概要
ゲーム『スプラトゥーン』シリーズに登場するブラスタータイプのバイト専用ブキ。
ベースはホットブラスターなのだが、バッキバキに改造されており、狂った連射速度と爆発範囲を持つ魔改造ブキ。先端には金色の液体が入ったシリンダーが4本刺さっている。
高いダメージと爆発による範囲攻撃を得た代わりに連射力が低いというブラスターの特徴を真っ向から否定している。要するに爆発する弾を撃つ短距離シューター。
通称、「クマブラ」。スマブラではない。
性能
ホットブラスターを元にしたとはもはや名ばかりで、クラッシュブラスターをベースに、連射を.52ガロン並&爆風範囲をノヴァブラスター並に強化したとでも言うべき、連射力、総合火力、範囲に吹っ切れたブキ。
基本ダメージは50とクマブキの中ではやや控えめだが、それを補って余りある性能。「爆風の壁を作るブキ」と称されるほどの切れ目のない爆風によって、射程内&範囲内のザコシャケを尽く消し飛ばしてしまう。
しかもなんと地面に着弾しても威力減衰が起きずに爆発するという恐るべきチューンが施されている。流石に爆風減衰はあるものの、シャケにとっては有って無いようなもの。
DPSは333.33と通常シューター並みだが、対集団攻撃でDPSが数倍に跳ね上がる。
射程はクラブラ並なので注意。またクマサンブキの宿命としてインク効率はかなり悪い。……が、他のクマサンブキがあまりにもインク効率が悪いので、相対的にコイツはマシに見えるレベル(なんだかんだ言って42発は撃てる上にインクロックがほぼ無い)。
立ち回り
圧倒的な連射力でザコシャケを瞬く間に殲滅できる。だがインク燃費と飛距離はあまり良くないので、過信は禁物。テッパンやタワー、ボム生成時のバクダンを速攻で処理できるので、味方のサポートをしつつ、ザコシャケ処理をするのがいいだろう。
集団に対する殲滅力が非常に高いので積極的に叩き潰していこう。基本的にドスコイを狙えば爆風でシャケやコジャケを溶かせる。
ハシラにも下からジャンプ撃ちすれば殲滅可能、ダイバーも容易く塗り替えが可能。テッキュウ相手にも早めに撃破を狙えるが、いかんせん射程が狭いのでテッキュウに気を取られてシャケ達に包囲されないように注意。
オカシラ戦ではザコシャケを狩りつつ本体に連射を浴びせてダメージを稼ごう。特にヨコヅナは図体がデカいので当てやすい。逆にタツはむやみに狙わず、オオモノ処理に回るのを優先、低空飛行時を迎撃しよう。ジョーを相手取る場合、弱点部位を確認したらイクラキャノン発射とともにガシガシ削れる。
恐らくこの武器のインクが残っているだけでヒカリバエは余裕。他の武器はキンシャケを削ってあげよう。グリル相手には爆風で上手くコジャケも処理できると良い。ハコビヤ戦ではシャケコプターもハコビヤ本体も狩ることができるので忙しくなる。ドロシャケ出現時はザコを溶かして壁を作り味方のボム投擲の安全確保をすること、金のドロシャケでもその殲滅力でドスコイの進行を阻止できるがローラーがいるなら任せよう。霧発生時は、インクに気を付けつつ爆風の弾幕を張って前進すると、ザコシャケを撃破しながらキンシャケを巻き込める。
またブラスター種であるために壁塗りが得意。また連射力も高いので普通の塗りも強い。
オールランダムでは、クマサン印の中では性能が平均的で使いやすく、インクで余裕が出やすいのでボム要員として立ち回っても良いだろう。
注意点
前述の通りインク効率が荒く、エフェクトとバキバキ響く音の爽快感も加わってプレイヤーがトリガーハッピー状態に陥り、インクが切れて窮地に陥る可能性もある。インク残量は常に注意。
オマケにこのエフェクト、自分や味方の視界をよく塞いでしまうのである。享楽的なイカがテンションに任せて乱射し、状況確認が上手く出来ずに息切れした挙句浮き輪にされることもままある。
イカす若者たちには辛いだろうが、他のブキ以上にメンタルコントロールを問われる点で他のクマサン印には現れづらいピーキーさがあると言えるのかもしれない。
余談
実はほかのクマサンブキに比べ、なんやかんやでブキ種の特徴を一番崩していないブキである。
まあ比較対象が完全に名称詐欺なヤツら、特性を伸ばしすぎて意味不明な性能が付いたヤツら、シューティングですらないヤツなどとイカれているヤツらばかりなのも原因だが。