リッター3K
りったーすりーけー
ゲーム『スプラトゥーン』に登場するチャージャータイプのブキ。
製造はハイドロ社で、同社が誇る高圧技術がこのブキでは長射程という形でイカされている。
モデルはガソリンスタンドの給油管+タンクローリー。ネーミングは自動車の燃費を「リッター〇〇キロ」(=1リットルの燃料で何キロ走れるか)と表現することからで、本ブキの場合フルチャージから3発放てるという意味。
ちなみにノズルが緑色だが、これはディーゼル燃料(軽油)向けを表す。出てくるのはインクなのであまり気にすることはないが……。
続編『スプラトゥーン2』では名前が「リッター4K」になり、燃費改善と射程減が明言された。
『2』のイラストブックには「飛距離フリークが改造した違法リッター」なるイラストが掲載されており、実際の性能以上にあまりにもヘイトが高すぎたことをイカ研究所も気にしていたと思われる節がある。
そして、『スプラトゥーン3』でも4Kのままモデルチェンジのうえ続投となった。3Kが復活することはあるのだろうか……?
全ブキの中で最長の射程を誇るチャージャー。スプラチャージャーより更に大量のインクをチャージする分タメに掛かる時間も長くインク消費も激しいが、その射程の長さ故に「理論上、対面での勝負なら全ブキに勝てる」とも言われ、怒りに任せてリッターを直接倒しに行くとドツボにはまりやすい。
弱点と言えるのは、リッターがいることで前線の人数が減ったりチーム全体の塗り能力が減ることで、芋リッターをやっていたら相手に黙々と前線を押し上げられて敗北、というパターンが良く見られる。使用者のブキの理解度・錬度が大きくチームの勝敗を左右するブキであろう。
今までに登場したのは、
- オリジナル版の「リッター3K」
- メーカー純正の特注モデル「リッター3Kカスタム」
- それぞれのスコープ付きモデル「3Kスコープ」・「3Kスコープカスタム」
の4種。
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
リッター3K | クイックボム | スーパーセンサー | 18 |
3Kスコープ | 〃 | 〃 | 19 |
リッター3Kカスタム※ | ジャンプビーコン | ダイオウイカ | 19 |
3Kスコープカスタム | 〃 | 〃 | 20 |
〃…一つ上と同じ
※…Pixiv上に関連イラスト確認できず。
ギアに攻撃力アップをメイン1つ以上積んでいれば85%程のチャージで防御無振りの相手を一撃で倒せる威力に達する。
無印には使い勝手の良いクイックボムがサブとして入っており、接近してきた相手をクイックボムで無理矢理仕留めることもできた。
カスタムは機動力重視のサブ・スペシャルとなり、起点作りや突破口を開くことの出来る構成となっている。
バージョン2.7.0からはこの武器を持っている場合、イカ速度が10%マイナスされるようになった。
また、クイックボムの燃費が悪化した事で近距離でバカスカクイックボムを投げながら逃げ回る、俗に言われる「クイボリッター」のスタイルには近距離戦が少々厳しくなった(実際はクイックボムの攻撃力上昇調整が作用して、ギアに攻撃を大量に積んだ所謂「ゴリラ」スタイルにとってはあまり影響がなかったりする)。
やはりチャージャーの王道である「狙撃ポイントを陣取って遠くから相手を撃ち抜く・味方の進攻をサポートする」立ち回りが有効。当然、長く留まると相手にバレバレなので、定期的に狙撃ポイントを変えよう。
この時代ではクイックボムがあったため、積極的に前線に出るいわゆる「凸砂」スタイルも多く見られた。
- 攻撃力アップ
リッター3Kでは必須とまで言われたギアパワー。半チャージでの擬似確1ができるようになり立ち回りの自由度が増すため、攻撃力アップを中心にギアが組まれることがほとんどだった。2では攻撃力アップが無くなった為、ギアパワーのカスタム性が上がり、より様々なリッターが見られるようになった。
- イカダッシュ速度アップ
こちらは基本的に懐まで来られた際に逃げ切るためのギアパワー。初代リッターではカスタムのダイオウイカで敵を追撃する為の速度アップとしても有効。
- インク効率アップ(メイン)、インク回復力アップ
余程の事ではやられない武器なので如何にメインを撃てるかが重要。回復時間を短くして相手にプレッシャーを与えよう。
- 復活ペナルティアップ
同じく余程の事ではやられないので『相手だけでなく自分にも効果のある』デメリットを踏み倒すことができ、リッターとは非常に相性が良い。
Pixiv上では、高いエイム力の象徴であり素人では全く使い物にならないブキのため、最上位のエイム力を持つ強いイカが持っていることが多い。敵になった場合のヘイトの高さも加味して、天才型やら悪いおにーちゃんやらが好んで使用するのも良く見られる。