての文明を再現すべく、3Dプリントなどの最新技術を用いて地上に存在した物の複製が作られた。

オルタナ内に飾られているモアイ像考える人の彫刻などは、全て3Dプリントで作られた複製品である。表面をよく見ると3Dプリンターで作ったような横線が入っていたり、中途半端な断面が見えるのはこのため。

サイト2に作りかけのモアイ像が詰まった謎の箱が多数置かれているが、アートブックによるとあれらが3Dプリンターらしい(3号のヒーローシューターのモチーフが3Dプリンターであることにも意味があるのだろうか?)


また、作中には登場しなかったが、アートブックではこれ以外にもエトワール凱旋門任天堂本社開発棟(イカリング2の塗りpチャレンジで「イカ研究所」として扱われている建物)の複製もオルタナ内に作られている様子を描いたコンセプトアートがある。

各所でみられる雪のような物質(1号と2号曰く冷たくない&溶けない謎の物質)も、おそらくは合成樹脂か何かで再現されたものなのだろう。


また、オルタナの人類は知識や技術の喪失を防ぐために強固な情報管理システムの構築に着手。オルタナで行われた活動を自動でアーカイブ化する自律思考型記録コンピューター"Intelligent Recording Computer of Alterna" 、通称「イルカ」を開発した。

イルカ

運用を開始した「イルカ」はオルタナの管理だけでなく、オルタナ内の歴史を「オルタナログ」として記録し続け、本編となる1万2000年後にも稼働を続けている。



夢の液晶

人類がオルタナに入ってしばらく経ったころ、科学者の一人がイカの体液から液晶の生成に成功する。この液晶は生物の発する微弱な電気信号に反応して色を変化させ、見る者の脳波を解析して望んだものを映し出す「夢の液晶」だったのである。

人類は液晶を量産してオルタナの内壁に張りめぐらせ、かつて人々が地上で目にしていた光景をそこに映し出させることで、地上のように空を見えるようにした。

地下に逃げて四半世紀(約25年)ぶりに、人類は再び空を見た。



オルタナ市民プログラム

さらに長い年月が過ぎ、人類の数も少しずつ増えていった頃。

オルタナを支えていた科学者たちは老いによる限界を感じ、市民の中から特に能力が高い者を選別してオルタナの管理を一部任せることを決定する。

選別は自律コンピュータの「イルカ」のもと、「オルタナ市民プログラム」と呼ばれる多数のミッションで市民の知力と体力を測定し、ミッションにクリアした者を優れた市民として認定する形で行われた。



人類の最期

これとは別に、老いた科学者たちは才能ある若者を教育し、自分たちの知識と技術を伝えることに注力。オルタナで生まれ育った市民の中から若い世代の科学者たちを生み出し、人類の存続を試みた。

──しかし、人類の繁栄もここまでだった。

オルタナで生まれ育った若き科学者たちは優秀で好奇心が強く、それゆえ液晶の空ではない本物の空を望み、汚染された地球を脱出して新天地を目指すロケットの建造に着手。老科学者たちの反対を押し切ってロケットを完成させたのだった。

だが、打ち上げの最終テスト中、ブースターの試運転により強力なエネルギーを浴びたオルタナ内壁の液晶が突如として暴走。

Alterna:The Spirit Lifer

このとき内壁の一部が崩落して居住区を直撃し、さらにライフラインが復旧不可能なレベルに破壊されたことで、人類はあっけなく絶滅した。

オルタナに逃げてからおそらく1世紀も保たなかった。しかも滅亡の原因は争いでも何でもなく、「再び地上を目指そうとしたから」という、なんとも切実な理由だったのである。


自律コンピュータの「イルカ」だけは人類滅亡後も稼働を続けていたが、こうしてオルタナからは「イルカ」を除いて誰も存在しなくなったのだった。

そして、人類が次世代に知識や技術を伝えるために、いわば希望を託して作り上げた「イルカ」は、物悲しいことにオルタナログにて人類の末路を「あっけなく絶滅を迎えた」のひと言だけの記述で済ませている。



