概要
ゲーム『スプラトゥーン』シリーズに登場するシュータータイプのブキ。
スプラシューターを上級者向けに再設計したという設定のブキ。
バランス型のスプラシューターに対して、長い射程・高い威力・優れた集弾性を備えている。
余裕をもって3確できる威力と高い集弾性のおかげで距離による威力減衰の影響を受けにくく射程ギリギリ一杯まで有効射程として利用できるため遠距離ブキとの撃ちあいに強い。
ただしその弾の性能を実現する為にインク効率が犠牲になっている他、塗りも弱め(1発あたりはそこそこ塗れるが燃費が脚を引っ張る)で足元の塗りも少ない。
また、撃ちながらの移動速度もかなり遅く、飛び込まれると不利。
種類
これまで登場しているのは
- トリコロールカラーのオリジナル版「プライムシューター」
- ギアブランドフォーリマとのコラボモデル「プライムシューターコラボ」
- カワイイ見た目に反して玄人向けのブキチセレクション「プライムシューターベリー」
- ギアブランドタタキケンサキとのコラボモデル「プライムシューターベッチュー」
の4種。
スプラトゥーン
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
プライムシューター | スプラッシュボム | トルネード | 10 |
プライムシューターコラボ | ポイントセンサー | スーパーショット | 20 |
プライムシューターベリー | キューバンボム | ボムラッシュ | 20 |
置き逃げや牽制に使えるスプラッシュボムと塗りやの起点に使えるトルネードの組み合わせの無印と、ポイントセンサーで位置をあぶりだし、スーパーショットで仕留めるというキル特化のコラボ、ブキチセレクションからキューバンボムとボムラッシュで面制圧の能力を伸ばしたベリーがある。
以前は対人特化遠距離シューターの.96ガロンと比較した場合、射程こそ96より長いものの3確なのでキルタイムで勝てず、継戦時間の低さ故に塗り性能も負けるという状況で、長所が死んでいた。
しかし、バージョン2.7.0で弾速がアップし更に射程が伸びたことで、.96ガロンやダイナモローラーなど射程に劣るブキを蹂躙する中遠距離ブキを相手の有効射程外から撃破することが可能となり、長射程シューター同士の撃ちあいに滅法強くなったためガチマッチでの使用率が大幅に増加した。
が、インク効率の悪さ故に継戦時間と塗り性能が最悪なこと、射撃移動速度が遅く近距離に飛び込まれると弱い一方チャージャーの的にもされやすいなど弱点も多く、注意が必要。
スプラトゥーン2
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
プライムシューター | ポイントセンサー | アメフラシ | 10 |
プライムシューターコラボ | キューバンボム | バブルランチャー | 20 |
プライムシューターベッチュー | スプラッシュボム | ナイスダマ | 23 |
ギアパワー「メイン性能アップ」の効果:あたえるダメージが大きくなる
射程がごっそり削られ他の中射程ブキと同等になったほか、弾速も同等にされてしまい個性が死んでしまった。
が、すぐにアップデートで速い弾速という個性を取り戻したほか精度も向上している。
メイン性能アップを多く付けると、いわゆる「擬似2確」ブキになりキル力が大幅に向上するのが強みの1つ。特に無印・ベッチューで威力を発揮してくれる。
無印は即効性やキル力はないが積極的に優位性を作れる構成なので、有利状況を作り出し、隙あらば持ち前の高いキル性能のメインで仕留めよう。
コラボは旧ベリーに近い、場の制圧に長けた構成。即効性はないものの無印とは違う方向性で広い面を牽制できる。
ベッチューは即効性のあるサブと挟み撃ちも狙えるナイスダマという、前線でガンガンキルを取れるプレイヤー御用達のブキ。
スプラトゥーン3
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
プライムシューター | ラインマーカー | カニタンク | 9 |
プライムシューターコラボ | キューバンボム | ナイスダマ | 20 |
タンクのロゴ・ホルダーの色が変わり、細かなパーツは未来にありそうなスタイルに変更された。
メインの性能は『2』とほぼ変わりないが、アップデートで塗りが若干強化されている。
『2』での強みだった疑似確定は没収されているが、アクション強化ギアの空中精度向上との相性が良い。
無印はラインマーカーの超射程で自分より射程の長い相手に嫌がらせしたりカニタンクで制圧を狙ったりとテクニカルな構成。
コラボは前作ベッチューに近い構成だが、ボムが前作コラボのキューバンボムになっているためキルより制圧に少し寄せた形になっている。
バージョン7.3.0のアップデートで最大ダメージがこれまでの42から45となる強化を受けた。2の疑似確定ラインには至らない程度にメイン性能アップの効果が若干加わった形で、射程内ならほぼ3確になり、削れ方次第では2発で倒せる場面も多くなった。
基本的な立ち回り
短射程ブキの対応外から確定3発を押し付けられるのが最大の強みだが、相手の有効射程内だと燃費やヒト速の遅さが脚を引っ張るので射程管理が大事なブキ。
射程感覚を掴み、無類の強さを誇る得意レンジに持ち込む為に頭を使う必要がある。サブやスペシャルを使い時には相手を動かすという発想も大事になってくる。
おすすめギアパワー
- インク効率アップ(メイン)
メインの燃費を抑えるギア。
プライムシューターはこのギアの効果が乗りやすいブキのうちの一つであり、サブギアに少し付けるだけでも劇的に燃費が改善する。
- インク効率アップ(サブ)
こちらはサブウェポンの燃費を抑える。
強力なサブを持つセットならこちらも候補。サブを投げる余裕が意外とないので立ち回りがしやすくなる。
- ラストスパート
上記2種のインク効率アップ効果に加えてインク回復力アップまで付属しているが、試合終盤の30秒またはガチマッチのカウントが50以下でないと効果が発動しない。
ギア効果が発動すると燃費がとてつもなく良くなりゴリ押しすらも可能にしてくれる。終盤が大事なナワバリバトルや50カウントを割ってからも試合が続くことの多いガチエリアなどで特に有用。
- 相手インク影響軽減
足元の塗りが弱く敵インクに脚を取られやすいこのブキの弱点を軽減してくれる。
お守りとして定番のサブギア1個分はもはや必須レベル。できればサブギア2〜3個ほど付けておくと効果的。
- 攻撃力アップ(初代)/メイン性能アップ(2)
所謂「疑似確定」のためのギア。
プライムの場合は規定数これを積むことで疑似2確にすることができ、キルタイムがスパッタリーなどと同速というトンデモ性能になる。
ただ、特に『2』ではアップデートで要求ギア数がかなり増えたためスロットを圧迫しがちな点には注意。
サーモンランでの立ち回り
長距離シューターとしては比較的扱いやすいものの、とにかくインクを多く消費するので意外と継戦能力は高くない。『3』では燃費がバトルのものより改善されているが、それでも燃費は悪め。
バトルの場では強力なキル性能を発揮するが、サーモンランでは1発45という中途半端なダメージがシャケ相手に余剰ダメージが出がち。出来ればザコシャケを倒すときは余剰ダメージの出にくいドスコイやコジャケを狙おう。
燃費を犠牲にして射程と攻撃力を手に入れた武器なのでそれを上手くイカし、オオモノを積極的にシバこう。
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