ロングブラスター
ろんぐぶらすたー
ゲーム「Splatoon」に登場するブラスタータイプのブキ。
直撃すれば確殺、爆風でも2発というホットブラスターの攻撃力をそのままに、ロングバレル化を行い長射程も両立した改造モデル。
しかしその一方で、連射性と発射前後の硬直、インク効率は凄まじく悪化しており、ホットブラスターが元々持っていたクセが更に強くなったような上級者向けのブキ。
『Splatoon3』ではカウルの形状が変更され、太いチューブがつけられるなど、大型バイクのような外観に変更された。
Splatoon
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
ロングブラスター | スプラッシュシールド | トルネード | 14 |
ロングブラスターカスタム | スプラッシュボム | ダイオウイカ | 17 |
ロングブラスターネクロ | クイックボム | メガホンレーザー | 20 |
シールドで隙を補い、トルネードで塗りを補える無印と、
スプラッシュボムにダイオウイカという戦闘向け万能型のカスタムがある。
ブキチセレクションではダークなペイントになったロングブラスターネクロが追加、メインの爆発とクイックボムのコンボによる高いキル能力とメガホンレーザーの押し込みが可能になった攻撃的な構成。
Splatoon2
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
ロングブラスター | キューバンボム | アメフラシ | 14 |
ロングブラスターカスタム | カーリングボム | バブルランチャー | 18 |
ロングブラスターネクロ | クイックボム | マルチミサイル | 23 |
ギアパワー「メイン性能アップ」の効果:ジャンプ撃ちの弾がブレにくくなる
Splatoon3
無印は牽制のキューバンボムと索敵やインク回復に使えるホップソナーの組み合わせ。
2023年11月30日のアップデートにて空中爆発やカベや床に着弾させた際の塗り跡が15%大きくなる強化を貰ったことによって、爆風と共に相手の足元を奪ってそのまま仕留められるようになり、上位層で流行している。特に、今作幅を利かせているリッター4Kなどの長射程のブキには滅法強い。
カスタムは「2024夏 Sizzle Season」にてようやく追加された。
牽制から接近阻止と万能に使えるスプラッシュボムと接近された際のカウンターやルールに強引に干渉しにいけるテイオウイカの組み合わせ。
ブキ発表時から「壊れ」と評価されており、実装後は無印と共に上位層でよく使われていた。シーズン開始前日に行われた大量のステージ改修も、このブキにはあまり影響がなかった。
ただし、テイオウイカ中はメインが使用不可になるため、インク回復用スペシャルとして使えない点には注意。
……しかし、やはり流行りすぎたため、2024年8月30日のアップデートで爆発でダメージを与える範囲の半径が6%、空中爆発やカベや床に着弾させた時の塗り跡が9%縮小され、Xマッチで数を減らすことになった。爆風こそ小さくなったが、塗りは3の初期より大きいまま。
最も、直撃を当てられるウデマエがあればナーフなど関係のない話ではあるのだが。
この系統のブキの最も大きなメリットはブラスターの攻撃力・攻撃範囲を持ちながら
スプラシューターなどの平均的な射程のシューターを上回るリーチを持つということで、
エイムと偏差撃ちのテク、先読みしての待ち伏せなど、いくつかのハードルを越えることができれば
相手の射程外から一方的に攻撃を叩き込んで倒すことも可能。
一方で、とにかく取り回しとインク効率が悪化しているために、
自分以上のリーチを持つブキにマークされ続けたり、複数の敵に群がられる、
塗りで徹底的に封殺されるというような状況になると1人では打開が非常に難しいという
弱点を抱えており、そうならない為に高い立ち回り力が要求される。
サーモンランでの立ち回り
ブラスターのため、1発でザコシャケをまとめて攻撃できる点やタワーの鍋をまとめて複数落とせる点といったメリットはあるものの、取り回しとインク効率が著しく悪く、塗替えしもままならないという点が非常に厄介なブキ。
ロングブラスターに限った話ではないが、「イカを1発で倒せる」のがウリのブキはサーモンランにおいてはDPSが劣悪になってしまうことが多く(チャージや次弾発射までに時間がかかるため)、オオモノに対するDPSの低さと費やすインクの多さ、それに伴い必要なボムが出せないという点が辛い。
そのため、常にインク残量に気を配りながら行動し、ブラスターの強みが活かせる面攻撃によるザコ退治やタワー撃破をやりつつも、自分がシャケに群がられないように立ち回っていくという非常に慎重かつ効率的な立ち回りが求められる。一番良いのは味方がロングブラスターの弱点を把握してきっちりカバーしてくれることだが、残念ながら野良ではそうもいかないので負担が大きくなりがち。
こうした面から、ホクサイなどと並んでサーモンランでの使い勝手がワーストクラスのブキという扱いを発売から2年以上受け続けていたが、Ver.5.0.0にてインク効率が8.0%アップと、多少燃費は改善した。しかしながら、前述のDPSの低さという点には根本的に手が入っていないためホクサイのように一気に使い勝手が向上したという感はそこまで無かった。
そんな弱武器筆頭だったロングブラスターだがサーモンランNEXTWAVEにて直撃ダメージが250、爆風ダメージが150になり、バクダンを爆風2発で、HP500のオオモノ(ヘビ、テッパン、ナベブタ)を2発で倒せるようになり、ドスコイを直撃+爆風で倒せるようになった。これによりドスコイには一度直撃を与えたら別のドスコイに直撃を当てる事で処理速度が早くなる。しかしそれでも相変わらず取り回しは難しい部類なので過信は禁物である。
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