海洋生物たちの時代

だが、ここから新たな物語が始まる。

内壁の崩落時、液晶がオルタナの海へと大量に流出して海水と混合。長きに亙って人類の思念を受け止め続けた液晶が、海中の海洋生物たちの体に浸透していったのである。


液晶に焼き付けられた人類の地上に対する思念を受け止めた海洋生物たちは、やがて「地上を目指したい」という感情を抱くようになった。

感情は海洋生物たちに急速な進化をもたらし、進化した彼らは地上を目指して上陸。やがてオルタナから地上へと脱出し、こうして地球は進化したイカタコなどの海洋生物たちが支配する世界となったのである。


その後の1万2000年間、オルタナに残された「イルカ」は海洋生物たちが地上へ進出し、地球を支配するまでの歴史をオルタナログに記録し続けていた。しかしオルタナは誰にも認知されることなく、残された「イルカ」による管理のもと放置されていた。

しかし1万2000年後のある時、⬛︎⬛︎⬛︎がオルタナを発見し、ここを拠点に⬛︎⬛︎⬛︎の暗躍が始まったことで、本作のヒーローモードに繋がっていく。



余談

  • 序盤のクレーターにぶっ刺さっている鉄塔……というかエッフェル塔だが、ミステリーファイル02から推測するに昔バンカラ地方を襲った大洪水で流されてきた模様である(たまに東京タワーではなイカ?という人もいるが、アーチ部分のすぐ上に展望台がある形状からして東京タワーではない)
    • シオカラーズは過去、これとよく似た鉄塔の前で記念撮影をしている。ただし、この頃はまだ逆さまになってない証拠画像)。ミステリーファイルの記述と矛盾するが、メタ的に言えばこの写真は開発陣の遊び心で作中世界と無関係と思われる。だが強引に辻褄を合わせるなら、記念撮影された鉄塔はイカ達が新しく作り直した複製か、それともどちらかの鉄塔がレプリカだったか……
    • シオカラーズの自撮り写真以外にも、エッフェル塔を写した公式イラストがある。イカ達がインクで塔をカラフルに染めているが、この画像でも逆さまになっていない。こちらも作中世界とは無関係なのだろう。
    • 完全に余談だが、ヒストリーチャンネルの番組『LIFE AFTER PEOPLE』によると、人類滅亡から200年後、エッフェル塔は金属が腐食して倒壊し始めるという(参照)。つまり現実だと1万2000年後も原型を留めているか怪しいのだが……(こまけぇこたぁいいんだよ!!
  • 終盤、オルタナ宇宙センターからのロケット発射に際して宇宙センター周辺にアナウンス音声が流されるのだが、よく聞いてみるとこの音声は、かつての人類が用いていた言語……英語」である
    • 全体としては聞き取りづらいが、発射カウントダウンをする部分は「… Five, Four, Three, Two, One…」と英語音声になっていることがハッキリと確認できるだろう。
    • 前作の朽ちた箱舟ポラリスでもイカタコではなくニンゲンに対する注意書きが英語で書かれていた。他だと何故かブラスター種のブキS-BLAST92」の本体側面にも英語が書かれている。
  • アートブックではオルタナについて、「落ちているものの中にはイカたちにとって価値のあるものもあるため、遺物を発掘して生計を立てている若者も多い」と記述しており、作中に描写は無いが、この記述より新3号ら以外にもオルタナに立ち入りしているイカタコの存在が示唆されている
  • オルタナの各ステージ名は上記の通り、マンションポエム風になっている。これはオルタナを人類の新しい理想郷とすべく、マンションポエムにおける理想の住まいを高らかに謳った雰囲気が充てたことが、ファミ通のインタビューで語られている。
    • アートブックでは各ステージ背景のテーマ名も載っており、それぞれ「メガロポリス」「ブルータリズム」「木漏れ日」「ノスタルジア」等の名が付けられているが、インタビューによるとこれも理想郷をイメージするときに生まれる世界がモチーフになっているとのこと。
  • ヒーローモードをクリアすると、宇宙センターにはいつの間にか青色のロケットが出現している。クリア前に置かれていたロケットは黄色だったが、これが意味することとは……。


考察

※イカ、非公式の考察が含まれるので注意。




オルタナの元はあの山?

