概要
『スプラトゥーン』シリーズのPvE型式モード「サーモンラン」に登場するステージの一種。浅瀬に座礁した難破船が舞台となるステージ。打ち上げられた大きな船体と、左右の海辺との高低差が特徴。『スプラトゥーン2』『スプラトゥーン3』に登場する。
立ち回り
イクラコンテナが船体の上にある都合、コンテナは海岸からかなり高所にある。しかも船体の外壁はインクを塗れないため、海岸とコンテナの道程がかなり離れており、移動が大変になっている。移動自体は船体横に設置されたプロペラリフトを使ってショートカットできるが、このプロペラリフトは複数人で使っていると事故(特に置き去り)が起きやすい。
また、海岸が離れているということからお察しの通り、海岸沿いから遠距離攻撃してくるカタパッド、タワー、テッキュウなどのオオモノシャケの処理がとてつもなく大変になる。特に通常WAVE時のコンテナから向かって右下の海岸、通称「右下」は、何度も降りていると時間が経つにつれオオモノが滞留しやすい。ここに湧いた敵はそれぞれ「右下ワー」「右下カタパ」「右下コウモリ」などと呼ばれる。また、向かって左奥の海岸にタワーが出現した場合、倒すのはかなり困難になる(通称デスタワー、桟橋タワー等)。
大抵の場合、ようやく辿り着いて倒し切ったあたりで右下からの砲撃を受けて地獄絵図となるため、対岸からタワーを倒せる武器がいない場合、スペシャルウェポンでの殲滅が選択肢に入る。一方でここにテッキュウが湧いた場合、移動に時間がかかるため1体のみなら無視も選択肢に入る。
しかし問題なのは海岸からの攻撃だけではなく、コウモリの弾が船体に引っかかって打ち返せなくなったり、ヘビが通路を埋めてまともに行動できないという事故が起こることである。
特に満潮ではハシラの処理を遅らせるとクリアの危機に陥り、幾重ものヘビやナベブタに守られた先にタワーやカタパッドが湧く地獄絵図になりやすい。早め早めのスペシャルで薙ぎ払ってしまいたい。
処理が遅れると陣地も高台もなく全滅し、処理をしすぎると納品不足に陥る、と難易度の高いステージである。
干潮は特に難しくない。ドスコイ大量発生時は船上の1機は最強ポジなので正確に狙うこと。
巨大タツマキ時はジャンプ投げで正面から船上(側面からならコンテナ)にイクラ投げで届く……が、慣れていないと失敗する(メイン画像最右のイカ)。慣れてないならエレベーター横からコンテナへ投げることを推奨する。
『イカすアートブック2』によれば、このステージの船はもともと貨物船で、十数年前に座礁した。現在も撤去作業は進んでおらず、シャケたちを狩る場と化している。周辺一帯が複雑な岩礁地帯となっているため、たとえ小型船でも近づくのは危険とされる。
考察
ステージ内に解体作業用のクレーンや昇降機が設置されているが、何故かクレーンは巨大なBBQコンロを吊り下げている。シャケがフライパンなどの調理器具を身にまとっている理由が「自身をおいしく食べられたい」と願ってのことなので、このクレーンはシャケに占領されていると考えられる。恐らく船が座礁した後、一度はイカたちも解体作業を試みたようだが、その後にシャケに占領されてシャケのナワバリとなったのだろう。
また、ステージ名の「ドン・ブラコ」は恐らく船名ではないと考察されている。「ドン・ブラコ」という船名では最初から漂流する前提のような縁起の悪すぎる名前なので、多分だが座礁後に付けられた名前と思われる。
関連タグ
『2』のサーモンランから登場のステージ
難破船ドン・ブラコ