概要
ゲーム『スプラトゥーン』シリーズに登場するチャージャータイプのブキ。
100年前の大ナワバリバトルで使われたブキの復刻版。かの伝説の司令も愛用していたという。
溜めは非常に速いが攻撃力が低く、いくらギアに攻撃力アップを積んでも一発で敵を倒す事ができない。しかし溜めなしでも射程が減らないという特徴があるため、フルチャージ一発+チャージなし一発のコンボで敵を撃破できる。
モデルは竹水鉄砲。
竹水鉄砲に銃の照準器となる照門と照星を取っ付けたまんまな見た目をしている。
種類
スプラトゥーン
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
14式竹筒銃・甲 | スプラッシュシールド | メガホンレーザー | 15 |
14式竹筒銃・乙 | ポイズンボール | スーパーセンサー | 17 |
14式竹筒銃・丙 | クイックボム | トルネード | 20 |
甲はサブ・スペシャルがスプラッシュシールド・メガホンレーザー、乙のモデルはサブ・スペシャルがポイズンボール・スーパーセンサーとなっており、甲はシールドの後ろに居座っての守りに向き、乙はポイズンボールやスーパーセンサーであぶり出してからの見敵必殺を目的としている構成。
ブキチセレクションの丙はクイックボム・トルネードで相手の足場を塗りつつ、逃げ場をなくしてからの最速チャージでの撃破が可能。
スプラトゥーン2
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
14式竹筒銃・甲 | カーリングボム | マルチミサイル | 18 |
14式竹筒銃・乙 | ポイズンミスト | クイックボムピッチャー | 21 |
14式竹筒銃・丙 | タンサンボム | バブルランチャー | 27 |
ギアパワー「メイン性能アップ」の効果:あたえるダメージが大きくなる
チャージキープ不可(スコープがついていないチャージャーとしては唯一)。
元が前世代の復刻版であるためか、今作で他のチャージャーが受けた仕様変更をほぼ受けなかった。
その代わり、チャージしても派手に光らず撃っても発射音がほとんどしないという長所を手に入れた。
バージョン3.0.0からはフルチャージの威力が上がった(80→85)。
スプラトゥーン3
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
14式竹筒銃・甲 | ロボットボム | メガホンレーザー5.1ch | 23 |
14式竹筒銃・乙 | タンサンボム | デコイチラシ | 26 |
サブに新規採用となるロボットボム、スペシャルは初代無印意識のメガホンレーザー5.1ch。
索敵能力が非常に優れたセットであり、またボムの爆風やメガホンのかすり傷からメインフルチャージでキルを成立させることができる。
基本的な立ち回り
チャージが一瞬で終わるという長所があるが、むやみに連打するのはかえって弱点になってしまう。敵と会ったときには確実にフルチャージを2発当てられるようにしよう。また、塗りに関しては特に不利なブキ。相手に足元を塗られるまえに決着をつけよう。
おすすめギアパワー
- 相手インク影響軽減
地面を塗られたときの対策として。
- イカニンジャ
1発目は相手にばれずに与えたい。また、突然の攻撃に怯んだ隙に2発目のチャンスも生まれる。
サーモンランでの立ち回り
バトルから一転し、地面を塗るのに適したブキ。チャージ速度をイカし、インクの道を素早く作れる。シャケを無視して突き進もう。逆にノンチャージだと道が途切れてしまうため、他のチャージャーと逆に塗りたい時はフルチャージを使おう。
戦闘時は基本的にフルチャージのみで戦うことになる。貫通性能がないためバイターからの評価は低めだが、ザコシャケの処理能力は悪くなく、チャージ時間に対して燃費は良好。実はフルチャージ時のダメージは160なので、体力100のシャケ相手にフルチャージは過剰となる。6割チャージくらいで100ダメージ出せるくらいなので、チャージ時間を細かく調整し、無駄をなくしていけば割と弱くはない。また、ノンチャージで射程が変わらず、尚且つサモランでは60ダメージが出るため、遠くからのタワー処理が得意。サーモンランNEXTWAVEでは、ハシラに対しても地上からのノンチャージ連射で素早く処理できる。
そして、このブキが魔改造されたクマサン印のチャージャーが存在する。その性能は端的に言うとチャージがいらないチャージャーとかいう意味のわからん代物である。
余談
名称の「14式」の意味は、恐らく年号。
軟体世紀2014年式、あるいは大ナワバリバトルの時代である100年前の軟体世紀1914年式で、略して「14式」と考えられる。
これは現実では自衛隊の装備品にみられる命名規則で、例えば自衛隊の89式小銃は西暦1989年に制式化されたので「89式」としている。
14式竹筒銃の各バリエーションにみられる「甲」「乙」「丙」の文字は、旧日本軍が軍用機に用いた命名規則で、機種ごとの小改修型に「甲」「乙」「丙」とつけたことが元ネタと思われる(例えば零戦52型甲、零戦52型乙、零戦52型丙といった具合に旧日本軍では付けていた)。
当初、バトルで使えるブキの中では唯一、名前に漢字が使われているブキであった。
しかし竹筒銃が初登場した2015年から早くも9年目となる2024年、竹筒銃と同じ命名法則の新ブキ「24式張替傘・甲」が登場したことで、唯一の漢字ブキではなくなった。
なお、バトルに限らなければバイト限定のクマサン印のブキ達も名前に漢字を使われているブキである。
「14」の読みは「ひとよん」「いちよん」「じゅうよん」のどれなのか不明。仮に上記の自衛隊流に読むなら「ひとよん」だが、公式SNSの投稿で「十四式竹筒銃」と表記されたこともあったため「じゅうよん」の可能性も高い。