ファミ通のインタビューで公開された作中世界の地図は関東周辺の地形に酷似し、オルタナは静岡県山梨県の辺りにあることが分かる。噴火でできた大空洞を転用したことや、アートブックで公開された絵コンテにてクレーターが「フジアナクレーター」と表記されていることから、地図の位置関係も含め、「オルタナのもとになった大空洞は富士山大噴火した成れの果てではなイカ?」という考察がされている。


ただし、微妙に富士山の位置と違うようにも見えるので、あくまでその付近の地下マグマ溜まりが爆発した跡がオルタナなのかもしれない。それなら富士山は無事か、というとそうでもなく、ゲーム開始直後のチュートリアルでは、クレーター周辺にそれらしき山の姿は見えなかったりする。やはり富士山は大噴火して跡形もなく消し飛んだのだろうか……


なお、仮にオルタナが富士山の周辺にある場合、クレーターに突き刺さっているエッフェル塔は直線距離で約1万kmも流されてきたことになる。




オルタナのモチーフ

スプラトゥーンシリーズは数々の映画のオマージュがあることで知られる。オルタナの場合、サイト1と4にある南極の観測基地に似た建物、雪上車、停泊した潜水艦、そして「人類最後の生存圏」という背景設定から、小松左京のSF小説を原作とした日本映画『復活の日』の南極がモチーフではなイカ?と思われる。


同作はウイルス蔓延で人類がほぼ滅亡し、ウイルスの侵入しない南極に居た観測隊と海中の潜水艦の乗員達だけが感染を免れ、彼らが南極を最後の生存圏として文明の存続を目指す……という内容の映画であり、そこはかとなくオルタナの出自と似ている。


ちなみにこの映画では、作品終盤で南極に核ミサイルが撃ち込まれるのだが、初代『イカすアートブック』に掲載されたスプラ世界の裏設定を描いた漫画でも、人類滅亡前の戦争で南極に核弾頭が着弾しており、それが原因で海面上昇が進んだ……という描写がある(オルタナログの内容的に没設定になった可能性はあるが)




オルタナ以外の人類の地下シェルター

過去作に登場したオクタリアンの地下基地「タコツボバレー」は、遥か昔に滅びた文明の遺跡を利用したもの、という設定がある(公式SNSより)。滅びた文明とは恐らく人類のことなので、オルタナ以外にも地下へ逃げた人類が居たのかもしれない。

彼らがどのような末路を辿ったのかは不明だが、作中本編に人類が登場しないことから、オルタナと同じく絶滅したとみられる。




オルタナ市民プログラム

新3号が挑戦することになる数々のミッションは、前述の通りオルタナ市民プログラムと呼ばれる、オルタナの人類の知力と体力を測定するために作られた代物である。

しかしミッションに参加するための入口がオクタリアン技術の転送装置「ヤカン」になっていたり、ミッションに失敗した挑戦者の頭上へインクのビームが降り注がされたりと、イカタコにしか通用しない仕掛けばかりで、明らかに人類向けに作られていない。

恐らくだが本編開始前に何者かが改造しまくっていると思われ、言及はないが、本作ヒーローモードの黒幕の仕業だろう。あるいは「イルカ」がインク生命体の台頭を見込んで態々改良したのだろうか。




破壊されたライフラインは何だったのか?

オルタナログによると、オルタナの人類が滅んだ理由はライフラインが復旧不可能なレベルまで破壊されたのが理由とされるが、破壊されたライフラインが何だったのかは不明。

だが、「イルカ」が稼働を続けられたこと、サイト3の建物入り口の照明やサイト6のビル内のサーバーとおぼしき設備が稼働していることから、少なくとも電力供給は続いていたと考えられる。


また、居住区と思しきサイト3が氷の大地で出来ていることから、「オルタナの人類は海を凍らせてその上に居住区を設けていたが、海を凍らせる機能が破壊されて居住区の大半が沈んだ」という考察をする人もいる。




サイト4の潜水艦

サイト4には1隻の大きな潜水艦が停泊している。サイズ的に原子力潜水艦に匹敵するサイズの大型艦だが(魚雷発射管やVLSなどの武装は見当たらないので、非軍用艦のようだが)、狭いオルタナの海にどうして巨大な潜水艦があるのだろうか?


