概要
ゲーム『スプラトゥーン3』に登場するスペシャルウェポンのひとつ。
『3』から追加された新スペシャルである。
設置点を中心に地形に沿って広がる衝撃波を発生させ、当たった相手にダメージとマーキングを与える。また設置した瞬間に設置点周囲の敵を短時間マーキングする(ポイントセンサーと同じ)。
使い方
スペシャルを発動すると装置を掲げた状態になり、Rキーで向いている方向に投擲する。投擲までの制限時間はない。
投擲には慣性が乗らないが、ジャンプの頂点で投げることで高度とわずかに飛距離を稼ぐことができる。また投げた際に壁面に接触した場合は、壁面に沿うようにして(壁面に対して垂直方向の移動ベクトルを打ち消して)落下する。
床面、またはプレイヤーが滑り落ちる地形に接地すると展開され、装置を中心に地形に沿って広がっていく低い衝撃波を発生させる。
衝撃波は合計3回、設置から1.5秒、4秒、6.5秒のタイミングで発生し、当たると45ダメージと8秒間のマーキングの効果を与える。
衝撃波の判定は低く、ジャンプするだけで回避できる。
逆に言えばジャンプを強要させるので、衝撃波が当たらなくても居座っている相手を炙り出したり動かす効果がある。
特に固定場所を動けないチャージャーや潜伏を行うローラー、スライドを使うマニューバーにとってはマーキングとダメージ兼いつもの戦法をさせないなど効果的なスペシャルと言える。
壁にも伝わり、壁に張りついているプレイヤーに当たる。ヒト状態では当たらない。
相手が装置に直接触れると30ダメージを与える。1度触れてから0.5秒間は接触ダメージを受けない。
また、2024年1月末のアップデートで機能が増加。
なんと設置の瞬間にソナーを中心に一定範囲内にポイントセンサーを展開し、極短時間だがソナー周辺をマーキングする、というものである。
これにより、実質的にインク消費0でポイセンを投げられるようになった他、置くだけで辺りの相手の存在を全員に知らせることができるようになった。
効果範囲の直径は衝撃波より少し小さい程度。ポイセンなので上下判定もあり、しかも置いた瞬間発動するため、位置を炙り出しやすくなっている。
なお、これに伴い範囲予告の光は出なくなった。
なおロングブラスターとリッター4Kは実際の効果よりインク回復手段がメインの為、溜まったからと言って即使用するのは控えた方が良い。
サーモンランNEXTWAVE
シャケ達はセンプクをせず、こちらのセンプクも意味を成さないため、マーキング効果はなく、ただ衝撃波を出して広範囲にダメージを与えるだけのスペシャルになっている。(テッキュウの衝撃波も同じ仕様)波は1発150ダメージでザコシャケの掃討と仲間の蘇生に秀でている。設置型であるため、使用後メインとボムが使えるのもメリット。
性質上宙に浮いているシャケには効果がない。また、シャケは装置を壊そうとしないが、ヘビに轢かれたりモグラに食われたりすると一瞬で壊されてしまう。更に、波には味方を蘇生する効果はあるが、スプラッシュボムや他のスペシャルが持つ生存判定はない事に注意。(このため自分以外の味方がデスしている状態でホップソナーを発動して波を出したとしても味方が蘇生される前に自分がデスするとworks overとなる)
総括すると他のサーモンランのスペシャルに比べクセがなく、ザコシャケの一掃と味方の救助ができるというサポート特化。適当に置いても最低限の仕事はしてくれるスペシャルである。
なお、上述のアプデにより追加されたポイセンもちゃんと発動するが、発動するだけで、こちらでは何も意味がない。
余談
- アートブックによると、バンカラ地方の地下に埋蔵されているオタカラを探索する技術を転用して開発されたらしい。
- ハイテクな精密機械なので、丸いヘッド部分に冷却機構を内蔵している。この冷却機構のせいか、ソナーに捕捉されると頭がキーンとするとのこと。
- アップデートで追加されたセンサー効果は、『1』のスーパーセンサーと同じエフェクト・効果音を使用している。