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そこら中にくっついとる ケバいインク…

ケバインクには さわらないほうがいいぞィ

概要編集

スプラトゥーン3ヒーローモードの舞台「オルタナ」に存在する謎の物質。

2021年9月24日のニンテンドーダイレクトにて公開されたPVでその存在が明らかになった。

後に公式X(旧Twitter)の短文投稿でも紹介されている。


外観編集

ピンクマーブル模様の、生命体のように脈動している粘液。部分的に茶色いに覆われている。脈動しているが生き物ではないらしい。

表面の毛から、毛の生えたタコたちとの関連性を疑われている他に、後述する恐るべき事実も含めてインクと言うには明らかに異常な物質。


ヒーローモードの舞台であるオルタナ一帯と、そこに繋がるクレーターの地を汚染している。

イカタコの扱うインクよりも強い表面張力と粘性、質量を有しているのか、インクショットを当ててもはじかれるばかりで効果がない。


恐るべき事実編集

PVの最後で、迂闊にもケバインクに触れてしまった、主人公の3号

するとケバインクは生き物のように一瞬で3号を呑み込み、吐き出された3号は全身毛むくじゃらの毛玉のような姿に変えられてしまった

コロッケになれるね!


「さわったら「ボンッ!」じゃ…」


一見ギャグマンガのオチを彷彿とさせる間抜けな絵面だが、この姿の3号は自我を喪失し、身動きすら取れない危険な状態に陥っている。

公式X(旧Twitter)からはイカであったはずの物体……と言われているが、この言葉が意味するものとは………言葉通りに受け取るなら、3号はケバインクに触れたことでインクリングではない何かに変えられてしまったのかもしれない……と公開時点では思われていた。


このような恐ろしい性質を持っているが、3号に同行するコジャケは触れても全く影響を受けず、逆にケバインクを食べて除去することが出来る。


ゲーム中ではチュートリアルのクレーターからオルタナのフィールド上のあちこちに出現する。

触れると前述の通り毛玉になり、ミス扱いにされる即死トラップ。ただしフィールドでミスしても特にペナルティはないので、うっかり触れてもさほど問題はない。

通常のステージ上にはある場面を除いて登場しない。


除去の方法編集

ケバインクの塊にはコアが存在し、そこにイクラを与えたコジャケを投げつけることで除去出来る。除去に必要なイクラはケバインクの大きさによって異なり、100個から2000個程度まで大きく異なる。ケバインクを除去することで道が開けたり、ステージの入り口であるヤカンや地面に埋まったアイテム、ライドレールなどが出現する。

前作にも登場した「次々出現する風船を追いかけて壊して回るとご褒美が貰える」ギミックの水色風船に挑むにはきちんとフィールドのケバインクを除去して回らないと攻略は困難。

だが例外にコアのないケバインクが点在する場合もあるため、その時は避けて通るほかない。


中央にある「オルタナ宇宙センター」の陸地はボーボーの鋭い剛毛に覆われた巨大なケバインクの塊に包まれている。コアも見受けられず、こればかりは(というかどう見ても)コジャケでもどうしようもない。


余談編集



  • 因みに地上にいるオクトリングも触れると同様に毛むくじゃらになってしまう。オクタリアンたちも最初は毛玉になっていたのだろうか。

  • ケバインクに近づくと、大まかに近い部分が3号に引き寄せられるかのように揺らぎだす。毛の部分を見るとさながら磁石にくっつこうとする砂鉄のよう。

  • 変化後のコミカルな容姿に反したショッキングな情報に衝撃を受けたプレイヤーもいるだろう。姿が変わってしまった3号がその後どうなるかは説明がなく不安に駆られる人も多かったが、実際には上記の通りプレイに支障のある場面ではほぼ出現せず、毛玉になってもミス扱いですぐに復帰できる。公式から「今回のミッションはかなり危険なもの」と言われているだけでなく、アタリメからも冒頭のセリフと共に触れないよう忠告されることから察するに、生死に関わる状態である可能性は高いが…。
    • 設定的にどうなっているのかは不明。通常のナワバリバトルのように水に落ちても復活出来るのと同じようなものなのか……。触れてしまってからの暗転後、クレーターではアタリメ(オルタナでは1号か2号)が心配した様子で声をかけてくるため、孤立した状況でなければ元に戻すことはできるのかもしれない。
    • なお、3号の安否を心配する声もあった一方で、その毛むくじゃらの姿が可愛いと話題になり、ぬいぐるみを作られたり、コロッケメンチカツで再現されたり、たわしス〇モといったあだ名をつけられたりとネタにもされている。

  • 製品版での変化の瞬間をよく見ると、散らかるブキと共にヒーロースーツも脱げてしまっている。その中にインナーとボトムズは見受けられないので別にこうはならない…多分。

  • PVの最後で3号が変化した後は、『Return of the Mammalians』(哺乳類の帰還)というヒーローモードの副題とともに締めくくられる。しかし暗転する前の一瞬に、どこかで聞いた気がするBGMのイントロに似た音が流れるのだが……?

  • 表面の毛も含め様々な色が混じりあう外観は、コンセプトである「混沌」の他に、有毒生物が用いる警告色や、油膜の浮かんだ排水などの汚染物質を連想させる色合い。人によってはインクの色が31アイスクリームの期間限定フレーバー「コットンキャンディ」に見えるかもしれない。
    • 後に第7回フェスのお題にちなんでか、31とのコラボ商品が期間限定で発売された。コットンキャンディ自体はコラボに関わらなかったが、当時のファンアートへの反応(※)を見る限り似ていると感じた人はやはり多かったようだ。(※ネタバレを含むため、調べる際は注意)
    • 因みに公開時点では、インク部分がサイケデリックな虹色のマーブル模様とやたらカラフルだった。最もこちらも「触れたらヤバい」と思わせるには十分な、変更後の配色に劣らぬ異様な雰囲気を放っている。その名残なのか、ケバインクのコアには虹色のものも存在する。

  • 時は流れ、2023年11月後期。新たな冬シーズンの情報と共に告知PVが公開され、その中で「ワケワカメニット」なる新たなフクが登場した…のだが、これが雪の降る夜空と杉の木林を背景に星の飾りをつけられクリスマスツリーのようになった毛玉のイカ(もしくはタコ)がイラストとして編み込まれているというシュールなデザインから話題になった。(プレイヤーの間では通称クソダサセーターとも呼ばれている)
    • このフクの存在から察するに、3号達がやって来るよりも以前にケバインクに触れて毛玉になってしまう経験をしたイカタコがいたようだ。クレーターにはオタカラが眠るとされ、それで一攫千金を狙って訪れる者が触れてしまったのだろう。得体の知れない粘液に呑まれて変わってしまった仲間の姿をセーターのデザインに落とし込む感性は実に彼ららしいが…。

  • ケバインクの名称の由来は「ケバい」+「毛羽立ち」+インクと思われる。
    • ケバいは「けばけばしい」の略で、「品がなく派手なさま、もしくは度が過ぎた厚化粧」などのことを指す。
    • 毛羽立ちは、「紙や布の表面がこすれて、細かい毛が多く立つ状態」を意味する。


関連イラスト編集

泪センシティブな作品

ケバインクケバインクを受けたイカとタコ


関連タグ編集

スプラトゥーン3 状態変化 blobvore
































真の恐るべき事実(ネタバレ注意!)

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