これについてだが、オルタナの空洞内には「流れた海水」が溜まっていることから、オルタナの海は海底洞窟で外海と繋がっており、潜水艦は海底洞窟を潜り抜けて地上の海に出られるのではないだろうか?

つまりサイト4の潜水艦は、汚染された地上世界とオルタナを海中から往来するために使われていたのではなイカ?と考えられる。


昔のSF小説『渚にて』や上記の『復活の日』では、核戦争やウイルス蔓延で世界が滅亡し、安全地帯で僅かに生き残った人々が原子力潜水艦で海中から滅亡した世界を調査しにいく様子が描かれる。サイト4の潜水艦が地上の海に出られるのなら、このように汚染された地上世界を海中から調査するために使われていたのかもしれない。


潜水艦自体のモデルは、全体的に横に幅広な形状はロシア海軍のタイフーン級原子力潜水艦、アンテナなどの装飾やセイルに設けられたフィレットといった細かい意匠は海上自衛隊そうりゅう型潜水艦ではなイカ?と推測されている。潜水艦にあるべきスクリューや舵はないが……(潜水艦のオキモノには舵だけある。電磁推進艦なのだろうか)。


また、外海とオルタナが海底洞窟で繋がっている場合、エッフェル塔が流されてきた際の大洪水などで海水が逆流し、オルタナが海没する危険性もあるが……オルタナ全体を気密室のような状態にして、逆流しないようにしていたのだろうか。




パンゲア超大陸のマーク

概要で述べたとおり、オルタナの各所にはパンゲア超大陸のシルエットを描いたようなマークが点在する。パンゲア超大陸はかつて地球上に存在した巨大な大陸で、約2億年前に世界中の大陸が分裂して離れる前に存在した、大陸が全て一塊だった頃の超大陸である。


何故このマークがオルタナにあるのか作中では説明されていないが、現在の諸大陸が分裂する前の姿がパンゲア超大陸である。

このことから、オルタナに逃げた人類が「オルタナをもうひとつの地球の始まりとする」ことを意味して、あるいは「争いで分裂した世界中の人類が一つになって協力する」ことを意味してパンゲア超大陸をオルタナのシンボルに採用したのでは…… と考察されている。


また、パンゲア超大陸の存在は提唱されてから長らく世間に受容されず、提唱者の死後になって世間に受け入れられた経緯がある。

この経緯はジャッジくん飼い主だった博士が、人類滅亡を訴えるも誰にも信じて貰えなかったという話と似ており、滅亡を生き延びたオルタナの人類が「異端な話でも耳を傾けるべきだという戒め」の意味で付けたのでは…… と考察する人も居る。


また、この他にアルファベットの「A」を模したようなマークも各所に散見されるが、こちらは単純にオルタナの英語表記「Alterna」の頭文字から採ったと推測される。

イカタコ⑤

↑ オルタナでみられるパンゲアと「A」のようなマーク(参考用)




ヤカンの内部とステージの背景について

幻想的で尚且つどことなく生活感を醸し出している事で評判なヒーローモードの背景だが、本作ではヤカン内の背景をよく見てみると

  • 水や謎の液体がビルを飲み込む程の高度まで浸水している。
  • まともに視界が見えないレベルの砂嵐が絶えず舞っている。
  • 所々バグったような見た目をしている桜のような木。
  • 無数の足場やパイプが破片ごと宙に浮いている。
  • タコツボバレータコツボキャニオンで見られたタイプの住居が無い
  • 宙に浮いてるものが明らかに何らかの残骸かパーツ。

