ワタシ個人の持ち物が混ざってしまいました。
見つけても絶対に持ち出さず、口外しないでください。
概要が あらわれたようだね
ゲーム『スプラトゥーン』シリーズの「サーモンラン」・「サーモンラン NEXT WAVE」モードで使用できることがあるブキ群の総称。ゲーム内では「レアブキ」と表記され、いずれも「クマサン印の○○」という名称を持つ。
「クマサン印のブキ」→「クマサンブキ」→「クマブキ」と略され、(違法)改造ブキとも呼ばれる。
その正体というのは既存のナワバリバトル向けブキを違法に改造した代物であり、骨組みだけであったりシリンダーや配管が突き刺さっていたりと明らかに非正規品とわかる禍々しい見た目をしている。なんと正規品のインクタンクに繋げたら爆発するという噂まであるらしい。
そしてその見た目に違わず桁外れの火力や制圧力・塗り性能を誇る反面、そのほぼ全てがインクの燃費が極めて悪いピーキーな性能となっている。
(おそらく、前述のリンク先にて天野氏が「意外とイカを倒せないんじゃないかなあ。」と発言したのは、その燃費の悪さによる継戦能力の乏しさ故のモノと思われる)
なおバイト終了時のクマサンのコメントから、これらのブキはクマサンが自ら改造したものであるらしい。
クマサンブキを使うには
サーモンランではクマサン商会から支給されたブキで戦うのだが、ときどき支給ブキ欄が1枠だけ、もしくはすべて緑色の「?」になっていることがある。
この時は支給されるブキがウェーブ開始直前まで分からない、いわゆる「ランダムシフト」なのだが、ここで運がいいとクマサンブキを使うことができる。有志の検証によれば確率はおよそ20%とのこと。恐らく一般ブキ:クマブキの比が"レア"なのだろう。
また、ごくまれに支給ブキのすべての枠が金色の「?」で埋まっていることがあり、この時は通常ブキが出現せず、バイター全員がクマサンブキを扱うことができるシフトとなっている(通称「クマフェス」)。
なお、クマサン商会の声明によれば、ランダムシフトはトラブルのため発生するものらしく、クマサンブキの存在は部外秘とのこと。
「ワタシが新たに開発したブキを試験投入する予定です」
ただし、2024年6月から始まった夏シーズンにて、異例中の異例であるビッグビッグラン発生に伴い、クマサン印のローラーだけは、事前に試験導入する旨がイカ研を通じて公表されている(仕様については全く触れられておらず、写真は一見するとスピナーに見えるものだったのもあり、ローラーであることは伏せられていたが……)。
ブキの一覧だ! まいったね…
クマサンによる魔改造の結果、どいつもこいつも元のブキの原型はほとんど留めていない性能をしていると言って過言ではない。
前述の通り、圧倒的な威力や制圧力、対オオモノ性能を誇るが、それと引き換えに燃費は非常に悪いブキも多い両極端なものとなっている。
大雑把に説明するなら『ダイナモローラーやハイドラントの性能を他のブキ種で擬似的に再現してみた物』と言えるだろう。
存在が確認されているのは下記の7種。
上部4種は『2』から、下部の3種は『3』からそれぞれ解禁されている。
ブキ名 | 元のブキ | 主な特徴 |
---|---|---|
クマサン印のブラスター | ホットブラスター | 52の射程とノヴァの爆風を合わせたクラッシュブラスター。爆風の壁を作り出す。燃費も比較的良く汎用性に富むバランスの良いトリガーハッピーブキ |
クマサン印のシェルター | パラシェルター | DPS400、良燃費と絶対的最強塗り範囲を持つスパイガジェット。代わりに傘は消えた(シェルターとは…?) |
クマサン印のチャージャー | 14式竹筒銃・甲 | 全チャージャーの完全上位互換。チャージ要らずの7連射貫通砲、最大DPS1200。射程はあの最強ブキ |
クマサン印のスロッシャー | スクリュースロッシャー | 甚大な隙の後装甲含め地形以外の全てを貫く回転弾を最大で4発放つ。全て貫通するためテッパンだろうがコウモリだろうがすべて粉砕してしまう。特に対カタパッドに関しては撃墜王と言われるまでの適性を持つ(ただし燃費が恐ろしく悪いため使いどころには注意) |
クマサン印のストリンガー | トライストリンガー | 9連装化したストリンガー。集弾性能と引き換えに範囲と射程を兼ね備え、フルヒット火力は空前絶後の1350。ヨコヅナをあっという間にウロコにしてしまう |
クマサン印のワイパー | ジムワイパー | 縦斬りで装甲を無視し全てを一刀両断する接近専用(衝撃波が出ない)のリアル大剣。ほぼ全てのシャケを一撃必殺で屠る最強火力を誇る(なお射程は全ブキ中一番と言ってもいいほどの短さ) |
クマサン印のマニューバー | スプラマニューバー | 普段は下位互換スパッタリーであり射程もそこそこだが、9連続で爆発しながらスライド可能という個性を持つ。地上の制圧力に長ける |
クマサン印のローラー | ダイナモローラー | ワイドローラーのインク効率とイカ速・パブロを超える移動速度、そしてダイナモローラーと同じ轢き火力を誇るローラー |
なお、シューター・フデ・スピナーは『3』の23年冬シーズン現在登場していない。
シューターなどどのように改造するのだろうか……?
また、クマサンブキには含まれないが、サーモンランでの性能調整が非常に極端なため、プレイヤー間では事実上のクマサンブキとされるブキも存在する。
ダイナモに至っては、そのままクマブキのベースにされてしまった。
余談
ヒーローシューターを筆頭とするヒーローブキとは、何かと対照的な部分が多く比べられがち。
記事冒頭の通り、クマサンはランダムシフト時「混ざってしまいました」とクマサンブキが使えることが事故あるいは異常事態であるかのような声明を出すのだが、バイト終了後には「ワタシ特製のブキの使い心地はどうだったかい?」と尋ねてくるため、ランダムシフトでは意図してクマサンブキを混入させている疑惑がある。
また実はクマフェスは通常ブキの供給が間に合わないために改造ブキを貸すというアクシデント(という設定)にも拘わらず、前述の台詞を言ってくる。これはただ心配してくれているだけのようにも聞こえるが、クマサンの真意とは一体……