概要
ゲーム『スプラトゥーン』シリーズのPvE型式モードであるサーモンラン(および続編のサーモンラン NEXT WAVE)で発生する異常事態の一種である。
凶暴化したシャケが大量発生し、猛スピードでカチコんでくる。
正式にはメイン画像の光る非実在の昆虫のことで、外観は蛍を連想させる。
ランダムに行われる霧やグリルなどと同じく、必ずバイトの中で出てくるわけではない。
ヒカリバエ発生時、シャケたちの目は充血したように真っ赤になり、凶暴化して猛スピードで突っ込んでくる。このときのスピードは難易度ごとに異なるが、危険度MAXならイカ移動と同じレベルの高速。
バイトマニュアルによると、ヒカリバエ自身とどのぐらい関係しているかは不明だが、シャケの集団凶暴化には惑星の軌道による重力変化に関係していると推測がされている。
インクによる間接攻撃という、有効な防衛手段が存在しなかった中世以前の時代では、暴走したシャケの大群によって多数の都市が滅亡したといわれている。
戦い方
プレイヤーにヒカリバエがまとわり付く状態になる(イカ、『狙われているプレイヤー』の表現)と、凶暴化したシャケたちがまとわりついたプレイヤーに目掛けて突進してくる。ぼーっとしているとすぐウキワ状態に。
また、ここでは金イクラが取れるのはキンシャケのみである。なので、ヒカリバエがまとわりついていないプレイヤー達が積極的に倒してイカなければいけない。
シャケの量は尋常ではないので、2人以上で倒していくとよい。一人だとすぐ倒されてしまう。また、満潮時はステージ内にシャケ達がパンパンになるので、機動力の高いブキや安全性の高いシューター、時にはスペシャルを切るぐらいの心構えでは倒せないと思われる。
特に事故が起きやすく、「シャケの大群は集合して迎撃しないと捌けない」「けど集まったら一気に全滅する危険がある」というリスクを背負っている。
一人死んだ直後、1秒で全滅する可能性すらある。常時スペシャルの用意をし、壊滅を防ぎたい。
更には恐ろしい機動力でだいたいのスペシャル使用直後にシャケに八つ裂きにされるので周囲の安全が確保ができないときに使うことは無謀である。
キンシャケを倒すと金イクラは飛び散るが、狙われているプレイヤーから離れた場所の金イクラは取らなくていい。狙われているプレイヤーは不規則に決まるため、4人が離れると袋叩きにされる。
また、危ないときのみ「セミ」行為(イラストのように壁にインクを塗り、そこに貼り付くように潜って待機すること)をするとよい。大丈夫なとき、または狙われているプレイヤーが機動力の高いブキ(特にパブロなど)の場合なるべく逃げ回ろう。ただし、この時25%の戦力の低下になるということを忘れないでほしい。
数で押しきるというかなり単調な展開の為か、ローラーを構えて微速前進したりシェルターで傘を展開するとどんどん突っ込んでイクラになっていくシュールな光景が出来上がる。
特にダイナモローラーがいると『イクラの加工場』が出来上がる。
狙われているプレイヤーのブキを見極めてサポートをお互いにすることが必要である。
また、スペシャルを上手く使えば大量のシャケを一気に倒せるため、慣れればむしろボーナスイベントと化す。事故にだけ注意しよう。
…インク弾による距離を取った攻撃とは?
大まかな集合地点
シェケナダム
コンテナ真横の高台。
高台が狭いため、一度決壊すると一瞬で崩壊する可能性がある。
高台の側面の壁を塗り潰しておきたい。
難破船ドン・ブラコ
向かって右側の金網付近。
下がりすぎると左側からシャケが来るため、気持ち右目の位置取りを。
キンシャケのみ左側から突撃してくることがあるため注意。
セミが難しいので、決壊もしやすい。
海上集落シャケト場
コンテナ後方の高台。
ピンチになったら屋外の壁に貼り付けるため、全滅の危険性は低め。
トキシラズいぶし工房
干潮側の高台。外側の壁を塗っておけば緊急避難できる。
もう一つの高台でも良いが、こちらはやや危険。
朽ちた箱舟ポラリス
干潮側と反対のライドレールの始点付近だが、野良に合わせたい。
緊急時はライドレールで脱出できるが、狙われていた場合は終着点で出待ちされるので注意。
アラマキ砦
基本的に高台の金網下か、コンテナ右側のスロープを推奨。
前者は安全だが金イクラが地形の中に入り込むので納品が難しく、後者は壊滅の可能性が高い。
たつじん帯以降、高台の上に集合するのは禁忌とされる。詳しくは検索。
ムニ・エール海洋発電所
基本的に干潮方向を見て左後ろの高台が推奨。
意思疎通がとれるなら他の壁でセミしても良い。緊急避難もしやすい。
すじこジャンクション跡
コンテナの真後ろ。セミする場所が実質的にないため、決壊からの立て直しが難しい。
満潮ともなるとかなりの高難易度。
別名・表記ゆれ
ヒカリバエ発生イベントの正式名は「ラッシュ」なので、こちらの名で呼ばれることがあるが、それよりかは「ヒカリバエ」と言った方が誤解を招きにくいのでお勧め。
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