などこれまでのヒーローモードと比べても生活感が極端に薄い。

作中の人類の末路を考えるにおそらくヤカンの内部は人類の居住区だったのでは無いか?と考えられる。

作中では「大量の液晶が居住区に落下した」「ライフラインの崩壊によって呆気なく絶滅した」程度しか語られてないが、おそらくその成れの果てが今のヤカン内部なのだろう。

また、上記のようにサイト3も居住区と考えられるセリフなどがあるため、実際のところどうなのかはサイト3居住区説も含めて推測の域を出ない。



ストーリー終盤の攻略

終盤にて3号たちは何者かにさらわれたアタリメ元司令を助けに向かうべく、満を持してオルタナ中央の「オルタナ宇宙センター」に突入することになる。

本ステージはヒーローモードの最終ステージであり、突入前には司令から本当に進むのか確認される。装備の強化は万全にしておこう。


突入前

宇宙センターの陸地はケバインク由来のボーボーの剛毛に完全に覆われておりとても侵入できない状態だったが、2号の提案で集めたオタカラを活用することに。

その場のノリでオタカラを合体させて作製した芝刈り機めいた機械(アートブックによると「シェーバー」)を司令がぶん回し、剛毛は余すことなく「トゥルトゥル」に刈り取られた。


が、そこにやってきたのがオタカラを追いかけてきたすりみ連合。オタカラを寄越せと一行に迫るが、あっさり1号と2号にオタカラを譲られた(New!カラストンビ部隊の目的はオタカラではなかったので当然といえば当然)。

しかしその行為の懐の深さにすりみ連合は(勝手に)心酔、(勝手に)2号の舎弟になり「アネゴ」と呼ぶことに。もっとも当のアネゴは「めんどくさいことになった…」と嘆いているが。


これ以降はすりみ連合の面々も(さも最初からいたかのような自然さで)部隊の通信会話に入ってくる。


以降のステージはロケットを含めて合計5つの区画に分かれており、かなりの長丁場となる。


01:エントランス

            イルカ「この先は キケン物持ちこみ禁止です」


最初の区画。

正面から侵入したので当然というべきか、入口でヒーロー装備一式を取り上げられてしまう(説明文も「おとなしく見学しましょう」)。

もちろんそんなわけにはいかないので、コジャケと共に仕掛けを解きながら進んでいくことになる。

サイト1のステージ07「大切なパートナーと、心を通わす快適空間。」以来のコジャケメインで攻略するステージだが、あちらと違い仕掛けはより複雑化しつつ、敵もしっかりと配置されているので当然だが難易度は高い。

特に序盤に出るタコドーザーをどうやって突破するかでいきなりどん詰まるプレイヤーは多いだろう。実はコジャケを投げつけると動きもインクの噴射も止まるのでその隙に真下を通り抜けるのが正攻法なのだが、ノーヒントな上にタコドーザー自体がここを除くと通常ステージの一つにしか出ないと非常に出番が少なく、尚の事気づきにくい。結局気づけずにアーマーが割れた際の無敵でゴリ押したプレイヤーもいたようだ…。

幸い取られたヒーロー装備は出口に送られており、到達すれば無事に取り戻せる。


02:格納庫

2つ目の区画。

ここからはすりみ連合の「疾風怒濤カチコンドル」をバックに進んでいく。(3号は実際にヒーローブレインから聴いている。)

立ちはだかる敵を全滅させることで道が開けて進める。敵はより数が多く、尚且つ手強くなっているものの、道中に落ちているスペシャルカンヅメを上手く使えば気持ちよく一掃できる。

終盤にはタコッペリン号に乗って進むエリアがあるが、最後の足場で待ち構えるタコスナイパーはプレイヤーの移動先を正確に予測して偏差射撃をしてくる(わかりやすく言うとこちらの行動を読んで攻撃して来る)特殊な個体のため注意。ただし、捕捉される前にイカセンプクして動かなければ、バレずに終点まで辿り着くことも可能だ。


03:昇降リフト

3つ目の区画。

巨大なリフトに乗ってとにかく下へと降りていく。

人によっては背景と雰囲気も相まって何処か既視感を感じるシチュエーションのステージだが、こちらは途中で敵が乗り込んでくるので、その都度迎え撃つことになる。

事前にセンプクしていれば敵はこちらを視認できず攻撃してこないため、安全に切り抜けたいなら、敵が乗り込んだのを見届けてから奇襲を仕掛けるのが吉。気づかれても再度センプクすればこちらを見失うので仕切り直しも出来る。どうしても敵の数が多くて大変と思った時はコジャケに囮になってもらおう。


ここを抜ければロケットに繋がるチューブがある屋外のエリアに着く。

正面の道はコアのないケバインクに塞がれているので左からまわり道をしよう。

(ここですり身連合がなぜオタカラを狙っていたのかも明かされることに)




04:あんぜんフロンティア号・下層

4つ目の区画。

いよいよステージも後半、BGMは「天命反転ローリンストン」に切り替わり、ここからはロケットの内部を経由して上へ進んでいく。

入ったプレイヤーがまず目にするのは、大きな柱を中心に螺旋状に連なる坂道の内部…なのだが、よく見ると所々にケバインクが張り付いている。


狭い一本道をひたすらに登っていくシンプルな構造だが、なんと今までお邪魔要素に過ぎなかったケバインクが、ここに来て即死ギミックとして立ちはだかってくる。これに触れないよう注意しつつも道中の敵に対処しなければならない。更に途中では途切れた足場に向かってイカジャンプで飛び移ったり、これまた途切れた足場に向かって壁渡りをしなければならない。

「エイ!(ハラハラした~!)」

もっとも途切れた足場以外は気を付けてさえいれば触れてしまうことはまずない…ここまでは。


終盤は上からタコストライクが転がってくる。道幅がギリギリなため避けられないが、途中に中継地点がいくつか用意されてるので、そこでやり過ごしながら進もう。より難しく危険だが、表面から顔を出す弱点のタコを狙って倒しながら正面突破をすることも可能。

最後は一本道だが、目前でウルトラハンコのスペシャルカンヅメが入手できる。タコストライクを叩き潰しながら豪快に切り込んでやろう。


なお下層の終着点には、当初の目的であるオオデンチナマズがカプセルの中に捕らえられている。

おそらくはロケットを飛ばすための最終的な電力源として利用されているのだろう。ここで取り戻すことはできないので次に進もう。

...もっともここで会うまですっかり存在を忘れていたプレイヤーもいると思うが。




05:あんぜんフロンティア号・上層


          イルカ「まもなく発射シーケンスが最終段階に入ります

              隔壁が閉まります、ご注意ください」

宇宙センター最後の区画。ここからがあんぜんフロンティア号の本領。


いよいよロケットの上層まで来たものの発射準備も着々と進んでいたらしく、アナウンスと共に隔壁が閉まり道を閉ざされてしまう。

だが空中にエネルギーコアが浮いていることに2号が気づいたことで突破口が開く。

隔壁を開けるには層ごとに散らばったエネルギーコアを全て集めてからふみスイッチを踏む必要がある。スペシャルカンヅメもあり、中に入っていたショクワンダーを駆使してエネルギーコアを集めていくことになるが、下層に続いてこのステージでもケバインクがギミックの一つとして立ちはだかる。中央の柱も浸食されているので、集めきっても油断は禁物。

序盤の下層では二か所にそこそこの規模の塊があるだけだが、中層は広く、ケバインクもより広範囲かつ立体的に浸食している。エネルギーコアの配置も複雑化しているため一筋縄ではいかない。


やっとの思いで隔壁を開けると、最上層にてようやく出口に着く…がここもロックされているので、またしてもエネルギーコアを集めなければならない。ここまで来るとケバインクは壁一面を覆いつくす程の規模になり、第二隔壁を開けた時は目を丸くするだろう。

よく見ると僅かに正方形の壁が露出しており、そこに導線を引くようにエネルギーコアも浮いているが、見上げると上にはタコスナイパーが陣取っている。射線を遮ろうにも柱以外に遮蔽物はない…要するにケバインクにぶつからないように壁を飛び移り、更にタコスナイパーの射撃に追いつかれないようにエネルギーコアを集めるという精密かつ素早い操作を強いられる。偏差射撃をしてこない通常の個体なのが幸い。下層から上層にかけて登っていくシチュエーションは、BGMの盛り上がりもあって空の彼方に昇っていくような不思議な高揚感に包まれる…と同時に最終盤で常に即ミスのリスクと隣り合わせということもあって緊張もピークに達しているだろうプレイヤーは二重の意味で息が詰まりそうな思いをする羽目になる(前作のDLC経験者は特に)。ここが正念場だ。


そしてロケットを突破すると……。

※リンク先重大なネタバレにつき注意されたし。


隠しヤカンの攻略

※イカ、さらなるネタバレ注意


























イルカ「… … …」




「オルタナの、その先へ。」

―――――⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎のログにたどり着きましょう



概要

全てのヤカンをクリアすると、始まりの地=サイト1のヒーローモードの最初に3号が落ちた場所に金色のヤカンが出現する(全てのヤカンのクリアは、複数種類のブキが選べるヤカンの場合はどれか1種類だけのクリアでOK)。

他の金色のヤカンはイクラを消費せず参加できるのだが、始まり後に出現するこのヤカンは例外的に333イクラが参加費として徴収される。

その難易度はヒーローモード内で段違いに高く、最後の難関ステージとなる。


共通事項

イルカが何も言ってこず、装備もヒーロー装備のみとなる。

最大まで強化してから向かうことがお勧め。

今までのステージの要素を組み合わせたようなステージで、総じて難易度がかなり高い。

一方、集中していればある程度経験者のプレイヤーが苦戦することはない。うっかりが無ければ。

おまけにチェックポイントが一か所を除きステージとステージの間にしか無く、ノーミスで進まなければならない。


  • ステージ1

SASUKEのようなアスレチックコースとなっており、イカロールやイカノボリを駆使して進むこととなる。

敵に撃たれてやられるより、足を踏み外して転落する場合が多い。

後半のインクレール地帯などでのうっかりが命取りとなる。

なお、初代『スプラトゥーン』と『スプラトゥーン2』経験者にとってはある意味一番難しいステージかもしれない(今作からのアクションがあるため)。


  • ステージ2

ライドレールに乗りながらマトを壊していくステージ。

今までのマト当てステージより難易度が激増しており、初見殺しの箇所もある。

ジャイロ勢だと手首が折れるほどコントローラを回転させなければならない箇所も。

アドリブ力とエイム力が問われるステージ。


  • ステージ3

前半と後半で分かれている。このステージのみ中間にチェックポイントがある。

前半はヘビブロック地帯を飛び移りながら進んでいく。

始点のヘビブロックにはコジャケが投げられることを覚えておくと良い。

チェックポイントを挟んだ後半はタコミサイルに乗って進むこととなる。

進路を塞ぐヘビブロックを凹ませながら進まなければならないが、撃ちすぎると再び進路を塞ぐため、論理的思考と先読みが必要。


  • ステージ4

最後のステージとなる。

タコゾネスが3回に亙って大量に攻めて来るバトルステージ。

第2波からはスペシャルカンヅメが出現する。有効に使おう。

第3波ではジェットパックやスーパーチャクチ、アメフラシにグレートバリア等々と大量にスペシャルウエポンを使用してくる。コジャケと協力して対処しよう。

コジャケを強化しておくと楽(直撃させれば一撃)。

すべてのタコゾネスを倒すと、晴れてゴールとなる。


余談

ステージクリア後、アーカイブに「Extra Log」が追加される。詳細は熊三号及び朽ちた箱舟ポラリスの項で。

また、アタマギア「クマノミミ」、二つ名「オルタナの」「覇者」が貰える。

因みに、クマノミミのギアパワーは「カムバック」


また、「ヒーローモード」自体がチュートリアルで、今までのステージがバトルに慣れない人たちの訓練だったとすると、このステージはそれまでの全てを詰め込んだある意味「卒業試験」の様なステージである。

このステージをクリアできたなら、「オルタナのその先」で、活躍できるようになるだろう。


関連イラスト

オルタナ * シオカラキャンプスプラ3のヒーローモード新たなるスプラトゥーンイラストまとめ今日は吹雪いてるねオルタナにて


関連タグ

スプラトゥーン3

Return_of_the_Mammalians ヒーローモード

ケバインク


タコツボバレー初代のヒーローモード舞台

タコツボキャニオン『2』のヒーローモード舞台


オルタナ:一般的な意味の単語。「オルタナティブ・ロック」の略。

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